#author("2019-11-28T18:23:10+09:00","","")
*《&ruby(めつぼう){滅亡};の&ruby(きげん){起源}; &ruby(ゼロム){零無};》 [#h7323ab5]

|滅亡の起源 零無 MSZ 闇 (マナコストなし)|
|零龍の儀|
|ゲーム開始時、このカードと異なる4種類の零龍星雲をリンクせずにバトルゾーンに置く。|
|ゲーム開始時、相手はもう1枚カードを引く。|
|零龍カードはバトルゾーンを離れない。|
|零龍卍誕:自分の4枚目の零龍星雲をこのカードとリンクした時、5枚全部を裏返して1体のリンクしたクリーチャーにする。|
|BGCOLOR(white):零龍卍誕後⇒[[《零龍》]]|
|''※2019年12月20日付けで殿堂入り''|

[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]で登場した[[零龍の儀]]。

|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:|c
|BGCOLOR(#FF9999):&br;[[《手札の儀》]]&br;&br;MZ2&br;||&br;&br;&br;||BGCOLOR(#FF9999):&br;[[《墓地の儀》]]&br;&br;MZ3|
|~|~|BGCOLOR(#CCFF99):&br;《滅亡の起源 零無》&br;&br;MZ1|~|~|
||~|~|~||
|BGCOLOR(#FF9999):&br;[[《破壊の儀》]]&br;&br;MZ5|~|~|~|BGCOLOR(#FF9999):&br;[[《復活の儀》]]&br;&br;MZ4|
|~|~|&br;&br;&br;|~|~|
注釈:[[零龍卍誕]]前のイメージ

新たな[[カードタイプ]]「[[零龍の儀]]」を持ったカード。
ギミックは、このカードと4種類の[[零龍星雲]]を[[バトルゾーン]]に置いた状態でゲームがスタートし、[[零龍星雲]]の4枚のカード全てがこのカードと[[リンク]]した時、[[零龍卍誕]]で5枚のカードを裏返してリンクした状態で[[《零龍》]]にするというもの。

[[零龍卍誕]]してしまえば、強力なクリーチャーへと変貌していくが、相手の手札が通常より1枚多い状態でゲームが開始されるという[[デメリット]]を持つ。

リリース日から[[殿堂入り]]しており、ゲーム開始時に5枚のカードがバトルゾーンに置かれ、条件を満たせばクリーチャー面に裏返り、裏返るまではバトルゾーンを離れることがないという点では、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]を髣髴させる。しかし、このカードに零龍星雲がリンクする条件は、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[封印]]を外す条件とは違って、各ターンに1回という制約もないため、条件が満たされしだい同一ターンに複数の零龍星雲とリンクすることができる。

条件を達成した際のリンクは全て任意であるため、相手のターンにリンクできる様にタイミング調整してカウンターを狙う事も可能。その場合、自軍D2フィールドの張り替え、チャンプブロックや[[《光牙忍ハヤブサマル》]]等によってカードを墓地に送って発動できる[[《墓地の儀》]]を最後に残すと良い。
[[【ミッツァイル】]]系列のデッキが相手の場合では[[《破壊の儀》]]を最後まで残しておくと、相手の[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]召喚がそのまま条件達成→零龍卍誕のトリガーとなるため、相手に対して強力なプレッシャーを強いる事ができる。

零龍卍誕を行わずとも、零龍星雲の能力を使用する目的で使うこともできる。[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]のように攻撃制限もなく、[[種族]]や[[文明]]の縛りもないため、汎用性はあちらより高いだろう。

-《滅亡の起源 零無》の「零龍カードはバトルゾーンを離れない」能力は、お互いの[[零龍クリーチャー]](=[[《零龍》]])にも効力を発揮する。
--そのため、どちらかに《滅亡の起源 零無》がある場合には[[《ケッシング・ゼロ》>《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]等で[[《零龍》]]がバトルゾーンにとどまることができなくなったとしても《零龍》がバトルゾーンを離れることはなくなる。
--《滅亡の起源 零無》そのものも[[カード指定除去]]が無効化され、[[零龍の儀]]に効く「能力を[[無視する]]」能力も存在しないため、絶対に除去することができない。

-上振れとなるが、[[零龍の儀]]は1ターンに複数リンクできるため2ターン目に[[零龍卍誕]]を行うこともできる。
+1ターン目に[[《怨念怪人ギャスカ》]]を[[召喚]]し、[[《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》]]を含むすべての[[手札]]を捨てる。ターンの終わりに[[《手札の儀》]]を《滅亡の起源 零無》と[[リンク]]させて、[[GR召喚]]する。
+2ターン目初めに[[《怨念怪人ギャスカ》]]と[[GRクリーチャー]]を[[破壊]]し、[[《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》]]を[[墓地]]から出す。[[《復活の儀》]]を[[リンク]]させ墓地肥やし。
これで先攻なら[[墓地]]が5枚となりこの[[ターン]][[クリーチャー]]が2体[[破壊]]されているため、[[《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》]]の[[cip]]や[[ドロー]]した[[カード]]等によって[[墓地]]を8枚にして[[クリーチャー]]をもう1体[[破壊]]できれば、[[《破壊の儀》]]と[[《墓地の儀》]]もリンクさせ[[《零龍》]]に[[零龍卍誕]]できる。

**他のカード、デッキとの組み合わせ [#u39a3412]

-[[【黒単ド・ラガンザーク】]]
このデッキタイプは、入っているオーラは零龍星雲のリンク条件を達成できるものが多く、《零龍》側でこのデッキタイプの頭数が並びにくいという弱点を補う事もできるため、とても相性がいい。

