#author("2019-01-21T20:11:20+09:00","","") *【轟破天九十九語】 [#ld21e8fe] [[マナブースト]]と[[手札補充]]による[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の早打ちに特化したデッキ。 この項では[[パワー]]12000を中心とした、いわゆる専用構築型について記述する。主に[[青緑]]ないし[[白緑]]で組まれる。 後に[[ツインパクト]]軸でも十分使えるようになったが、そちらは[[【白緑ツインパクト】]]を参照してもらいたい。 |キングダム・オウ禍武斗 MAS 自然文明 (9)| |クリーチャー:グランセクト 14000| |マッハファイター| |T・ブレイカー| |破天九語:このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを9つブレイクする。| |BGCOLOR(#ccd):| |轟破天九十九語 MAS 自然文明 (10)| |呪文| |各プレイヤーは、すべてのクリーチャーを自身のマナゾーンからバトルゾーンに出す。これらのクリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する。(マッハファイターなどの、そのターンの間働く能力は無視されない)| **主要カード [#z4872c6b] |[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]|[[《水上第九院 シャコガイル》]]を[[呪文]]面で2体以上一気に並べ、相手のクリーチャーは[[マッハファイター]]持ちで始末| |[[《ソイルピンプ・キャベッジ》]]|[[《キングダム・オウ禍武斗》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]による[[1ショットキル]]プランや[[《古代楽園モアイランド》]]の早出しによる呪文中心デッキの封殺に| |[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]|序盤はブーストと[[マナ回収]]に、終盤は相手の動きを[[ロック]]する| **マナブースト・手札補充 [#ud806549] |[[《霞み妖精ジャスミン》]]|定番[[マナブースト]]獣。[[自壊]]するのが《水上第九院 シャコガイル》とはアンチシナジー| |[[《タルタホル》]]|パワー12000のクリーチャーを[[見せる]]ことで1ブースト。運良く終盤まで生きていれば《ユニバース》の種になる| |[[《キング・シビレアシダケ》]]|手札から好きな数[[タップイン]]でブースト。山札利用メタに引っかからない| |[[《ジャンボ・ラパダイス》]]|[[山札の上]]4枚から、パワー12000以上のクリーチャーを[[手札]]へ| |[[《ボント・プラントボ》]]|最大で2ブーストの3マナ呪文| |[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]|呪文面でマナブーストを行い、クリーチャー面は[[マナゾーン]]から《轟破天》で出して《ユニバース》の種に| |[[《フェアリー・シャワー》]]|1ブースト1ドロー。《シャコガイル》のための山札削りにも有用| |[[《コレンココ・タンク》]]|《禍武斗/轟破天》はクリーチャー面を参照すれば[[手札]]に加えることが可能。素出しプランを取るなら手札補充も重要| |[[《剛撃古龍テラネスク》]]|[[汎用性]]の高い[[手札補充]]兼マナブースト| |[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]|大規模マナブーストによってマナゾーンに踏み倒し先を装填| |[[《自然星人》]]|~| **防御・妨害札 [#y7399bf5] |[[《デスマッチ・ビートル》]]|色が合う上に高[[パワー]]の[[コスト踏み倒し]][[メタ]]| |[[《獣軍隊 ヤドック》]]|序盤はコスト踏み倒しへの牽制。終盤はカウンター封じ| |[[《龍装車 トメイテオ》]]|大抵の[[システムクリーチャー]]を[[マッハファイター]]で処理| |[[《ナ・ハナキ・リー》]]|《トメイテオ》とは打点、マナブーストで差別化。《ドルツヴァイ》とは《タルタホル》で[[見せる]]コストになる点で差別化| |[[《ボントボルト》]]|《轟破天》で並べた後殴り返して[[自分]]を[[攻撃]]から守る[[能力]]を発動| |[[《タマタンゴ・パンツァー》]]|相手のチャンプアタックを誘う[[S・トリガー]]獣| |[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|水の定番[[S・トリガー獣]]| |[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|手打ちしても捲っても優秀な水の[[S・トリガー]]| |[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]|相手[[メインステップ]]開始前のオール[[タップ]]によって相手を妨害。《轟破天》を打ってもすぐに勝てない場合はこれで自軍をブロッカー化してお茶を濁そう| **フィニッシャー [#tbcfc5ba] |[[《水上第九院 シャコガイル》]]|[[ドロー]]による[[ライブラリアウト]]を敗北から勝利に置き換え| |[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]|[[進化元]]10体を消費して[[エクストラウィン]]| |[[《キングダム・オウ禍武斗》]]|4枚目以降の[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]| **このデッキの回し方 [#mea23028] 序盤はマナブーストや手札補充で体制を整え、10マナ貯まったら[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]を唱え、そのまま[[《水上第九院 シャコガイル》]]か[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]でフィニッシュに向かう。 高速のコスト踏み倒し系統に対しては[[《デスマッチ・ビートル》]]を立てて対処し、システムクリーチャーは[[《龍装車 トメイテオ》]]などのマッハファイターで対処。 フィニッシュが間に合わないと思った場合は[[《キングダム・オウ禍武斗》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]を[[《ソイルピンプ・キャベッジ》]]で早出しして1ショットキルプランを取ろう。 **長所 [#r1f28d15] 10コストを払えば[[マナゾーン]]にある[[クリーチャー]]を何でも出せるほどデッキパワーが高いので、環境に無いようなデッキに対してはマナさえ貯めればカードパワーで押し切れる。 中盤までクリーチャーがあまり残らない(残す必要がほとんどない)デッキなので、相手の[[除去]]を腐らせることができる。 **短所 [#a2d403f6] 良くも悪くも直線的にマナブーストして《轟破天九十九語》を唱えるだけのデッキ、いわゆる[[フルパワー]]であり序盤のメタカード対策に乏しいため、各種メタカードには脆弱。デッキの構成上そこそこのコストのクリーチャーで固まるため、[[【ゲイル・ヴェスパー】]]と異なり低コストクリーチャーを[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]で[[ブロッカー]]化する戦略も実現困難。 マナブーストメタである[[《DG 〜裁キノ刻〜》]]を立てられると[[《キング・シビレアシダケ》]]程度でしか[[マナブースト]]できなくなる。これに加えて[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が立つと[[マッハファイター]]を着地させるのにも難儀する。 呪文メタもキツイ。[[《タイム3 シド》]]や[[《奇石 タスリク》]]などは《奇石 ミクセル》とのセットで出てくるので厄介であり、これらをマッハファイターだけで捌くのは相当の手間がかかる。[[《古代楽園モアイランド》]]に至ってはまず退かせないので、諦めて《キングダム・オウ禍武斗》を素出しするしかない。 しかし何と言っても[[《天使と悪魔の墳墓》]]に決定的に弱いのが弱点。[[《水上第九院 シャコガイル》]]軸の場合はむしろ複数枚マナゾーンに埋まってくれないと円滑なフィニッシュには繋がりづらく、《天使と悪魔の墳墓》を打たれて詰みに陥る危険性と隣り合わせであるというのはこのデッキのジレンマと言えよう。 **参考 [#ad254395] -[[デッキ集(一覧)]] -[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]] -[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]