#author("2018-08-17T00:52:53+09:00","","")
*デ・スザーク [#m9b7ab5f]
#author("2020-01-13T02:15:57+09:00","","")
*【デ・スザーク】 [#m9b7ab5f]

[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の能力によるコントロールを主軸としたデッキ。いわゆる[[黒単コントロール]]の一種であり、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]、[[《魔凰 デ・スザーク》]]、[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]らの[[無月の門]]を利用する条件となる[[魔導具]]でデッキが固められるのが特徴。
[[《卍 デ・スザーク 卍》]]、[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]の[[無月の門]]を利用する、[[コントロール]]を主軸としたデッキ。
[[無月の門]]の発動条件である[[魔導具]]でデッキが固められるのが特徴。
[[黒単]]か[[青黒]]で組まれることが多いが、他の文明がタッチされることもある。

|卍 デ・スザーク 卍 MDS 闇文明 (8)|
|クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 9000|
|無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。|

**主要カード [#n0329795]
|[[《卍 デ・スザーク 卍》]]|核|
|[[《魔凰 デ・スザーク》]]|一掃役。相手のすべてのクリーチャーを-3000する|
|[[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]|詰ませ役。毎ターンのエンド時にバトルゾーンに出せ、相手のマナを縛る|
|[[《一番隊 バギン16号》]]|初動コスト軽減|
|[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]|[[ターンエンド]]時に1枚墓地肥やしと条件付き1ドロー|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|《デッドゾーン》の侵略元や[[《ヴォルグ・サンダー》]]を用意できる|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[ウィニー]]と相性の良い[[リアニメイト]]を持った除去[[S・トリガー]]|
|[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|強力な大型[[ハンデス]]|
|[[《無明夜叉羅ムカデ》]]|[[無月の門]]で出せるcipでパワー-9000の除去。さらに無月の門で出していれば自軍に攻撃時の[[ハンデス]]を付与|
|[[《卍 デ・ルパンサー 卍/葬爪》]]|無月の門で出せるツインパクトカード。ややデ・スザークと相性が悪いが、下にカード無くても能力を使うことができる|
**主要カード[#n0329795]
|[[《卍 デ・スザーク 卍》]]|[[フィニッシャー]]。登場時クリーチャーを破壊。さらに相手のクリーチャーを[[タップイン]]|
|[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]|[[フィニッシャー]]。相手が使えるマナを制限。呪文側は[[S・トリガー]]|

