#author("2019-09-06T09:17:14+09:00","","")
#author("2019-09-06T23:11:09+09:00","","")
*《&ruby(バクオーン){BAKUOOON};・ミッツァイル》 [#y4d5944f]

|BAKUOOON・ミッツァイル SR 火文明 (9)|
|クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 9000|
|このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にならない。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを召喚する時に破壊されたクリーチャー1体につき、GR召喚する。|
|自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|

[[DMRP-09>DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」]]で登場した[[火]]の[[ビートジョッキー]]/[[ワンダフォース]]。

[[コスト]]が9と重いが、[[召喚]]時に自分の[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]する毎に2[[コスト軽減]]が可能。
さらに[[召喚]]時に[[破壊]]された[[クリーチャー]]1体につき、[[GR召喚]]を行い、この[[クリーチャー]]を含む全ての[[クリーチャー]]に[[スピードアタッカー]]を与える。
コストが9と重いが、[[召喚]]する時に自分のクリーチャーを[[破壊]]することで、1体につきに2コストの[[コスト軽減]]が可能。
さらに[[召喚]]する時に[[破壊]]されたクリーチャー1体につき[[GR召喚]]する能力と、すべてのクリーチャーに[[スピードアタッカー]]を与える能力を持つ。

[[ウィニー]]を順当に並べていけば、3、4[[ターン]]目にはわずか1[[コスト]]でこの[[クリーチャー]]が出せるようになり、即死打点を形成することができる。
[[《DOKIDOKI・ザイナマ》]]を巻き込めば、一度に[[超GR]]の半数を呼び出せるので、ランダム性の高い[[GR召喚]]と言えども目当ての[[クリーチャー]]を呼び込みやすくなる。
[[GR召喚]]で[[《ツタンメカーネン》]]などの[[ドロー]]補助が出せれば、[[手札]]を増強しつつ、2体目のこの[[クリーチャー]]でそれらを[[破壊]]させてより強力な[[アタッカー]]へ繋ぐ事も出来る。
このように、非常に高い爆発力を持った攻撃的な[[クリーチャー]]である。
[[ウィニー]]を順当に並べていけば、3、4ターン目にはわずか1コストでこのクリーチャーが出せるようになり、即死打点を形成することができる。一度に多くの[[GRクリーチャー]]を呼び出せるので、ランダム性の高い[[GR召喚]]であるが目当ての[[クリーチャー]]を呼びやすい。

自分のクリーチャーをタップする能力を持ったカードとの相性は抜群。自分のクリーチャーをいくらタップしようが、このクリーチャーでそれらを破壊すれば、[[超GR]]からアンタップクリーチャーを生成できる。
[[ビートジョッキー]]/[[ワンダフォース]]の戦略の[[自壊]]による[[GR召喚]]との相性は抜群である。

[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]の[[Dスイッチ]]の[[効果]]や[[フリーズ]]にも強い。自分のクリーチャーが[[タップ]]されても、[[召喚]]時の[[能力]]での餌として利用できるからである。
自分のクリーチャーをタップする能力を持ったカードとの相性も抜群。何体もの自分のクリーチャーをタップしようが、このクリーチャーでそれらを破壊することで[[超GR]]からアンタップしているクリーチャーを用意できる。同様に相手の[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]の[[Dスイッチ]]や[[フリーズ]]にも強い。

