#author("2019-08-24T21:47:35+09:00","","")
#author("2019-08-25T03:06:07+09:00","","")
*《&ruby(はんなりようせい){葉鳴妖精};ハキリ》 [#seac078c]

|葉鳴妖精ハキリ VR 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000+|
|相手のターン中、このクリーチャーのパワーを+4000する。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。|

[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]で登場した[[自然]]の[[スノーフェアリー]]。

相手[[ターン]]中限定の[[パンプアップ]]を持ち、[[アタックトリガー]]で[[手札]]から自分の[[マナゾーン]]枚数以下の[[コスト]]の[[クリーチャー]]1体を[[召喚]]扱いで[[コスト踏み倒し]]する。
相手[[ターン]]中限定でパワーが6000まで上昇する[[パンプアップ]]を持ち、[[アタックトリガー]]で[[手札]]から自分の[[マナゾーン]]枚数以下の[[コスト]]の[[クリーチャー]]1体を[[召喚]]扱いで[[コスト踏み倒し]]する。

本体も相手のターン中のみになるがパワーが6000まで上昇する。
6000というパワーにより、3ターン目でよくある[[マッハファイター]]、[[効果バトル]]、[[パワー低下]]等の範囲から逃れやすく除去されづらい。
ただ、[[バウンス]]、[[コスト火力]]、[[デメリット]]有り[[除去]]等にはパワーが無関係(あるいはパワーが除去圏内)であり、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]のような高速高性能除去にも耐性がないので過信はできない。

6000というパワーにより、3ターン目でよくある[[マッハファイター]]、[[効果バトル]]、[[パワー低下]]等の範囲から逃れやすく、[[除去]]される心配は少ないが、[[バウンス]]、[[コスト火力]]、[[デメリット]]有り[[除去]]等にはパワーで残れないので過信はできない。

また、[[アタックトリガー]]が[[マナゾーン]]の[[カード]]をフルに使いきった後に[[クリーチャー]]をノー[[コスト]]で[[召喚]]できるため、実質使用できる[[マナ]]が2倍になったと考える事が出来る。出せる[[文明]]や[[進化]]の制限が無い点も強い。
普通に2ターン目でバトルゾーンに出しても次のターンにはコスト3のクリーチャーを無料[[召喚]]できるが、ここは[[マナ加速]]を絡めてより大型を狙いたい。
[[【5色フェアリー・ミラクル】]]の難点であった「マナが伸びていてもクリーチャーが早期に並ばないため[[1ショットキル]]までが遅れる」という難点を解決することができる。色の関係上難しいが、2ターン目にこのクリーチャーを召喚し、3ターン目に[[《フェアリー・ミラクル》]]を唱えて、[[アタックトリガー]]で5コストのクリーチャーを出すということも狙える。
そこまで難しいギミックを使わずとも、[[《クリスタル・メモリー》>《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]でサーチしてから[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]で[[ごり押し]]するプランがこのクリーチャーのおかげで取りやすくなった。
[[パンプアップ]]により[[殴り返し]]にも強く、序盤から積極的に攻めに回していきたい[[クリーチャー]]である。

[[召喚]]扱いであるため[[《異端流し オニカマス》]]や[[《洗脳センノー》]]の影響を受けずに[[コスト踏み倒し]]が出来る。
また[[ゼニス]]や[[《正体不明》]]のような[[召喚]]時限定[[cip]]も問題なく使える。
反面、通常の[[コスト踏み倒し]]と違って[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]に引っかかってしまう点には注意が必要。

[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]とも相性が良い。コスト踏み倒しを行うタイミングが[[アタックトリガー]]であるため、[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]の能力で大量マナブーストしたターン中に、10コスト以上のクリーチャーを踏み倒すことができる。
[[オーバーキル]]だが、理論上は2ターン目にこのクリーチャー、3ターン目に[[《フェアリー・ミラクル》]]、4ターン目に[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]と繋げて[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《完全不明》]]などを出すということもできる。

反面、通常の[[コスト踏み倒し]]と違って[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]に引っかかってしまう点には注意が必要。
[[【カイザー「刃鬼」】]]の場合、極論を言うとフィニッシュの際に[[手札]]に[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]さえあれば始動できるため、手札の枯渇という問題に悩まされにくい。[[マナ回収]]にマナを使ってもマナ枚数の要件さえ満たせば問題なくコスト踏み倒しが可能なので、そちらのデッキにマナ回収が多いことを考えればこのクリーチャーが場にあるだけで実質的に「[[今引き]]が[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]」という状況を作りやすい。ただ、これを[[【カイザー「刃鬼」】]]に[[4枚積み]]するとその分[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝ちにくくなるため、[[《フェアリー・ライフ》]]の枠を[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]に替えるといった工夫が求められる。

[[マナ]]さえあれば[[アタックトリガー]]で[[コスト]]を問わずに[[コスト踏み倒し]]できる上にコストが偶数なので[[【チェイングラスパーループ】]]にも良さそうである。ただ、そうすると[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]]で連鎖的に[[踏み倒し]]で出すことが考慮される都合上、4[[コスト]]とコストが小さい分[[カードパワー]]が低いカードもやや多めに採用する必要が生まれる。

-2コストらしからぬスペックであり、[[インフレ]]を感じる1枚である。[[《最強虫 ナゾまる》]]が活躍ができなかったことから、デザインされ直されたのかもしれない。

-タイミング上、[[パンプアップ]]適応外となる相手の[[ブロック]]には負けやすい。

-大型のクリーチャーを踏み倒したくなる能力だが、その分のマナは用意しなければならないのでこのカードとマナブーストカードに多くのデッキスペースを取る必要がある点には注意。踏み倒ししか役割が無いのでただでさえデッキスペースを空けるのに難儀する[[ビッグマナ]]系のデッキでは逆にデッキ全体のパワーを下げてしまう。また実戦で考えると当然このカードの召喚に手札とマナを消費するので、その分マナブーストに遅れがでたり手札切れが早まったりして後が続かないといった状況にもなりやすい。

-[[召喚]]扱いであるため[[《異端流し オニカマス》]]の[[能力]]は対象外だが、[[コスト]]を支払っていないため[[《ポクチンちん》]]や[[《デスマッチ・ビートル》]]といった[[コスト踏み倒しメタ]]の能力は受ける点に注意。

-「はんなり」は関西地方で使われる言葉であり、上品で華やかなものを指す。特に京都の舞妓を指すときに用いられることが多い。

-近年の[[スノーフェアリー]]に言える事ではあるが、可愛らしい[[イラスト]]が特徴的。[[アウトレイジ]]や[[オラクル]]ではないので目が描かれていないが、その風貌はデュエマというよりは同じ[[タカラトミー]]から展開されているウィクロスに近いものがある。最近の[[スノーフェアリー]]の[[カードパワー]]は[[インフレ]]に合わせて上がってきており、[[【スノーフェアリー】]]の[[種族デッキ]]を組んでも一定のパワーがある。

**関連カード [#s27857fe]
-[[《烈司の剛腕》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#rf1baea5]
-[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]&br;'''[[マナ]]たっぷりのお茶、飲みはります? ― 葉鳴妖精ハキリ'''

**収録セット [#l818d154]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]](9/102)

**参考 [#o895adab]
-[[スノーフェアリー]]
-[[パンプアップ]]
-[[アタックトリガー]]
-[[マナゾーン]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚]]