**候補となる魔導具 [#ce22f3eb]
|[[《堕魔 ザンバリー》]]|わずか1コストで[[墓地]]と[[バトルゾーン]]の魔導具を1体ずつ増やせるカード。手札消費が激しいのが欠点|
|[[《堕魔 ドゥグラス》]]|[[S・トリガー]]、[[逆スレイヤー]]を持つ[[ブロッカー]]。残ればバトルゾーンの、倒されれば墓地のアドバンテージとなる|
|[[《堕魔 ドゥポイズ》]]|[[アンタッチャブル]]貫通の軽量除去。下のカードが足りなくなった《卍 デ・スザーク 卍》を自ら破壊して再利用|
|[[《堕魔 ドゥシーザ》]]|一番隊がスッポリ入る2000[[パワー低下]]|
|[[《堕魔 ドゥスン》]]|相手のターン最初の呪文のコストを+1|
|[[《堕魔 ドゥンブレ》]]|シールドのカードを1枚手札に加える。表向きのカードのみも可|
|[[《堕魔 ドゥリケン》]]|自分のターンに破壊されていれば、ターンエンド時に[[リアニメイト]]。無月の門のサポートに|
|[[《堕魔 グリギャン》]]|cipで3枚墓地肥やしを行う3コスト攻撃不能ブロッカー|
|[[《堕魔 グリペイジ》]]|3コストのクリーチャーが残る1ランダム[[ハンデス]]|
|[[《堕魔 グリナイブ》]]|[[ウルトラ・セイバー]]:マフィ・ギャング。除去から《デ・スザーク》などを守る。|
|[[《堕魔 ヴォガイガ》]]|[[魔導具]]を[[コスト軽減]]、cipで4枚墓地肥やしからの[[闇]][[カード]]1枚[[墓地回収]]|
|[[《堕魔 ヴォーミラ》]]|cipで3枚墓地肥やし、ターン1制限で魔導具を[[墓地召喚]]|
|[[《堕魔 ヴォシンバ》]]|ドゥポイズと違い強制ではないため融通が利く。同じように《卍 デ・スザーク 卍》を自ら破壊して再利用に|
|[[《堕魔 ヴァイシング》]]|cipでコスト4以下の魔導具を[[リアニメイト]]|
|[[《堕魔 ドゥグラス》]]|[[S・トリガー]]の[[ブロッカー]]。相手のターン中に[[無月の門]]を発動できる|
|[[《堕魔 ドゥポイズ》]]|[[除去]]。[[無月の門]]を使いまわせる|
|[[《堕魔 ドゥシーザ》]]|小型クリーチャーの[[除去]]|
|[[《堕魔 ドゥスン》]]|[[呪文]]を[[唱える]][[コスト]]を1多くする|
|[[《堕魔 ドゥンブレ》]]|[[シールド回収]]|
|[[《堕魔 ドゥリンリ》]]|ターンエンド時に[[墓地肥やし]]|
|[[《堕魔 グリギャン》]]|[[墓地肥やし]]+[[ブロッカー]]|
|[[《堕魔 グリール》]]|[[墓地肥やし]]のできる[[NEOクリーチャー]]|
|[[《堕魔 グリペイジ》]]|質のいい[[ハンデス]]クリーチャー|
|[[《堕魔 グリナイブ》]]|[[ウルトラ・セイバー]]:[[マフィ・ギャング]]。《卍月 ガ・リュザーク 卍》のお供に|
|[[《堕魔 ヴォガイガ》]]|[[墓地肥やし]]+[[墓地回収]]。[[魔導具]]クリーチャーの[[コスト軽減]]|
|[[《堕魔 ヴォーミラ》]]|[[墓地肥やし]]。[[魔導具]]クリーチャーを[[墓地召喚]]できる|
|[[《堕魔 ヴァイシング》]]|[[魔導具]]クリーチャーの[[リアニメイト]]|
|[[《堕魔 ジグス★ガルビ》]]|[[無月の門]]を使った時に[[リアニメイト]]|
|[[《堕呪 バレッドゥ》]]|[[手札交換]]|
|[[《堕呪 ウキドゥ》]]|[[シールド交換]]|
|[[《堕呪 カージグリ》]]|[[S・トリガー]]。[[バウンス]]|
|[[《卍堕呪 ゾグジグス》]]|[[ドロー]]、[[バウンス]]、[[呪文]]の[[ロック]]。[[無月の門]]と相性がいい|

