#author("2018-08-11T18:42:23+09:00","","")
#author("2018-08-12T19:30:17+09:00","","")
*《六奇怪の一 〜還らぬ兵士〜》 [#i33bc5b9]

|六奇怪の一 〜還らぬ兵士〜 C 水文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手は自身のアンタップしているクリーチャーを1体選び、手札に戻す。|
|カードを1枚引く。 |

[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

相手の[[アンタップ]]した[[クリーチャー]]1体を選ばせ[[バウンス]]。その後、[[キャントリップ]]が付く。これに加えて[[S・トリガー]]も持っている。

[[S・トリガー]]で唱えて、ダイレクトアタック待ちでアンタップしたままになっている[[《異端流し オニカマス》]]などのような[[アンタッチャブル]]を除去でき、キャントリップで反撃に備えることができると言えば聞こえが良いが、ただ単にアンタップ限定の選ばせバウンスをしたいのなら[[《「世界をつなぐ柱」の天罰》]]のように2コストと軽いカードでなければ不適格。

ウィニーをたくさん並べる[[【ジョーカーズ】]]や[[サザン・ルネッサンス]]に対しては、4コスト払っても狙ったクリーチャーを除去できない上に、1コストや2コストでまた手軽に出し直されてしまうため、非常にしょっぱい札となってしまう。選ばせアンタップ限定バウンスとしては4コストという重さが引っ掛かかり、[[マナブースト]]すれば3[[ターン]]目に手打ちできるがそもそもマナブーストしてまで唱えたい[[カードパワー]]の呪文ではなく、かと言ってマナチャージだけで4マナまで伸ばして唱えるとこのカードの登場時点での環境では後手後手である。
ウィニーをたくさん並べる[[【ジョーカーズ】]]や[[【サザン・ルネッサンス】]]に対しては、4コスト払っても狙ったクリーチャーを除去できない上に、1コストや2コストでまた手軽に出し直されてしまうため、非常にしょっぱい札となってしまう。選ばせアンタップ限定バウンスとしては4コストという重さが引っ掛かかり、[[マナブースト]]すれば3[[ターン]]目に手打ちできるがそもそもマナブーストしてまで唱えたい[[カードパワー]]の呪文ではなく、かと言ってマナチャージだけで4マナまで伸ばして唱えるとこのカードの登場時点での環境では後手後手である。

そもそも[[《異端流し オニカマス》]]を[[除去]]する場合であっても、有効に機能する場面が[[赤青レッドゾーン>【赤単レッドゾーン】]]のミラーマッチ程度しかない。前提として除去したアンタッチャブルを出し直されないように打点形成の手筈を整える必要があるのである。その場合でも、相手が[[《異端流し オニカマス》]]以外にも余った[[《一撃奪取 トップギア》]]を出したり、2体目の[[《異端流し オニカマス》]]を出したり、という場面ではこのカードが途端に腐ってしまう。

このような中途半端な重さと汎用性の低さからこれと云った活躍の機会は得られないだろうと見られている。せめてS・トリガーとキャントリップを抜いて、[[《「世界をつなぐ柱」の天罰》]]のように2コストにすればまだ使いようがあったであろう。

-同弾・同レアリティの[[《貝獣 ゴマキ/突撃ゴッチン・ヘッド》]]の呪文面を基準にすると、無条件バウンスにキャントリップとS・トリガーが付いていて4コストになっておかしくないはずであり、それがアンタップ限定の選ばせバウンスとなると、2コストや3コストでもおかしくはない。やはりというか[[コスト論]]的にも損をしているカードとなっている。

-[[カードイラスト]]にはクラーケンのような海の怪物に[[《ヤッタレマン》]]などが巻き込まれているよう様子が描かれている。だが、このカードの登場時点での[[【ジョーカーズ】]]は、1体バウンスされた程度ではビクともしない展開力であるため、あまり説得力の無い絵面ではある。

**[[フレーバーテキスト]] [#hb83f5ee]
-[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]&br;'''まことしやかに噂される六の怪。生ける渦を見た者は二度と元の海には戻れない。'''

**収録セット [#d3fd83f5]
-illus.[[sioboy]]
--[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]

**参考 [#b362eecb]
-[[呪文]]
-[[バウンス]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[キャントリップ]]