非常に高い爆発力を持った攻撃的な[[クリーチャー]]である。

**ルール [#x24d8987]

-[[コスト軽減]]と[[GR召喚]]は、このクリーチャーを召喚する時の[[破壊]]する行為を[[コスト]]にして行われる。つまり、このクリーチャーを召喚する時に破壊対象に選んだクリーチャーの数を参照するため、破壊対象に選らばれたクリーチャーが、[[エスケープ]]や[[セイバー]]、[[モヤシ]]などの[[破壊置換効果]]、[[《不死身のブーストグレンオー》]]などの[[破壊されない]]効果などによって[[破壊]]することを免れてもきちんとカウントされる。特に[[GR召喚]]の方は、「''破壊された''クリーチャー1体につき」というややこしいテキストをしているが、「破壊対象に選んだクリーチャー1体につき」といった方が正しい。
--よって、[[《死滅恐皇グラヴィッツZ》]]などの《ミッツァイル》以外の能力によって破壊されたクリーチャーはカウントはされない(事務局確認済み)。(そもそも[[《死滅恐皇グラヴィッツZ》]]はクリーチャーを''バトルゾーンに出した時''に[[破壊]]を行う能力であり、《ミッツァイル》は''召喚する時''に破壊したクリーチャーの数を参照するため、タイミングが異なる。どっちにしろ《死滅恐皇グラヴィッツZ》で破壊されたクリーチャーはカウントはされないのである)
-[[コスト軽減]]と[[GR召喚]]は、このクリーチャーを召喚する時の[[破壊]]するという行為を[[コスト]]にして行われる。つまり、このクリーチャーを[[召喚]]する時に破壊対象に選んだクリーチャーの数を参照するため、破壊対象に選ばれたクリーチャーが[[エスケープ]]や[[セイバー]]などの[[破壊置換効果]]、[[《不死身のブーストグレンオー》]]などの[[破壊されない]]効果などによって[[破壊]]することを免れてもきちんとカウントされる。特に[[GR召喚]]の方は、「''破壊された''クリーチャー1体につき」というややこしいテキストをしているが、「破壊対象に選んだクリーチャー1体につき」といった方が正しい。

-[[《死滅恐皇グラヴィッツZ》]]などのこのクリーチャー以外の能力によって破壊されたクリーチャーをカウントすることはできない(事務局確認済み)。(そもそも[[《死滅恐皇グラヴィッツZ》]]はクリーチャーを''バトルゾーンに出した時''に[[破壊]]する能力であり、このクリーチャーは''召喚する時''に破壊したクリーチャーの数を参照するため、タイミングが異なる。どちらにせよ《死滅恐皇グラヴィッツZ》で破壊されたクリーチャーはカウントはされない)

-[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]などの能力によって、コストを支払わずに召喚する場合も自分のクリーチャーの破壊でき、その処理によって[[GR召喚]]できる。この場合、コストを支払わずに召喚するため、[[コスト軽減]]の能力の部分は無視される。(''※暫定回答'' )

**環境において [#hee9ad27]
「[[DMGP-8th>公認グランプリ]]」でDay2([[殿堂レギュレーション]])に[[【赤白ミッツァイル】]]が優勝したことで一躍有名になったカード。

[[DMSD-10>DMSD-10 「超GRスタートデッキ キラのギラミリオン・ギラクシー」]]期になると[[専用構築>【赤白ミッツァイル】]]よりも寧ろ、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]における中盤以降のエースカード、[[S・トリガー]]で唱えた[[GR召喚]][[呪文]]を起点に召喚できるカウンター手段としての側面が強くなった。
[[DMSD-10>DMSD-10 「超GRスタートデッキ キラのギラミリオン・ギラクシー」]]期になると[[専用構築>【赤白ミッツァイル】]]よりも[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]における中盤以降のエースカード、[[S・トリガー]]で唱えた[[GR召喚]][[呪文]]を起点に召喚できるカウンター手段としての側面が強くなった。

[[【赤単革命チェンジ】]]のサブ[[フィニッシャー]]兼非スピードアタッカードラゴンのサポート要員として投入されることもあり、これを入れた構築が[[DMEX-05>DMEX-05 「100%新世界! 超GRパック100」]]期の[[チャンピオンシップ]]優勝を果たしている。場持ちの良い[[コスト踏み倒しメタ]]である[[《異端流し オニカマス》]]や[[《デスマッチ・ビートル》]]はこれ本体やGR召喚には反応せず、それ以外の踏み倒しメタなら火の除去で焼いてしまえば良いだけのことである。
後に[[《“轟轟轟”ブランド》]]が[[殿堂入り]]すると[[【赤白ミッツァイル】]]が再び注目された。

