#author("2018-07-25T09:22:27+09:00","","")
*《S級不死 デッドゾーン》 [#gd44fee7]

|S級不死(ゾンビ) デッドゾーン SR 闇文明 (6)|
|進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000|
|進化−自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。|
|S級侵略[不死]−闇のコマンド(自分の闇のコマンドが攻撃する時、自分の手札または墓地にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000する。|

[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]で登場した[[闇]]の[[進化]][[ソニック・コマンド]]/[[S級侵略者]]。
[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が「不死(ゾンビ)」の[[S級侵略]]の力により復活した姿。
[[種族]]は元となったレッドゾーンと同じく[[ソニック・コマンド]]だが、[[闇]][[文明]]になったことにより[[侵略]]条件が[[闇]]の[[コマンド]]に変わっている。

[[闇]]になったため既存の[[ソニック・コマンド]]を用いた[[侵略]]はできなくなったが、「不死(ゾンビ)」の力によって[[墓地]]からも[[侵略]]できるようになっており、[[闇]]の[[墓地肥やし]]との相性が良い。
通常の[[侵略]]と同じく[[手札]]からも[[侵略]]できるため、無理に[[墓地肥やし]]をせずとも[[侵略]]できるという選択肢の広さが[[S級侵略]]の魅力。
この[[クリーチャー]]が[[破壊]]されても[[侵略]]源となる[[墓地]]に送られるだけなので、再[[侵略]]も容易。何度[[破壊]]されてもゾンビの如く蘇り、しぶとく戦い続けることができる。

[[cip]][[能力]]は相手の[[クリーチャー]]1体の[[パワー]]を−9000するというもの。
[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と比べれば[[アンタッチャブル]]や9000より大きい[[パワー]]を持つ[[クリーチャー]]に対しては本家ほど有効打ではないものの、あちらと違い好きな[[クリーチャー]]を選べる。
また、[[エスケープ]]持ちや[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]、[[《超奇天烈 マスターG》]]等を[[破壊]]できるのがあちらにはない利点である。
[[パワー]]21000以内ならば[[殴り返し]]で倒せるため、半端な[[ファッティ]]ならば簡単に薙ぎ倒せる。

さらにこの[[クリーチャー]]が複数枚[[墓地]]にあれば、重複して[[侵略]]することで[[パワー低下]]を複数回放てる。2枚重ねで出せば[[パワー低下]]だけで1万8000、[[バトル]]させたら[[パワー]]3万をも打ち倒せるほどの範囲の広さである。また、[[《超次元ミカド・ホール》]]と組み合わせることで2万のパワー低下ができ、[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]の破壊置換効果を無効化して破壊することが出来る。[[リンク解除]]後もパワー低下は引き継がれるため、場に残った残りの2体もまとめて破壊される。過去のパワー低下手段に比べ格段に手軽なため、[[セイント・シャン・メリー]]を使うプレイヤーは対策を考えておいた方が良いだろう。

この[[クリーチャー]]が[[墓地]]にストックされているだけで[[闇]]の[[コマンド]]がいつでも[[除去]][[効果]]を持つ[[T・ブレイカー]]に変貌するため、対処する場合は[[進化元]]となる[[闇]]の[[コマンド]]を常に抑えておく必要があるだろう。

シンプルな[[効果]]と[[スペック]]の高さ、そして[[墓地]]からの[[コスト踏み倒し]]故に、[[墓地肥やし]]を利用する[[闇]]の[[コマンド]][[デッキ]]ならばほとんどの[[デッキ]]に入りうるポテンシャルを持つ強力な[[クリーチャー]]。
[[S級侵略者]]の名に相応しい強さを持ち、[[汎用性]]の高さならば[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を超えたと言っても過言ではない。

-[[スピードアタッカー]]を持つ[[《勝利のガイアール・カイザー》]]との相性の良さは言うまでもないだろう。[[《超次元ミカド・ホール》]]を使えば最大3体の[[クリーチャー]]を[[破壊]]できる。
--というより登場当初は[[《勝利のガイアール・カイザー》]]以外に手頃な侵略元がおらず、強力なものの[[メタ]]られやすい[[超次元]][[呪文]]に依存せざるを得ないという欠点を抱えていた。しかし[[革命ファイナル]]に入ると[[スピードアタッカー]]持ちの[[《轟音 ザ・ブラックV》]]、[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]、[[《終断δ ドルハカバ》]]が続々と登場したことにより侵略元不足は解消された。