-[[【デ・スザーク】]]
【黒単ド・ラガンザーク】と同じく零龍星雲のリンク条件を達成しやすい上に、このデッキタイプにはなかった[[ワールド・ブレイカー]]による最高打点とパワー12000以上に対する解答札になる。

-[[【ドルマゲドンX】]]
[[《手札の儀》]]は[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]や[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]、[[《墓地の儀》]]は[[《ボーンおどり・チャージャー》]]や[[封印]]外し、[[《復活の儀》]]は[[《終断δ ドルハカバ》]]や墓地から[[侵略]]できる進化クリーチャーをそれぞれ利用できるので、リンク条件は容易に達成できる。[[《破壊の儀》]]もこのデッキタイプは除去手段がそこそこ豊富なので満たしやすい。

-[[《零》]]
このカードと組み合わせることで、闇のカードは全て1少ないコストで[[使う]]ことができる。毎ターンのハンデスで、[[《手札の儀》]]のリンク条件を満たしやすい。

-[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]
この呪文の3つのモード能力において、ハンデスは[[《手札の儀》]]、リアニメイトは[[《復活の儀》]]、パワー低下は[[《破壊の儀》]]のリンク条件を満たすための手助けでき、ケースバイケースで能力が選べるため、とても使い勝手がいい。[[リアニメイト]]で[[《零星セブホール》]]を2体出せば、[[《墓地の儀》]]のリンク条件も満たせる。

-[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]
ゲーム開始時からバトルゾーンを離れない5枚のカードから始まるため、実質無条件で覚醒させることができる。[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]でも同様のことができるが、こちらは[[封印落ち>埋まる]]による事故もなく、攻撃制限がない。その代わり相手に手札を1枚多く与えてしまうデメリットがあるため、一長一短。

**[[殿堂ゼロデュエル]]において [#r00e538f]

[[殿堂ゼロデュエル]]においては[[零龍]]を4セットまで投入できる。
-前述の《滅亡の起源 零無》と[[《零龍》]]を同時に存在させて[[《零龍》]]により強い[[耐性]]を与える、という状態を自分だけで作り出すことができる。
-[[零龍の儀]]の[[リンク]]回数が最大4倍となるため、上記の[[コンボ]]の例では1ターン目に[[《手札の儀》]]で4回[[GR召喚]]、2ターン目開始時に[[《復活の儀》]]で最大8枚[[墓地肥やし]]可能なため特殊な動きをはさまずとも[[《墓地の儀》]]に必要な[[墓地]]を揃えられる。
[[《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》]]で自身の[[クリーチャー]]を[[破壊]]する何らかの[[オーラ]]をつければ[[《破壊の儀》]]のリンク条件も満たし、4セットすべてを[[零龍卍誕]]させることが可能。ただし上記の[[耐性]]を得る目的で1セットは[[零龍卍誕]]させないほうが事故を減らせる。

-なお[[《手札の儀》]]はお互いの[[手札]]の枚数を参照するため、相手に《零無》を4枚使われると危険。[[手札]]を0枚にした状態で自分の[[ターン]]を終えると[[召喚酔い]]の解けた相手の[[GRクリーチャー]]4体の[[攻撃]]を許すため、最悪[[1ターンキル]]すらあり得る。

複数採用した場合、それだけ相手の[[手札]]も増える。
-初手が9枚になると4詰みしたカードが初手に引かれる確率は相手が先攻では約66.6%、後攻では約70%にまで跳ね上がる。[[【ダーツデリート】]]で[[《ラッキー・ダーツ》]]が初手に加わる確率も上がるため、1ターン目に[[《オールデリート》]]や[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]を当てられて[[1ターンキル]]、も起きやすくなる。
-あくまでゲーム開始時の[[ドロー]]なので、相手が先行であっても[[《ベニジシ・スパイダー》]]の[[リベンジ・チャンス]]を[[トリガー]]させる事はできない。

**その他 [#n70a9ed1]

-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]に続く、[[ゲーム]]開始時に5枚セットで用意する[[カード]]。あちらが最初から[[リンク]]状態で1つの[[オブジェクト]]だったのに対し、こちらは5枚が別々のカードの状態でスタートする。(ちなみに、[[零龍卍誕]]した後はあちらと同様のリンクした1つのオブジェクトとなる)

-カードタイプは、「''零龍''の儀」とあるため、このカードがバトルゾーンにあれば[[《零》]]の[[コスト軽減]]の条件を満たせると思われる。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」33話で[[キラ]]と[[ゼーロ]]のデュエマにてゲーム開始時にお互い[[超GR]]を展開した後、空中から降りてきた[[闇の卵]]が《滅亡の起源 零無》に変わった。((なお、実際はゲーム開始時に相手は追加で1枚ドローするはずだが、対戦相手である[[キラ]]が追加で1ドローをもらうシーンはなかった。))
そして[[ゼーロ]]が出した[[《零星セブホール》]]の効果によって[[《墓地の儀》]]の条件が達成。《滅亡の起源 零無》にヒビが入った。(([[ギニョール]]は「ぬぉぉ!なんというまがまがしい力!」と驚き、[[ゲジスキー]]は「ゲジ!?」とリアクションを取った。))

**収録セット [#n8e1e98c]
-illus.[[Futaro]]
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]](MZ1/MZ5)

**参考 [#v2a43301]
-[[零龍の儀]]
-[[ドロー]]
-[[耐性]]
-[[リンク]]
-[[零龍]]
-[[零龍卍誕]]
-[[《手札の儀》]]
-[[《墓地の儀》]]
-[[《破壊の儀》]]
-[[《復活の儀》]]
-[[《零》]]