**その他候補パーツ [#hd237329]
|[[《制御の翼 オリオティス》]]|反応した際の[[除去]]が上質な[[コスト踏み倒し]][[メタ]]。用済みになったらチャンプブロックに回せる上に、光マナになるのも利点|
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[【青黒】]]構築では必須のコスト踏み倒しメタ|
|[[《デモンズ・ライト》]]|ドローと除去をこれ1枚で|
|[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]|呪文のコスト踏み倒しおよび墓地回収|
|[[《英知と追撃の宝剣》]]※|ランデスと除去をこれ1枚でこなすパワーカード|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]|汎用性、運用性共に抜群の[[超次元]][[呪文]]|
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|水の呪文踏み倒しの要。置きドローにも|
|[[《S級不死 デッドゾーン》]]|殴り返しや除去が強力|
|[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]|[[光]]をタッチする必要があるが、勝ち筋としては安全|
|[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]|展開補助に利用できる[[ドラグナー]]|
|[[《龍覇 ニンジャリバン》]]|《ヘルボロフ》とセットの[[ドラグナー]]|
|[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]|コストが3以下の魔導具を3体まで[[リアニメイト]]と自軍[[スレイヤー]]化|
|[[《撃髄医 スパイナー》]]|パワー-3000を複数打てる[[スーパー・S・トリガー]]。さらにスーパーボーナスで墓地のコスト4以下のクリーチャーを好きな数[[リアニメイト]]|
|[[《あたりポンの助》]]|ループの始動役のクリーチャーに対する出張メタカード|
|[[《戒王の封》]]|コスト8までの闇のクリーチャーをリアニメイト。さらにスーパーボーナスでクリーチャーを2体まで破壊。《デ・スザーク》を蘇生させれば3体破壊|
**その他の無月の門 [#sdahd231]
|[[《魔凰 デ・スザーク》]]|[[cip]]で[[パワー]]3000以下[[除去]]|
|[[《無明夜叉羅ムカデ》]]|自分のクリーチャーに[[ハンデス]]を付与|
|[[《卍 デ・ルパンサー 卍/葬爪》]]|相手のクリーチャーの[[除去]]。呪文面は[[墓地肥やし]]|
|[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]|各プレイヤーのシールドを2つブレイク。シールドがなければ[[ブロッカー]]に|

**その他の候補パーツ [#hd237329]
|[[《卍夜の降凰祭》]]|場と墓地の魔導具をデッキボトム送りにすることで[[ドルスザク]]を踏み倒し|
|[[《一番隊 バギン16号》]]|[[マフィ・ギャング]]の[[コスト軽減]]|
|[[《ジョルジュ・バタイユ》]]|コスト0で大量墓地肥やしが可能|
|[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|強力な[[ハンデス]]|
|[[《追憶人形ラビリピト》]]|~|
|[[《龍覇 ニンジャリバン》]]|汎用性の高い[[ドラグナー]]|
|[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]|cipでコスト3以下のクリーチャーをリアニメイト。[[無月の門]]の補助に|
|[[《メガロ・デストロイト》]]|毎ターンコスト4以下のクリーチャーをリアニメイト。[[無月の門]]の補助に|
|[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]|[[ドラグナー]]。[[【黒単ヘルボロフ】]]とのハイブリッド型に|
|[[《凶鬼07号 ジャバランガ》]]|[[【ジャバランガループ】]]とのハイブリッド型に|
|[[《撃髄医 スパイナー》]]|強力な[[スーパー・S・トリガー]]。相手のターン中に[[無月の門]]を発動できる|
|[[《卍月の流星群》]]|[[無月の門]]や[[魔導具]]を使いまわす|
|[[《革命の裁門》]]|[[革命0トリガー]]。クリーチャーは多く積まれやすいので高確率でヒットする|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[墓地回収]]。[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出す|
|[[《戒王の封》]]|強力な[[スーパー・S・トリガー]]。相手のターン中に[[無月の門]]を発動できる|
|[[《死皇帝ベルフェギウス》]]|《卍 デ・スザーク 卍》と組んでロックを仕掛ける|
|[[《あたりポンの助》]]|強力なメタカード|
|[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]|サブフィニッシャー。[[無月の門]]と相性がいい|

**超次元ゾーン [#sda44b81]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]|ライブラリアウト戦術の要|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]|1ショットキルに|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|[[ウィニー]][[リアニメイト]]に|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|ビートダウン対策になる除去|
|[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]※|[[ドラグナー]]軸の場合は必須|
|[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]|龍魂サイクルそれぞれ単体でアドバンテージを取るのが主流の動き|
***サイキック・クリーチャーの候補[#m557225c]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|[[ライブラリアウト]]戦術の要|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]|[[1ショットキル]]に|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|小型クリーチャーの[[リアニメイト]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[除去]]|