[[【ジョーカーズ】]]とも相性が良い。[[デッキ]]をジョーカーズで固め、ジョーカーズの[[マッハファイター]]や[[マナ加速]]、[[Jチェンジ]]で[[アドバンテージ]]を取りながらこのカードの着地を目指す構築もある。
コストとして破壊したクリーチャーは[[《パッパラパーリ騎士》]]のマナブーストにも活かせるため、無駄がない。[[《夢のジョー星》]]の[[コスト]]とし[[タップ]]した[[クリーチャー]]を[[破壊]]することで、[[アンタップ]][[クリーチャー]]の生成も可能。諸々の要素を合わせると4ターンで[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]の[[G・ゼロ]]を達成するのが比較的容易。鬼回りすれば[[マナゾーン]]と[[バトルゾーン]]に各10枚以上のカードが並ぶことも十分有り得る。[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]期からこの[[【ミッツァイルジョーカーズ】>【GRジョーカーズ】#v49bcc5f]]が[[超天篇環境]]のトップメタの一角となった。
[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]期から[[ジョーカーズ]]を使った[[【ミッツァイルジョーカーズ】>【GRジョーカーズ】#v49bcc5f]]が[[超天篇環境]]のトップメタの一角となった。豊富な[[GR召喚]]持ちのクリーチャーで大量展開し、[[《夢のジョー星》]]で[[アドバンテージ]]を稼ぎ、[[タップ]]したクリーチャーをこのカードで[[破壊]]することで大量の打点を用意でき、最速で4ターンに[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]の[[G・ゼロ]]を達成するが可能である。

2019年7月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂の影響でこのカードが環境に増えたため、[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]期には美品の[[シングルカード]]が4000円程度で販売されるようになった。ここまで値上がりした背景として、「入るデッキには3枚以上投入しないと思うように機能しない」という事情がある。
同じく[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]期には[[【赤白ミッツァイル】]]に[[《S級原始 サンマックス》]]を採用した[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#wecd0126]]が成立した。

[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]期に成立した[[【サンマックス】]]でも[[1ショットキル]]プランに広く利用される。ただ、[[双・超マーク2ブロック構築環境]]では余りに[[ビートダウン]]が猛威を振るっているため、露骨に[[《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》]]などのオールタッパーで対策されてしまっている。
「[[DMGP-8th>公認グランプリ]]」以降は美品の[[シングルカード]]が3000円〜4000円程度で取引されている。ここまで値上がりした背景として、多くの環境デッキに採用できること以外に「入るデッキには3枚〜4枚投入しないと思うように機能しない」という事情がある。

**その他 [#h46c5fd1]

-[[《凶鬼02号 ドゴンギヨス》]]に次いで、召喚時に他の処理の解決を[[コスト]]にしてコスト軽減を行うカードである。
-[[《凶鬼02号 ドゴンギヨス》]]に次いで、召喚する時に他の処理の解決を[[コスト]]にしてコスト軽減を行うカードである。

-同様の大量展開に[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]もある。あちらはフィールドアドバンテージを消費しない強みもあるが、[[スピードアタッカー]]を付加の有無は大きく、基本的に此方が採用されている。
-同様の大量展開に[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]もある。あちらはフィールドアドバンテージを消費しない強みもあるが、[[スピードアタッカー]]を付加の有無は大きく、基本的にこちらが採用されている。