-[[《復讐 ブラックサイコ》]]の相性も良い。重複[[侵略]]で出せば[[侵略]]した分だけ[[ハンデス]]を放てる。
--[[《復讐 ブラックサイコ》]]と《S級不死 デッドゾーン》が[[墓地]]にある状況で、[[《超次元リバイヴ・ホール》]]で[[《復讐 ブラックサイコ》]]を[[墓地回収]]して[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を[[バトルゾーン]]に出し、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]→[[《復讐 ブラックサイコ》]]→《S級不死 デッドゾーン》([[墓地]][[侵略]])の順番で[[侵略]]すれば、5[[コスト]]の[[カード]]たった1枚が[[スピードアタッカー]]、登場[[ターン]]限定[[アンタップキラー]]、2枚[[ハンデス]]と[[パワー]]マイナス9000を持つ[[T・ブレイカー]]という鬼のような性能に変貌する。
--他の「不死(ゾンビ)」型[[S級侵略者]]も同様の流れで出せるため、強力な[[コンボ]]も考えられる。&br;その後上記の組み合わせの強力さ、及び手軽さが災いしてか《復讐 ブラックサイコ》は[[殿堂入り]]してしまった。


-デッドゾーンの未来の姿である[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]とも相性は良好、相手が踏み倒してくれば[[侵略ZERO]]でノーコストで場に出しつつ、[[D2フィールド]]との連携で相手をカウンター気味に制圧しつつ優秀な侵略元として働いてくれる。

-[[破壊]]しても[[墓地]]から[[侵略]]され、[[バウンス]]しても[[手札]]から[[侵略]]され、[[進化クリーチャー]]なので[[シールド送り]]のほとんどを受け付けない。有効な[[除去]]手段が[[マナ送り]]か[[山札送り]]ぐらいなので対処が難しい。

-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と同じく、普通に[[召喚]]しても[[除去]][[効果]]付きの[[T・ブレイカー]]と強力であり、状況によっては普通に[[進化]]させることも考えられる。この場合の使い勝手は[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]に近いだろうか。

-[[《復讐 プレネッガー》]]を使えば3[[ターン]]目に出せる。2[[ターン]]目に[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《オタカラ・アッタカラ》]]を使って《S級不死 デッドゾーン》を[[墓地]]に置いてみるのもいいだろう。
--同様の事が[[《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》]]でも可能になった。手札をすべて捨ててしまうが、[[S級侵略]]「不死」で墓地から[[侵略]]できるためさほど問題はないだろう。

-[[ビートダウン]]デッキがこの[[カード]]の入っている[[デッキ]]を相手にする場合は殴らずに返しのターンに除去されるともったいないので、敢えて[[殴り返し]]を恐れずに[[ごり押し]]する[[プレイング]]も一考の余地がある。

-[[cip]]は[[強制]]である。[[《シン・ガイギンガ》]]等には注意。

-[[背景ストーリー]]では[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が[[《不死 デッド》]]の手によって[[S級侵略者]]となり復活した姿。後に[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に力を分け与えられ、その忠実な僕である[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]へと変貌を遂げた。
--ちなみに開発主任の川崎氏によると[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]、また[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]は[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]本人ではなくそのデータを元に作られた別型のクローンのようなものらしい。例えば、《レッドゾーンZ》はクローンをスピード特化型にして再侵略に用いられたもの。この[[クリーチャー]]がオリジナルの《レッドゾーン》である。[[《音速 ダビッドソン》]]の[[フレーバーテキスト]]の「第二、第三のレッドゾーンが…」というのは決して比喩ではなく、クローンである《レッドゾーンZ》《レッドゾーンNeo》のことを示していたという。

-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]](バイク)が復活したので、通称《廃車》と呼ばれることがある。

-「デュエマTV」ではダイキが使用。前のターンに[[《S級宇宙 アダムスキー》]]で[[山札]]から[[墓地]]に送られたが、それを活かして[[《超復讐 ギャロウィン》]]からの[[S級侵略]]で墓地からバトルゾーンに出る。このカードを3枚出したことで、[[パワー低下]]効果を3回発動し、ワンコップのブロッカー3体を全て破壊し、シールドをT・ブレイクする活躍を見せた。

**関連カード [#aeaa3681]
-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]
-[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]
-[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]

-[[《不死 デッド》]]
-[[《S級不死 デッドダラー》]]
-[[《S級不死 デッドゲリラ》]]

**収録セット [#r8e0e19b]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]

**参考 [#bfdbcfdb]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[S級侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[S級侵略]]
-[[闇]]
-[[コマンド]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[パワー低下]]
-[[超次元デッドゾーン]]