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***ドラグハートの候補 [#k3a1ddea]
|[[《龍魂教会 ホワイティ》]]|[[フリーズ]]|
|[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]|[[スピードアタッカー]]化|
|[[《悪夢卍 ミガワリ》]]|[[破壊]][[耐性]]、[[墓地肥やし]]など|
|[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]※|[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]を使う時のフィニッシャー|

**このデッキの回し方 [#m2bfd773]
基本的には[[《堕魔 グリギャン》]]、[[《堕魔 ヴォガイガ》]]、[[《堕魔 ヴォーミラ》]]などの墓地肥やしを使い、無月の門の発動条件を揃えていく。

2ターン目に[[《堕魔 ドゥシーザ》]]を立て、3ターン目に[[《堕魔 グリギャン》]]で[[無月の門]]をトリガーさせ、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を着地させるのが一例。基本的にフィニッシュには[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]で墓地と手札を整え、[[《堕魔 ヴォガイガ》]]の墓地召喚で盤面を整える必要がある。邪魔なクリーチャー、特に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]で殴り返せないクリーチャーは[[《堕魔 ドゥポイズ》]]で破壊する。
速攻、ビートダウン系統との対面では、2ターン目に[[《堕魔 ドゥシーザ》]]や[[《堕魔 ドゥグラス》]]を出し、3ターン目に[[《堕魔 グリギャン》]]で魔導具を2枚以上墓地に落として、[[無月の門]]を発動させ、タップイン効果を持つ[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を出す。

相手によっては[[《ヴォルグ・サンダー》]]で[[山札破壊]]を行い、純正構築ではこれのみとなる[[超次元]][[呪文]]の[[《超次元リバイヴ・ホール》]]は[[《堕魔 ヴォガイガ》]]で回収しよう。
また超次元を入れない構築の場合デ・スザークのタップイン効果でブロッカーを無力化しながら、無月の門で出した[[《無明夜叉羅ムカデ》]]の効果を発動させ相手を攻める。
コントロール系統、コンボ系統に対しては、[[《堕魔 グリペイジ》]]、[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]、[[《追憶人形ラビリピト》]]などのハンデスで攻めていく。

[[【速攻】]]系統との対面では[[《堕魔 ザンバリー》]]で[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の早出しをサポートすることも重要。その場合、早めに無月の門を発動したら、後は[[除去]]と[[タップイン]]を活かしつつビートダウンを使用。そこへ《無明夜叉羅ムカデ》を絡めても面白いだろう。
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**弱点 [#qc1b1869]
[[【ドルマゲドンX】]]など[[破壊]]による[[除去]]を連打するデッキには出落ちを防ぐために[[ごり押し]]して[[ダイレクトアタック]]に届かせるのが吉。

[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]などの墓地対策には弱い。水の入ったデッキの場合はそれを警戒し、[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]や[[《堕魔 グリペイジ》]]で叩き落とそう。
[[ミラーマッチ]]を始めとした軽量除去満載のクリーチャーコントロール系統との対面では序盤にクリーチャーを連打せず[[《堕魔 グリペイジ》]]→[[《堕魔 ヴォガイガ》]]と動く。焦って序盤から2コスト域を連打すると[[除去]]を受けて息切れしてしまう。

また、アニメの結果とは対照的に[[《煌龍 サッヴァーク》]]などの[[シールド]]への除去にも弱い。デ・スザークまたは、下のカードをシールドに張り付けられると厄介。前者は無月の門で出せなくなり、後者は「カードの下に〜」効果を使えなくなる。対策として、[[《堕魔 ドゥンブレ》]]で表向きのシールドカードを回収したり、《ドゥポイズ》や《ヴォシンバ》でバトルゾーンからいったん除去をすること。
[[【赤黒ドギラゴン剣】]]に対しては[[ブロッカー]]持ちからスタートして相手の除去を誘い、5マナに到達したら[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]で手札を刈り取ろう。

