#author("2018-08-17T18:46:05+09:00","","")
*《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》 [#wc66acf9]

|>|FORBIDDEN STAR(フォービドゥンスター)〜世界最後の日〜 FFLC 闇/火文明 (マナコストなし)|
|>|最終禁断フィールド|
|>|この最終禁断フィールドは、ゲーム開始時、四隅に封印を1つずつ付けてリンクしたフィールドとしてバトルゾーンに置く。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)|
|>|バトルゾーンにある自分の封印は、各ターンに1つだけ、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使ってバトルゾーンに出すことによってのみ、外すことができる。(外した封印は墓地に置く)|
|>|自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない。|
|>|この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。|
|(左上)α:このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。|(右上)δ:このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。|
|(左下)β:このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。|(右下)γ:禁断爆発:このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。|
|>|BGCOLOR(white):禁断爆発後⇒[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]|
|>|''《※殿堂入り》''|

|>|FORBIDDEN STAR〜THE LAST DAY OF THE WORLD〜 FFLC Darkness/Fire|
|>|Final KNDN Field|
|>|This Final Forbidden Field starts the game in the battle zone with 1 seal attached to each of its 4 corner cards.|
|>|You can remove only 1 seal from battle zone each turn and only by putting a darkness and/or fire command that costs 5 or more into the battle zone by summoning it or using its "Invasion Zero" ability.|
|>|You can attack only with commands initials and creatures that have "FORBIDDEN" in their names.|
|>|This Final Forbidden Field can't leave the battle zone.|
|(upper-left)α: ΩWhen this corner is unsealed, one of your opponent's creatures that has power 1111 or less.|(upper-right)δ: ΩWhen this corner is unsealed, one of your creatures gets "Slayer" until the end of the turn.|
|(lower-left)β: When this corner is unsealed, one of your creatures gets "Power Attacker +2222" until the end of the turn.|(lower-right)γ: ΩKNDN Big Bang: When this corner is unsealed, if this Final KNDN Field has no seals on it, flip it into a single linked creature.|

[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した[[最終禁断フィールド]]。

[[《禁断〜封印されしX〜》]]のように最初からバトルゾーンに存在する''5枚組のカード群''である。ただし[[《禁断〜封印されしX〜》]]らとは異なり、 COLOR(red):40枚のメインデッキにも、8枚の超次元ゾーンにも含まれず、完全に独立している。
4枚のカードは「田」の字状に台座([[タップ]]位相の[[4体神]]が最も形状としては近い)となり、その中央に[[テキスト]][[カード]]が鎮座する格好でリンクし、1つの大きなフィールドとして存在する。

また4つの封印が付けられるが、この封印の位置は''指定されている''。これは外された[[封印]]の位置によって''異なる[[トリガー能力]]が[[誘発>トリガー]]する''ためである。[[禁断の鼓動]]のように自由な位置に[[封印]]を付けることができない。

またこの最終禁断フィールドがある限り、自分のみに[[封印]]を外すのに大きな制約がのしかかってしまう。攻撃できる[[クリーチャー]]も制限されてしまうため、専用構築にならざるをえない。[[《禁断〜封印されしX〜》]]とは全く異なる用途の「最初からバトルゾーンに存在するカード」だと捉えるのが無難である。

----
**ルール [#nf71788c]

実際の《FORBIDDEN STAR》は、以下のように5枚のカードから成り立つ[[フィールド]]である。それぞれのカードの位置がわかりやすいように色分けしてあるが、実際にこのような色をしているわけではない。

|BGCOLOR(#FF9999):このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。|BGCOLOR(#FF9999):|BGCOLOR(#99FFFF):|BGCOLOR(#99FFFF):このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。|
|BGCOLOR(#FF9999):|>|FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜 FFLC 闇/火文明 (マナコストなし)|BGCOLOR(#99FFFF):|
|~|>|最終禁断フィールド|~|
|~|>|この最終禁断フィールドは、ゲーム開始時、四隅に封印を1つずつ付けてリンクしたフィールドとしてバトルゾーンに置く。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)|~|
|BGCOLOR(#FFFF99):|>|バトルゾーンにある自分の封印は、各ターンに1つだけ、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使ってバトルゾーンに出すことによってのみ、外すことができる。(外した封印は墓地に置く)|BGCOLOR(#CCFF99):|
|~|>|自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない。|~|
|~|>|この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。|~|
|BGCOLOR(#FFFF99):このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。|BGCOLOR(#FFFF99):|BGCOLOR(#CCFF99):|BGCOLOR(#CCFF99):禁断爆発:このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。|
今までの[[禁断]][[カード]]にもあった[[封印]]を置く枠はパーツとなる4枚のカードの隅にそれぞれ1つずつあり、その上に[[能力]]が書かれている。つまり、物理的に[[封印]]を外す事で公開された[[能力]]が[[トリガー]]するような形になっている。

