#author("2019-11-26T16:02:04+09:00","","")
#author("2019-11-27T07:13:58+09:00","","")
*《&ruby(ゼーロン){零龍};》 [#u290c81e]

|零龍 MSZ 闇 (0)|
|零龍クリーチャー:マスター・ドラゴンZ 0|
|ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)|
|このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。|
|このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れず、すべてのバトルに勝つ。|
|このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。|
|BGCOLOR(white):零龍卍誕前⇒[[《滅亡の起源 零無》]]|
|''※2019年12月20日付けで殿堂入り''|

[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]で登場した[[マスター・ドラゴンZ]][[零龍クリーチャー]]。

|BGCOLOR(#FF9999):&br;&br;&br;  MZ2&br;|BGCOLOR(white):&br;&br;|BGCOLOR(#FF9999):&br;&br;&br;  MZ3|
|~|BGCOLOR(#CCFF99):コスト&br;マスター・ロゴ&br;&br;   MZ1|~|
|BGCOLOR(#FF9999):カードタイプ&br;パワー&br;能力テキスト&br;  MZ5|~|BGCOLOR(#FF9999):&br;&br;ブロックマーク&br;  MZ4|
|~|BGCOLOR(white):&br;&br;|~|

注釈:[[零龍卍誕]]後のイメージ

[[《滅亡の起源 零無》]]の[[零龍卍誕]]を完了して出せる[[コスト]]0にして[[パワー]]0の[[ドラゴン]]。
[[零龍卍誕]]時に''相手のクリーチャーすべてのパワーを[[0にする>パワー固定]]''という全体除去を放つ。さらに[[ワールド・ブレイカー]]に加え、[[パワー]]が0以下の状態であればバトルゾーンを離れずに[[すべてのバトルに勝つ]]という[[除去]][[耐性]]と[[戦闘>バトル]]能力を誇る。

登場時に発動する相手全体[[パワー固定]][[効果]]は強力そのもの。通常の[[クリーチャー]]は[[確定除去]]同様に[[破壊]]でき、[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]等の[[パワー]]を参照した[[除去]][[耐性]]のほか、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]やリンクした[[ゴッド]]、[[《煌龍 サッヴァーク》]]、[[《幽影エダマ・フーマ》]]をつけた[[GRクリーチャー]]のように回数制限のある[[除去]][[置換]][[耐性]]相手ならば、いくらその[[耐性]]を積み上げていても一瞬で消し去ってしまう。

自身も[[パワー]]0だが、[[耐性]][[能力]]のおかげで[[バトルゾーン]]にとどまることができる。同時に相手の[[除去]]もシャットアウトしてくれる。さらにこれは[[置換効果]]によるものではなく「そもそも離れる処理を無視する」''[[常在型能力]]''である為、''[[置換効果]]による[[除去]]も受け付けない''。
この状態であれば[[すべてのバトルに勝つ]][[ワールド・ブレイカー]]となり、単体での[[攻撃]]力も申し分ない。こと[[ブレイク]]数に関しては、同じく[[バトルゾーン]]に最初から存在できる[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を上回る。またそちらと同様[[召喚酔い]]もせず、[[零龍卍誕]]への過程の柔軟さと全体除去の強力さも相まって奇襲性は非常に高い。

これらの強力な性能の代償として、[[バトルゾーン以外のゾーン>バトルゾーン以外の場所]]に送られると[[ゲームに負けてしまう>特殊敗北条件]][[デメリット]]を持つ。と言っても、上述の[[除去]][[耐性]]のおかげで[[バトルゾーン]]を離れるケースはかなり限られている。具体的なシチュエーションは以下。
-[[《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]や[[《あたりポンの助》]]で[[能力]]を消される。
--[[除去]][[耐性]]がなくなり、パワーが0なので''即刻墓地に送られて敗北が確定する''。
--特に[[《ケッシング・ゼロ》>《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]はS・トリガーでもあるので要注意。自身のワールド・ブレイカーでうっかり踏んでしまうと悲惨な結末になるのは間違いないだろう。
--[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]時点では、この2枚が唯一単体で《零龍》を除去できる。
-[[《大集結!ドングリ軍団》]]や[[《怒号するグリンド・ホーン》]]などの[[パンプアップ]]で[[除去]][[耐性]]を消された上で、[[火力]]や[[効果バトル]]、[[殴り返し]]で処理される。
--相手クリーチャーに[[パンプアップ]]を与えるカードにはコストが軽めのものも多く、余ったマナで[[《スチーム・ハエタタキ》]]を使われようものならたまったものではない。