[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が出るか出ないかの3ターン目から4ターン目に殴り切る【速攻】には強いとも弱いとも言える。先攻なら[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が間に合うが、後攻なら元々[[S・トリガー]]が4枚程度の構築がテンプレなのでそのまま殴り切られることが殆ど。
何よりデッキの半分以上をカードパワーの低い魔導具で固めるためデッキパワーが低くなり、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と魔導具だけではフィニッシュが貧弱になりがちであった。最初期は[[【黒単ドラグナー】]]との折衷にしたり[[《S級不死 デッドゾーン》]]を出張フィニッシャーにすることで攻撃性を増強したりするのが一般的だった。[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]や[[DMSD-06>DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」]]が出ると魔導具や無月の門を持ったクリーチャーが増えたため、魔導具と無月の門をもったクリーチャーだけのデッキ(俗に言う純正)でも十分に戦えるようになってきている。
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**その他 [#m631183e]
非純正としては[[DMRP-06>DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」]]期に[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]をタッチした型、コントロールした後にループを行う[[ジャバランガループ]]との折衷型(いわゆる卍ジャバランガ)が成立。この場合、いずれも[[黒単]]か他の色を数枚ほどタッチした型が主流。
[[【サッヴァーク】]]に対しては4ターン目から5ターン目までに[[《追憶人形ラビリピト》]]で[[ハンデス]]を行う。相手が[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を立てていても着地の妨害を恐れずに[[ハンデス]]しよう。後手に回ったら[[ブロッカー]]で耐えて反撃のチャンスを窺う。

相手によっては[[《ヴォルグ・サンダー》]]で[[山札破壊]]を行い[[ライブラリアウト]]を狙う、[[超次元]][[呪文]]は[[《超次元リバイヴ・ホール》]]が一般的。呪文は[[《堕魔 ヴォガイガ》]]で墓地から回収できる。相手が[[【ロージアミラダンテ】]]を握っており呪文が入らないと油断して[[《ミラクルストップ》]]をマナゾーンに置いた場合、[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]で[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]で返そう。

また、超次元を入れない構築の場合、《卍 デ・スザーク 卍》のタップイン効果でブロッカーを無力化しながら、無月の門で出した[[《無明夜叉羅ムカデ》]]の効果を発動させ、ハンデスしながら相手を攻めるプランもある。

***弱点 [#p2af9cdf]

基本的に墓地に[[魔導具]]がいないと[[無月の門]]を発動することができないため、[[《ポクチンちん》]]などの墓地のカードを山札送りにする対策には弱い。

破壊以外の除去にも基本的に弱い。[[《煌龍 サッヴァーク》]]、[[《魂と記憶の盾》]]などの[[シールド送り]]にする除去や[[《オリオティス・ジャッジ》]]などの山札の下送りにする除去に対しては、下にある[[魔導具]]も墓地以外の場所へ除去されてしまうため、墓地のリソースが削られてしまう。
特に[[カード指定除去]]に弱く、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]などの無月の門が持つ「このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば」という効果が使えなくなる。[[カード指定除去]]の対策としては[[《堕魔 ドゥポイズ》]]や[[《卍月の流星群》]]などで破壊して、再びバトルゾーンに出すことなどがある。

[[コマンド]]があまり多く入らない為、[[封印]]にも非常に弱い。特に[[無月の門]]を使った後に封印された場合、カードが5〜7枚ほどバトルゾーンから手札にも墓地にも動かせなくなるので、下手をすれば、[[ライブラリアウト]]による自滅もあり得る。

[[【速攻】]]には基本的には強いが、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を出す前に攻められるとそのまま押し切られることも。

[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]を採用しない型であれば、[[S・トリガー]]にも弱く、相手を完全に制圧しないと打点も意外と並びにくい。6打点を並べることにこだわると相手の除去によって[[1ショットキル]]までに辿り着きづらいため、途中で[[ブレイク]]を入れないとフィニッシュまで持って行きづらい。

