#author("2018-08-11T17:49:25+09:00","","")
*【赤単ヴァルボーグ】 [#ia7d2afe]

[[種族]]を[[ヒューマノイド]]で統一し、[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]を投入したタイプの[[【赤単速攻】]]。 

|機神装甲ヴァルボーグ SR  火文明 (3)|
|進化クリーチャー:ヒューマノイド 5000+|
|進化−自分のヒューマノイド1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある他の火のクリーチャー1体につき、+1000される。|

動きは簡単で、2[[ターン]]目に[[軽量>軽い]][[ヒューマノイド]]を[[召喚]]し、可能な限り3[[ターン]]目に[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]に[[進化]]させて攻めるというもの。その他の周りを固める[[ブロッカー]][[除去]]などの[[カード]]は、基本的に[[【赤単速攻】]]の定番ものを使う。

[[進化クリーチャー]]を使用するため、通常の[[【赤単速攻】]]と比べて1発の[[除去]]に対して脆かったり、引いた[[カード]]が[[腐り>腐る]]やすいという[[デメリット]]がある。

**主なヒューマノイド [#m9cb0048]
|[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]|[[コンセプト]]|
|[[《小さな勇者ゲット》]]|[[パワーアタッカー]]持ち[[ウィニー]]|
|[[《一撃勇者ホノオ》]]|~|
|[[《不死身男爵ボーグ》]]|2[[マナ]][[バニラ]]|

|[[《爆裂B-boy》]]|[[進化]]を[[コスト軽減]]|
|[[《爆襲 アイラ・ホップ》]]|軽量[[S・バック]][[クリーチャー]]|
|[[《炎舌実況DJ・ショー》]]|[[ジャンケン]]に勝てば[[スピードアタッカー]]に|
|[[《究極兵士ファルゲン》]]|[[マナ]]の数に応じて[[パワー]]が変動|
|[[《爆冒険 キルホルマン》]]|[[山札の上]]が[[ヒューマノイド]]か[[ドラゴン]]なら[[スピードアタッカー]]に|
|[[《爆山伏 リンクウッド》]]|[[マナ武装]]3で[[ヒューマノイド]]を[[手札補充]]|
|[[《斬込隊長マサト》]]|[[マーシャル・タッチ]]で[[スピードアタッカー]]に|
|[[《鬼切丸》]]|3コスト[[スピードアタッカー]]|
|[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]][[除去]]|
|[[《爆炎シューター マッカラン》]]|[[マナ武装]]3で相手と[[強制バトル]]|
|[[《爆熱血 ロイヤル・アイラ》]]|[[マナ武装]]3で[[手札交換]]|
|[[《爆鏡 ヒビキ》]]|[[呪文]][[メタ]]兼[[ランデス]]|
|[[《龍覇 アイラ・フィズ》]]|軽量[[ドラグナー]]|
|[[《モエル 鬼スナイパー》]]|[[S・トリガー獣]]で4000[[火力]]|
|[[《爆壁 ヒビキ 18y》]]|[[エスケープ]]持ちの[[スピードアタッカー]]。[[S・バック]]とシナジー|
|[[《音速 ガトリング》]]|ヒューマノイド対象の[[侵略]]持ち[[W・ブレイカー]]|
**その他の候補 [#mc11460c]
**1コスト [#f2a2013b]
|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|必須。【速攻】の火付け役|
|[[《螺神兵ボロック》]]|[[光]]か[[水]]がいると[[自壊]]|
|[[《ブルース・ガー》]]|[[ターン]]の始めに[[アンタップ]]されない|
|[[《勇気の爪 コルナゴ》]]|1[[ターン]]目に出せない[[アウトレイジ]]|
**2コスト [#pb2137c8]
|[[《斬斬人形コダマンマ》]]|[[cip]]で[[シールド]]を[[手札]]に加えて[[手札補充]]。[[S・バック]]とシナジー|
|[[《ピーカプのドライバー》]]|[[タップ能力]]で[[ブロッカー]]除去|
|[[《ライラ・ラッタ》]]|[[攻撃]]されると[[シールド]]を[[手札]]に。[[《デュアルショック・ドラゴン》]]とシナジー|
|[[《一撃奪取 トップギア》]]|[[コスト軽減]]の[[アウトレイジ]]|
**3コスト [#qaaa8c86]
|[[《タイラーのライター》]]|5枚目以降の[[《鬼切丸》]]|
|[[《禍々しき取引 パルサー》]]|手札を全て捨てて2枚ドローする[[アウトレイジ]]。手札がない状態なら[[《エナジー・ライト》]]に|
|[[《穿神兵ジェットドリル》]]|[[マナブースト]]対策|
|[[《ブレードグレンオー・マックス》]]|3コスト[[マナ進化]]。条件付き[[火力]]|
**4コスト [#tf191488]
|[[《早撃人形マグナム》]]|[[コスト踏み倒し]][[メタ]]の[[スピードアタッカー]]|
|[[《その子供、凶暴につき》]]|相手の[[進化]]と[[スピードアタッカー]]を[[メタ]]りつつ低コスト獣に[[スピードアタッカー]]を与える|
|[[《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》]]|味方に[[スピードアタッカー]]を与える[[スピードアタッカー]]の[[アウトレイジ]]|

