#author("2018-08-12T14:50:36+09:00","","")
*《煌龍 サッヴァーク》 [#b0067c80]

|煌龍(キラゼオス) サッヴァーク MDG 光文明 (7)|
|クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ 11000|
|ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。|
|自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。|

[[DMRP-04裁>DMRP-04裁 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁キ〜」]]で登場した[[光]]の[[マスター・ドラゴン]]/[[メタリカ]]。

新[[能力]][[ドラゴン・W・ブレイカー]]と、[[cip]]で[[バトルゾーン]]にある[[相手]]の[[カード]]を1枚選び[[表向き]]にして持ち主の[[シールド]]1つの上に置く[[カード指定除去]]、さらに自分の[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]を[[離れる]]時にかわりにいずれかの[[シールドゾーン]]にある[[表向き]]の[[カード]]を1枚身代わりにして[[墓地]]に置く[[置換効果]]を持つ。

このクリーチャーが持つ[[ドラゴン・W・ブレイカー]]は、相手のシールドを2つ失わせると同時に自分のシールドを1つ回復させることができるため、相手との[[アドバンテージ]]を覆す性能を持つ。また、表向きにしてシールドに重ねることもできるので[[シールド・ゴー]]や[[裁きの紋章]]との相性は抜群。
[[cip]]の[[カード指定除去]]は[[クリーチャー]]だけでなく除去しにくい[[D2フィールド]]も対象にとれ、言うまでもなく強力。シールドの上という触れにくい場所に送るため[[ブレイク]]しない限り半永続的に除去しておけるだろう。[[S・トリガー]]効果を持つカードを選んだ場合、発揮させてしまうリスクもあるが、後述の[[置換効果]]で墓地に落とすことである程度補える。また相手の[[シールド]]がないと[[cip]]が不発になってしまう。

自分の[[クリーチャー]]に付与される[[置換効果]]の[[コスト]]となる[[シールドカード]]は持ち主を問わないため、かなりの耐性を持つ。前述の[[cip]]と合わされば出ただけでも耐性を持つことができる。ただし、そのシールドを先に回収あるいはブレイクされてしまうと通常のシールド以上に相手に手札を与えてしまう点には要注意。

真骨頂はやはりストーリー上の過去の姿である[[《サッヴァークDG》]]とそれがもたらす[[裁きの紋章]]との[[デザイナーズコンボ]]だろう。[[《サッヴァークDG》]]の効果でこのクリーチャーが[[バトルゾーン]]に出た時点で、場には最低3〜4枚の表向きのシールドが存在することになるため、すぐに強力な除去耐性を得ることができる。さらに[[裁きの紋章]]があるということは(ストーリー上でのさらに過去の姿でもある)[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]]での使い回し体勢にもスムーズに入ることができる。これらのシナジーを利用した白零サッヴァーク・白緑サッヴァークと呼ばれるデッキタイプも存在する。>[[【サッヴァーク】]]

[[DMRP-04魔>DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」]]にて専用の[[アタック・チャンス]]呪文[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]]を獲得。自前の[[ドラゴン・W・ブレイカー]]とも相まって強力なフィニッシュ手段となる。

-[[《処罰の精霊ウラルス》]]と組んでも面白い。そちらの[[cip]]で自軍の数だけ[[シールド]]を表向きにできることから[[置換効果]]を最大限に発揮できる。その為、これ以上のない[[コンボ]]が出来上がり、相手は手が付けられなくなるだろう。

-[[《ドラゴンズ・サイン》]]に対応しており除去耐性が任意であるところから効果判明当初は[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の新たなる[[革命チェンジ]]元として期待された。しかし、[[ロージアミラダンテ>ロージアミラダンテXII]]に関して言えば革命チェンジと[[ドラゴン・W・ブレイカー]]のアンチシナジーや召喚酔いによるタイムラグなど小回りの利かない点、何より既存のリストに入れる枠が殆どないことなどから結果的には1枚採用程度に留まっていた。さらに発売間もなく[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]の[[殿堂入り]]が発表されたため、一時はデッキタイプそのものが危うくなってしまったと見られていた。
--だが、[[デュエル・マスターズ全国大会2017>公式大会]]で3位に入賞していたロージアミラダンテには3枚投入されており、ロージアミラダンテリペアの新たな戦力として存在感を示した。