**環境での活躍 [#m2bfd773]
***新章デュエルマスターズ期[#m557225c]
[[DMRP-04魔>DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」]]で[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と多くの[[魔導具]]が登場。[[【速攻】]]に強く出られることから、すぐに強力なデッキタイプとして環境で活躍したが、[[フィニッシャー]]が少ないことから、[[【黒単ドラグナー】]]とのハイブリッドにしたり、[[《超次元リバイヴ・ホール》]]を採用したりするのが一般的だった。

***双極篇 [#k3a1ddea]
[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]で[[《堕魔 ヴォーミラ》]]や[[《無明夜叉羅ムカデ》]]などが登場。[[【ジャバランガループ】]]とのハイブリッド型も考案され、環境デッキとして確立した。また[[《追憶人形ラビリピト》]]の獲得により、[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]の採用率が減少した。

[[DMRP-06>DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」]]では[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]が登場。[[《追憶人形ラビリピト》]]との相性の良さが注目され、[[《追憶人形ラビリピト》]]型が確立された。この頃から[[魔導具]]と[[無月の門]]を持つカードだけでも十分に戦えるようになり、基本的に[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート]]は採用されなくなった。また、優秀な小型の[[魔導具]]が増えたことで[[《一番隊 バギン16号》]]の採用率が減少し、[[無月の門]]との相性の良さから[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]や、カウンターとして[[《革命の裁門》]]が注目された。他にも[[《堕魔 グリール》]]と[[《堕魔 ジグス★ガルビ》]]を使った[[ビートダウン]]寄りの構築も登場した。

[[DMRP-07>DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」]]で[[水]]の[[魔導具]]が登場したことで[[水]][[文明]]をタッチした型も使われるようになった。また[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]の獲得で[[ビートダウン]]寄りの構築が再び注目された。

2019年3月1日に[[《ヴォルグ・サンダー》]]が[[殿堂入り]]。[[ライブラリアウト]]プランは若干不自由になった。

***超天篇 [#pc95912e]
[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]、[[【青単スコーラー】>【スコーラー】#blueonly]]、[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]、[[【ジョラゴンループ】>【ジョット・ガン・ジョラゴン】#t36efd81]]など苦手なデッキが多く、[[魔導具]]推しが既に終わったこともあって影の薄いデッキとなっていた。

2019年7月1日に[[《ヴォルグ・サンダー》]]が[[プレミアム殿堂]]。[[ライブラリアウト]]プランはほぼ不可能になった。しかし、この[[殿堂レギュレーション]]改定によって苦手であったデッキが大幅弱体化ないし消滅に陥ったため相対的に地位が向上し、寧ろ他との比較で言えば強化を受けている。[[【黒単ド・ラガンザーク】]]など「[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]ですら[[殴り返せ>殴り返し]]ない[[パワー]]に達する[[クリーチャー]]を扱う[[デッキ]]」も[[環境]]に進出したため、一長一短であったが、まだ環境で戦っていけるデッキパワーはあった。

ところが[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期に[[【青黒緑デッドダムド】]]が成立すると、そちらによく入る[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]で墓地対策されやすいことから環境から半ば姿を消した。実際『[[超CSIII in 山形>超CS]]』においては決勝ラウンド進出者128人中2人が使用、使用率9位タイと低迷。

[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]期に[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]が成立すると展開ついでに[[《ポクタマたま》]]で[[墓地]][[リセット]]され、仮に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]などが着地しても[[《オコ・ラッタ》]]で[[バウンス]]され、といったように手も足も出ないようになった。

**参考 [#a288307c]
-[[デッキ集]]
-[[黒単コントロール]]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/除去コントロール]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[【黒単コントロール】]]
--[[【新世壊ガ・リュミーズ】]]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[魔導具]]
-[[無月の門]]
-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]

-[[DMSD-06 「ドルスザク・無月炸裂・スタートデッキ」]]
-[[DMBD-08 「超誕!!ツインヒーローデッキ80 自然大暴走 VS 卍獄の虚無月」]]