**その他 [#g85eb4d6]
|[[《デュアルショック・ドラゴン》]]|[[S・バック]]で登場する大型。シールド回収能力と相性が良い。ミラーマッチ対策|
|[[《火炎流星弾》]]|必須。主力ブロッカー破壊|
|[[《獅子幻獣砲》]]|[[クロスギア]]対策&[[ミラーマッチ]]対策|
|[[《ボルカニック・アロー》]]|ブロッカー破壊&ミラーマッチ対策|
|[[《フレイムランス・トラップ》]]|[[S・バック]]で5000[[火力]]|
|[[《爆流剣術 紅蓮の太刀》]]|[[S・トリガー]]。[[マナ武装]]で2体除去|
|[[《めった切り・スクラッパー》]]|同上。こちらは[[ガチンコ・ジャッジ]]を意識した場合|
|[[《ミラクル・バーストショット》]]|同上。さらに[[ガチンコ・ジャッジ]]を意識した場合|
|[[《超爆デュエル・ファイアー》]]|[[ヘブンズ・ゲート]]などへの[[メタ]]|

**基本戦術 [#fe844f02]
軽量[[ヒューマノイド]]から[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]に繋いで序盤から[[シールド]]を[[ブレイク]]していく。1[[ターン]]目から[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]や[[《ブルース・ガー》]]などを展開し、相手を追い詰める。

2[[ターン]]目になったら各2[[マナ]][[ヒューマノイド]]を出していく。[[《炎舌実況DJ・ショー》]]と[[《斬込隊長マサト》]]は条件を満たせば[[スピードアタッカー]]となる。

3[[ターン]]目になったら、[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]に[[進化]]して更なる[[ビートダウン]]を行う。[[パワー]]5000と大きな数字のため、下手な[[火力]]や[[パワー低下]]に引っ掛からないのが利点である。

**その他 [#u60827f8]
-[[赤単]]以外でも[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]を使った[[デッキ]]は十分に組める。[[赤緑]]にして[[DMD-01>DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」]]で登場した2[[マナ]][[スピードアタッカー]]の[[《無頼勇騎タイガ》]]から[[進化]]したり、[[《戦略のD・H アツト》]]を入れた[[ジャック・ヴァルディビート]]に組み込むこともできる。

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**このデッキの変遷 [#m8b01bca]
[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]が[[プロモーション・カード]]で登場した[[DM-02>DM-02 第2弾「進化獣降臨(マスター・オブ・エボリューション)」]][[環境]]で登場。その後[[DM-05>DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔(リターン・オブ・ザ・サバイバー)」]]で[[スピードアタッカー]]が登場するまでは唯一のまともな[[【速攻】]][[デッキ]]として君臨していた。

[[進化]]とはいえ、3[[マナ]]で[[パワー]]5000の[[W・ブレイカー]]という[[スペック]]は当時としては飛び抜けたものであり、[[《クリスタル・ランサー》]]を使った[[ビートダウン]]と並んで、なかなかの使用率を誇った。また、邪魔な[[ブロッカー]]は[[《火炎流星弾》]]や[[《ボルカニック・アロー》]]で[[除去]]することができた。

しかしながら、手札消費の速さと[[進化]]という点でいかんせん安定力に難があり、[[DM-05>DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔(リターン・オブ・ザ・サバイバー)」]]以降、純正の[[【赤単速攻】]]やその派生の[[【赤黒速攻】]]、[[【赤緑速攻】]]などがさらに強化されていったことで相対的に弱体化。[[進化]]というギミックのみにスピードを頼ったこの[[デッキ]]は[[メタゲーム]]からは完全に失墜した。

[[闘魂編]]以降、[[ファンデッキ]]色を強めている[[デッキタイプ]]である。しかし、その後細々と[[ヒューマノイド]]および[[【赤単速攻】]]の戦力が充実していき、純正の[[【赤単速攻】]]には若干劣るものの、なかなか強力な[[【速攻】]][[デッキ]]として組めるようになってきている。

[[革命編]]では最速2ターン目からバトルゾーンに出せる進化クリーチャー[[《音速 ガトリング》]]が登場。《ヴァルボーグ》は5枚目以降の《ガトリング》のような扱いになった。革命編初期は大会でも大活躍であり、むしろ[[【赤単レッドゾーン】]]の方が【速攻】性能で「赤単ガトリング」に対して一歩譲っていた。
革命編終期になると【速攻】デッキもある程度他のデッキに対するメタが張れるものが主流になり、動きが比較的単調な赤単ガトリングは環境から姿を消した。とはいえその【速攻】性能から地雷レベルとして考えれば強力である。
赤単ガトリングの主要パーツの多くはストレージを漁れば手に入るので、ある程度構築パーツを妥協すればすべてをストレージで賄うことも可能であり、1000円程度で作れる[[ガチデッキ]]としても価値がある。

**参考 [#k09914e3]
//デッキ集へのリンクは必須です
//後は関連するデッキなどへのリンクを各自で追加してください。
-[[デッキ集]]
-[[【赤単速攻】]]
-[[赤黒ヒューマノイド]]