#author("2018-08-06T21:44:05+09:00","","")
*《勇者(仮)じーさん》 [#i9bbc223]

|勇者(仮)じーさん P 火文明 (5)|
|クリーチャー:ヒューマノイド邪 4000|
|でんぢゃらスイッチ:クリーチャーが自分を攻撃する時、立ち上がって「でんぢゃらスイッチ、オン!」と言い、自分のおヘソを押さえながら、このカードを頭の上に乗せてその場でくるっと一回転してもよい。そうしたら、攻撃を中止させ、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクし、その後このクリーチャーを破壊する。|
|&bold(){※グランプリでは使用禁止カード}|

月刊コロコロコミック2016年8月号付録で登場した[[ヒューマノイド邪]]。
有用だが奇抜な[[能力]]を持つ。

専用[[能力]]として、[[Dスイッチ]]の元ネタである[[でんぢゃらスイッチ]]を持つ。
後述する特定の行動をすると、相手の直接攻撃を中止させた上で相手の[[シールド]]を1枚ブレイクできる。その後で自身は[[自壊]]してしまうが、防御のみならずカウンターをも行える魅力的な[[能力]]である。

しかし、その代償として&bold(){プレイヤーは立ち上がり、「でんぢゃらスイッチ、オン!」と叫び、自分のヘソを押さえながら[[カード]]を頭の上に乗せて一回転する}必要があり、&bold(){傍から見れば奇行にしか見えない行為をしなければならない}。
一応、他にも[[《Treasure Cruise》]]等の奇抜な動きが必要な[[カード]]は存在しているが、このカードはそれを上回るエキセントリックな動作を要求してくる。
[[能力]]は任意のため、どうしても理性が阻んでしまう場合は使わなくても良いが、それなら近い[[能力]]を持つ[[《特攻の菊》]]を採用した方が良いかもしれない。

奇抜性を考えなければ、[[コスト]]はやや[[重い]]もののカウンター性能が優秀であり、1度だけなら[[ワールド・ブレイカー]]をも止めることができるため、[[火]]の防御札としては一定のスペックを誇る。
[[エスケープ]]等、何らかの[[破壊]]耐性を付けてやると、想像以上に粘り強く戦える。元ネタの「じーさん」ばりの不死身性と厄介さ、そしてしつこさが再現できるだろう。

やはり問題はプレイヤーが何度も滑稽な姿を見せる羽目になる点か。

-ちなみに、動作を行うのはプレイヤーだが、以下のように文頭に「プレイヤーは」を付けて細分化した場合、
--プレイヤーは、立ち上がる。
--プレイヤーは、キーワードを言う。
--プレイヤーは、自分のヘソを押す。
--プレイヤーは、このカードを頭の上に乗せる。
--プレイヤーは、その場でクルッと一回転する。
-このように表記できる。&br()実はこのうち&bold(){「頭の上に乗せる」場合は「誰の」という指定が必要だが、それが記されていない}(ひとつ前の「ヘソを押す」のは「自分の」と明記されている)。つまり、自分以外の人物、言ってしまえば&bold(){対戦相手や観戦者等の頭の上に乗せることが(日本語の文法上)可能になってしまっている}。もっとも、かなり言いがかりに近く、これが原因で不毛な諍いが起きてはせっかくのギャグ系能力も形無しになってしまうのでその点は留意しておきたい。

-そして同様に、何らかの理由で[[破壊]]されなかった場合の行き先も記されていない。ゲーム進行の都合上、おそらく[[バトルゾーン]]に戻すことになるだろう。そうでなければゲーム終了までずっと頭の上に乗せ続けることになるが。

-今までのカードの中でも要求されるアクションが突出して多いせいか、[[公認グランプリ]]では[[《カモン・ビクトリー》]]などと同じく[[使用禁止カード]]に指定されており、[[デッキ]]への投入は不可能。理由は、クリエイターズ・レター Vol.13曰く、「&bold(){&color(red){グランプリ会場で、カードを頭の上に乗せて回転するのは、どう考えても、でんじゃらす}}」。大会会場では一回転できるスペースがなく、確かに危険である為、妥当な処置ではある。

-なんらかの方法で[[破壊]]不能にしたこのクリーチャーと[[革命]]0が発動した[[《燃える革命 ドギラゴン》]]など無限攻撃の条件が整ったクリーチャーが攻撃した場合自分が負けないためには[[回り続ける>《独神兵ローンスピナー》]]ことになる。

-ちなみにどう言う風に1回転しても良い。その場で横に1回転しても良いし、チューチュートレインやジミーズトレインの様に回転しても良い(チューチュートレインとジミーズトレインのやり方は一緒)。少し難しいが、その場でバク宙をしても良い。しかし、1回転する時は周りの迷惑にならない様にしよう。

-元ネタは言わずもがな[[曽山一寿]]氏の漫画「絶体絶命でんぢゃらすじーさん邪」の主人公「じーさん」だが、今回はゲーム「電波人間のRPG FREE!」と「じーさん」のコラボで生まれた「勇者(仮)じーさん」のカード化である。

**関連カード [#fd8b551e]
-[[《メッチャ無敵なじーさん》]]
-[[《特攻の菊》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o3c87373]
-[[プロモ>プロモーション・カード]]&br()&italic(){でんぢゃらスイッチ、オン!}

**収録セット [#t3c76848]
-illus.[[曽山一寿]]
--[[プロモーション・カード]](P49/Y15)

**参考 [#ua9d0074]
-[[ヒューマノイド邪]]
-[[でんぢゃらスイッチ]]
-[[攻撃]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[自壊]]
-[[使用禁止カード]]