-[[《サイバー・J・イレブン》]]と組み合わせることも可能。
[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の[[Dスイッチ]]で[[cip]]を増幅して、水のGRクリーチャーを超GR1束分の12体全部出し切り、ターンエンド時にこのカードを破壊して[[《サイバー・J・イレブン》]]を踏み倒しで出せば、そのまま[[エクストラウィン]]できる。この[[カード]]の[[コスト軽減]]元になる[[ウィニー]]を予め並べる速度を考えると、あくまで[[ファンデッキ]]的な運用になるが、[[【ムートピア】]]では[[タッチ]]で入れることも考慮される。
-[[《サイバー・J・イレブン》]]と相性がいい。[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の[[Dスイッチ]]で[[cip]]を2倍にして、[[水]]の[[GRクリーチャー]]を[[超GR]]から12体をすべて出し切り、ターンエンド時にこのカードを破壊して[[《サイバー・J・イレブン》]]を踏み倒しで出せば、そのまま[[エクストラウィン]]できる。
--最低でも5体以上の[[クリーチャー]]と[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]を事前に用意することを考えると、あくまで[[ファンデッキ]]的な運用になるが、[[【ムートピア】]]では[[タッチ]]で入れることも考慮される。

-語感が[[《爆熱 BAGOOON ミサイル》]]にとても似ている。
-語感が[[《爆熱 BAGOOON ミサイル》]]にとても似ている。同様に[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]とも似ている。

-開発段階では「マルチブランド」なるカード名が当てられており、[[《“罰怒”ブランド》]]の派生カードとしてデザインされていた事が伺える。
-開発段階では「マルチブランド」というカード名が使用されていて、[[《“罰怒”ブランド》]]の派生カードとしてデザインされていた事が伺える。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」では、3話の[[ギャップ]]戦と16話の[[ゲジスキー]]戦で使用。
--なお、この際《BAKUOOON・ミッツァイル》の体のサイズが、カードイラストの巨躰なイメージからかけ離れるほどの小ささであることが判明した。同パワーの[[《“轟轟轟”ブランド》]]と比較しても遥かに小さく、[[《スパイキースパイク》]]の半分以下の小ささ。
-アニメ「デュエル・マスターズ!!」では[[ボルツ]]が使用。
--なお、アニメのCGではカードイラストの巨躰なイメージからかけ離れるほどのサイズであり、[[《“轟轟轟”ブランド》]]よりも遥かに小さく、[[《スパイキースパイク》]]の半分以下の大きさだった。

**関連カード [#cedcdb61]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《TOKKO-BOON!》]]

**収録セット [#g996460a]
-illus.[[MATSUMOTO EITO]]
--[[DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」]]
--[[DMEX-05 「100%新世界! 超GRパック100」]]

**参考 [#uad74f98]
-[[ビートジョッキー]]
-[[ワンダフォース]]
-[[召喚]]
-[[破壊]]
-[[コスト軽減]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[GR召喚]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[【赤白ミッツァイル】]]
-[[【白青赤ミッツァイル】]]
-[[【サンマックス】]]
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公式Q&A
>Q.''《BAKUOOON・ミッツァイル》''の最初の能力で破壊した自分のクリーチャーの中に、「このクリーチャーが破壊された時」という能力を持つクリーチャーがいました。その能力をすぐ使ってもよいですか?
A.いいえ、まずこのクリーチャーの召喚を終わらせてから、能力を使ってください。このクリーチャーの持つGR召喚の能力とどちらを先に使うかは選ぶことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31927/]]

>Q.''《BAKUOOON・ミッツァイル》''の最初の能力で、破壊したクリーチャーの数だけコストを少なくしても召喚するマナが足りない場合でも、自分のクリーチャーを破壊だけすることはできますか?
A.いいえ、自分のクリーチャーを破壊できるのは最終的にこのクリーチャーを正しく召喚できる時だけです。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31928/]]

>Q.2番目のQ&Aの「正しく召喚できる」とは何ですか?「このクリーチャーを召喚する時」というのは、自分のクリーチャーを破壊しなくても召喚可能なマナ(9マナ)がある時だけ使える能力ということですか?
A.いいえ、召喚とは召喚を宣言してコスト軽減を適用してバトルゾーンに出すという一連のプロセスです。コスト軽減を適用しても召喚するに必要なマナを確保できない場合召喚を宣言できないということになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31929/]]