-中央以外のカードには[[カードタイプ]]の表記がない。テキストには[[リンク]]と書かれているが、[[覚醒リンク]]等とは違い''個々の構成カード1枚1枚が「[[最終禁断フィールド]]の一部」とみなされる''ため、[[カード指定除去]]によってバトルゾーンから離そうとしても、中央の「[[バトルゾーン]]を離れない」効果によって無効となる。

-最初の情報公開時、3番目の[[能力]]は以下のようなテキストになっていた。
|自分は、闇または火のコマンドあるいは闇または火のイニシャルズでしか攻撃できない。|
-このテキストだと、一足先に登場した[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]が[[無種族]]ゆえに[[攻撃できない]]デメリットを[[付与]]されてしまい、[[アタックトリガー]]を使用できないという実質的に最悪の相性であった。[[最終]]ではない、別の[[禁断フィールド]]が登場する予定だとも考えられていた。ところがアニメ「VSRF」33話で登場した際には急遽テキストが変更され、[[コマンド]]、[[イニシャルズ]]、あるいは''名前に[[禁断]]とある[[クリーチャー]]''であれば[[文明]]を問わず[[攻撃]]できるようになった。[[禁断]]勢力であるはずの[[無種族]][[クリーチャー]]達が[[攻撃]]できないのはさすがに問題だったのだろう。
--また、[[文明]]の制限もなくなったため、[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]を起点とした[[ドラグハート]]戦略と組み合わせやすくなった。ただし、[[封印]]外しの制限はそのままなので注意。[[禁断爆発]]でもさせない限り、[[闇]][[火]]以外の[[クリーチャー]]が封印されたら、そのクリーチャーと同色かつ[[闇]]か[[火]]を含むコスト5以上の多色[[コマンド]]を[[召喚]]しなければ解き放つことができない。

-「[[攻撃できない]]」の[[効果]]の例に漏れず、[[ダイヤモンド状態]]になった[[クリーチャー]]はこの[[攻撃]]制限を無視して[[攻撃]]できるようになる。

----
**このカードの使い方 [#oe82dbe5]

[[攻撃]]と[[封印]]解除の制約に沿い、[[火]]か[[闇]]の[[コスト]]5以上の[[コマンド]]と組み合わせることが基本となる。
制約の除外対象になっている[[侵略ZERO]][[クリーチャー]]、[[召喚]]扱いとなる[[S・トリガー獣]]は相手の[[ターン]]にも登場でき、運が良ければ早めに出すことができるため、[[封印]]外し・[[攻撃]]・防御の3つの役割を持つカードとして重宝できる。(→[[【ドルマゲドンX】]])

-必ずしも[[闇]]と[[火]]の両方を組み合わせる必要はない。[[闇]]なら[[侵略ZERO]]、[[火]]なら[[S・トリガー]]がそれぞれ相手[[ターン]]に出せる[[コマンド]]として充実しているため、そこそこ構築の幅はある。

-[[ゲーム]]開始時から[[バトルゾーン]]にあり、かつ自分の[[カード]]の動きに大きな制約を課す事から、相手から見て[[デッキ]]の戦略がバレやすい。相手が自ら[[コスト踏み倒し]]しなくても[[侵略ZERO]]を使う方法などを考えておきたい。
また、[[文明]]や展開速度の制限から[[《巡霊者キャバルト》]]や[[《牢黒の伝道師ミリエス》]]などの[[文明]][[メタ]][[カード]]にも弱くなってしまうので注意。

-一応、[[コマンド]]や[[イニシャルズ]]が中心ならば[[闇]]も[[火]]も入っていないデッキに入れても攻撃する分には問題はないが、それらの[[文明]]には[[禁断フィールド]]や[[フィールド]]指定の[[能力]]が存在せず、キーカードが埋まる可能性のある[[封印]]を外すこともできないため、通常なら[[ブラフ]]とするのも危険である。
--だが[[《五連の精霊オファニス》]]にとっては優秀な[[コンボ]]要員となる。[[火]]と[[闇]]の色をゲーム開始時からノー[[コスト]]で用意でき、実質[[《勝利のプリンプリン》]]を出すだけで2つの[[能力]]を満たす事ができるのである。[[《勝利のプリンプリン》]]を出せる[[超次元]][[呪文]]は非常に多いため、[[攻撃]]することさえ考えなければ構築の幅は非常に広い。