他に、この[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]から離さないまでも、[[封印]]や[[フリーズ]]を受ける、[[《ノーブル・エンフォーサー》]]を出されるなどで動きを止められてしまう可能性はある。

ピンポイントではあるが、上記のように簡単に対策ができてしまうメタカードは存在するため、環境を読んで採用を決める、あるいはゲームの状況を読んで[[零龍卍誕]]のタイミングを決めるようにしたい。

**ルール [#j5e94ba9]
-パワー固定は1度効果を使った時点で場に存在するクリーチャーのみに有効で、後から出たクリーチャーには効果がない(2019年11月13日事務局確認の[[《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》]]の裁定に準拠)。

***裁定待ち [#q899c318]
-このクリーチャーを構成している5枚のカードは[[リンク]]している状態にあるが、もしこのクリーチャーに[[ゴッド]]の[[種族が追加>種族追加]]されている状態で、ゴッドのリンクを外す能力を持った[[《最終章 カツエンド》]]をバトルゾーンに出すと、このクリーチャーを構成している5枚のカードのリンクは外れると思われるが、実際にどうなるかは不明。

-[[《紅神龍オグリストヴァル》]]など過去の0パワークリーチャーは「0000」だったが、このクリーチャーのパワー表記は「0」である。また、基礎パワーが0でありながらパワーの右に「+」が付かず、自力で[[パンプアップ]]する能力を持たない初のクリーチャー。また、パワー0でありながら、ワールド・ブレイカーを持っている。
**その他 [#ad7d172f]
-[[《紅神龍オグリストヴァル》]]など過去の0パワークリーチャーは「0000」だったが、このクリーチャーのパワー表記は「0」である。また、基礎パワーが0でありながらパワーの右に「+」が付かず、自力で[[パンプアップ]]する能力を持たない初のクリーチャー。

-パワー0でありながら、ワールド・ブレイカーを持っている。パワー18000を遥かに超えているにもかかわらず、[[T・ブレイカー]]止まりの[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]とは真逆。

-[[文明]]を持つにもかかわらず[[コスト]]が0であり、最低でも[[文明]]分の[[マナ]]を支払うというルールと矛盾した[[コスト]]設定になっている。もっともコストを支払って[[召喚]]することは[[想定していない>サイキックコスト]]であろうデザインなので、支障が生じる事はまずないが。もし、[[召喚]]することになったら、上記の通り最低でも1[[文明]]分[[マナ]]を支払う必要がある。
--[[コスト]]を持たない[[カード]]はそこそこ存在していたが、[[コスト]]0として設定されたカードはこれが初めて。当然[[デュエル・マスターズ]]における歴代最低[[コスト]]を更新した。これ以上更新される事はないだろう。

-リンクが完成した時のカード配置は「''H''」の形になる。また[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]と同様、一部の[[特性]]の表記が分離している。

**収録セット [#n8e1e98c]
-illus.[[Futaro]]
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]](MZ1/MZ5)(MZ2/MZ5)(MZ3/MZ5)(MZ4/MZ5)(MZ5/MZ5)

**参考 [#qd112730]
-[[零龍クリーチャー]]
-[[マスター・ドラゴンZ]]
-[[ワールド・ブレイカー]]
-[[零龍卍誕]]
-[[パワー固定]]
-[[バトル]]
-[[特殊敗北条件]]

-[[零龍]]
-[[《滅亡の起源 零無》]]
-[[《手札の儀》]]
-[[《墓地の儀》]]
-[[《破壊の儀》]]
-[[《復活の儀》]]
-[[《零》]]