-[[置換効果]]で直接[[城]]を剥がすこともできる。また[[ブレイク]]されるわけではないので[[《ハッスル・キャッスル》]]のような[[ブレイク]]の[[置換効果]]も発動しない。

-最大の欠点は[[ミラーマッチ]]に非常に弱いという事である。自分の[[ドラゴン・W・ブレイカー]]で増やした表向きのシールドが逆利用されてしまうばかりか、お互い除去しようにもなかなか除去できない泥仕合になってしまう。また[[ドラゴン・W・ブレイカー]]での[[シールド追加]]は強制であるため[[ライブラリアウト]]にも注意。

-名前の由来は文字通り「裁く」からだが、「ザッハーク」(ペルシアの叙事詩「シャー・ナーメ」に登場する、両肩に蛇を生やした王。大蛇や龍と非常に関係性が深い)とのダブルミーニングではないかという考察もある。

-[[背景ストーリー]]ではプランDGによって復活したドラゴン。[[《サッヴァークDG》]]の真の姿。
--実際のゲームでも《サッヴァークDG》の効果によってこのクリーチャーを出すことができる。その際に[[裁きの紋章]]を含めた表向きのシールドが3枚以上あるので自身の能力を最大限発揮することができる。正に殻を破って出てくる真の姿といったところか。

-[[コロコロコミック]]12月号では[[DMRP-04裁>DMRP-04裁 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁キ〜」]]発売に先駆けて、見る角度によってこの[[カード]]と[[《サッヴァークDG》]]が入れ替わる「チェンジング[[カード]]」が[[付録>プロモーション・カード]]として付いた。そちらはあくまでこれらの[[カード]]の強さを疑似体験する為のもので、&bold(){イベントや[[公式大会]]での[[使用は不可能>使用禁止カード]]}とされている。
--[[カジュアル]]で使う際もトラブルを避けるため、あらかじめ[[相手]]に了承を得ておき、これら2枚の[[プロキシ]]と割り切って使うのが望ましいだろう。

-このカードの登場で[[《アクア・マスター》]]が強化された。邪魔な[[ブロッカー]]を《サッヴァーク》の[[cip]]で消し、《アクア・マスター》の[[シールド]]を[[表向き]]にする効果で除去耐性をあげることで完璧に[[シナジー]]している。苦節13年、ようやく《アクア・マスター》に希望が見えることとなった。
--無論、自前の[[ドラゴン・W・ブレイカー]]で事足りたり、前述の[[《処罰の精霊ウラルス》]]で十分だったりするのは内緒である。

-漫画・アニメ共に[[キラ]]の切り札として登場。
--アニメ版では、このカードの凄さを語るキラの独特の動きに併せて、一緒に同じ動きをするという、見た目に反してコミカルな様子を見せる。この時の一連の動きは「サッヴァーク体操」と呼ばれる事も。

**関連カード [#r82e0c95]
-''Prev''
--[[《サッヴァークDG》]]

-''Next''
--[[《煌世主 サッヴァーク †》]]

-[[《サッヴァーク 〜正義ノ裁キ〜》]]

**収録セット [#hb468a11]
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMRP-04裁 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁キ〜」]]

**参考 [#s84889a7]
-[[マスター・ドラゴン]]
-[[メタリカ]]
-[[ドラゴン・W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[バトルゾーン]]
-[[カード]]
-[[表向き]]
-[[シールド送り]]
-[[カード指定除去]]
-[[クリーチャー]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
-[[シールド焼却]]
-[[耐性]]
-[[マスター・ドラゴンカード]]
-[[【サッヴァーク】]]