-[[禁断爆発]]したくない場合は、自分で真っ先に右下の封印を外せばそれで良い。そうするとゲーム中二度と[[禁断爆発]]できなくなってしまうので、その判断には慎重であるべきだろう。基本的には[[禁断爆発]]することのメリットのほうが大きい。
--自分の[[封印]]を外すために厳しい制約がかかるといったデメリットはこの弱点をカバーするメリットにもなりうる。相手が[[カード指定除去]]で勝手にこちらの封印を外すことはできないため、相手によって真っ先に右下の封印を外されて[[禁断爆発]]出来なくなるといった心配はない。

-[[攻撃できない]]デメリットを逆手に取り、[[《ドラゴンの執事ニャンパッタ》]]のデメリットを緩和することができる。

----
**その他 [#w1bd65ac]

-[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]のテキストに登場し、念願の登場となった[[禁断フィールド]]。

-収録は通常の[[エキスパンション]]だが、この[[カード]]が当たる場合のみ''パックの5枚がすべて構成カード''で出てくるという非常に特殊な収録形態となっている。このおかげで[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]等のように1枚ずつ集める手間がなくすぐに使いやすい。このような措置を取ったのは、中央以外の[[カード]]がカード単体としての性能を裏表とも一切持たないため、単体で当たっても[[プレイ]]できない点を改善するためと考えられる。[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]版[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]での反省もあったのだろう。
--クリエイターズ・レター Vol.15では「右脚だけ出ないんだよなー」みたいな悩みとは無縁、と書かれていたが脚を構成するカードは1枚で両脚が揃っている。おそらく遊戯王OCGの《封印されし者の右足》の事だと思われる。
--ちなみにこのカードが出てくるパックには[[デュ円]]等のおまけカードは付属されない。
--パックからは揃って出るが、[[シングルカード]]ではバラ売りする業者も実在するため注意が必要。特にネット通販の場合は商品の特性をよくよく確認すべき。

-特殊な[[カード]]ゆえ、[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と同様、発売日に[[殿堂入り]]の措置が取られている。
ちなみに殿堂レギュレーション適用は[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]正式発売と同時の2016年12月16日付であったが、同月15日に[[ベリーレア]]以上確定仕様のパックが付録となった[[コロコロコミック]]が発売されていたため、入手可能になってからわずか1日程度4枚採用可能な時期があった。
--殿堂レギュレーションが適用されない[[殿堂ゼロデュエル]]やフリー対戦であればこの[[カード]]と[[《禁断〜封印されしX〜》]]を4枚フル投入する事で、[[山札]]から[[封印]]のためのカードが''40枚''持っていかれて''ゲームが始まる前に負ける''事ができる。

-メディアではバサラの最後の切り札。アニメ「VSRF」では実際の収録と同様5枚同時に入手しているが、漫画では1枚ずつ集めている。

-[[《禁断〜封印されしX〜》]]同様に、[[禁断文字]]版の[[シークレットカード]]が存在する。いわゆる金シク仕様である。

-即[[殿堂入り]]を果たしたり、[[最終]]という[[特殊タイプ]]が登場したにも関わらず、2016年9月以降[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]や[[デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]の更新がない。そのため同年の全国大会エリア代表戦は多くの暫定回答を抱えたまま実施された。
--翌年2月に第3回[[認定ジャッジ検定]]試験の実施が予告されているため、それまでには更新されることが望まれる。

-デッキにも超次元ゾーンにも含まれないため、2016年12月現在公式デッキシートには《FORBIDDEN STAR》を記入する欄が存在しない。欄外に記入することでなんとか対応しているのが実情である。

-このカード(群)の登場により、[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]に則ったゲームで使用可能な[[カード]]の枚数上限は''53枚''となった。内訳は[[デッキ]]40枚+[[超次元ゾーン]]最大8枚+[[最終禁断]]カード最大5枚。
--ただし、フロアルールに影響されない(厳密にいえば[[《カモン・ビクトリー》]]等の、枚数上限を青天井化できる[[カード]]を使用可能な)場においては、この限りではなくなる。

**関連カード [#j39c9c9a]
-[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]
-[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]
-[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]

**収録セット [#oeb85132]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]

**参考 [#z9b10f6a]
-[[最終禁断フィールド]]
-[[禁断フィールド]]
-[[最終]]
-[[禁断]]
-[[フィールド]]
-[[最終禁断レジェンドカード]]
-[[封印]]
-[[文明]]
-[[コマンド]]
-[[召喚]]
-[[攻撃制限]]
-[[侵略ZERO]]
-[[離れない]]
-[[禁断爆発]]
-[[裏返す]]
-[[リンク]]
-[[禁断文字]]
-[[【ドルマゲドンX】]]