#author("2019-04-12T00:32:37+09:00","","")
#author("2019-05-25T19:33:20+09:00","","")
*《&ruby(エターナル・ボルバルエッジ){無双と竜機の伝説};》 [#t51f537d]

|無双と竜機の伝説 SR 火/自然文明 (7)|
|呪文|
|パワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。|
|このターンの後にもう一度自分のターンを行う。|
|追加ターンにこの呪文を唱えることはできない。|

[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[呪文]]。

[[パワー]]6000の[[クリーチャー]]をすべて[[破壊]]して[[エクストラターン]]を得られる。ただし、その[[追加ターン>エクストラターン]]にこの[[呪文]]を唱えられなくなる。

[[《無双竜機ボルバルザーク》]]から[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]が抜けた代わりに[[特殊敗北条件]]も取り除かれ、純粋な[[アドバンテージ]]の塊となっている。初の無条件エクストラターンを得られるカードであり、効果が判明するなり大いに騒がれた1枚。

パワー6000のクリーチャーをすべて破壊するので[[【モルト NEXT】]]では[[《リュウセイ・ジ・アース》]]を巻き込むことを注意しなければならない。逆に言えばそれ以外に巻き込まれるクリーチャーがこれと言ってそのデッキにはないので、単純に[[S・トリガー]]によって1ターンを凌がれても[[エクストラターン]]を利用してごり押しできるようになったということになる。
ただし、[[多色]]カードかつ[[ドラゴン]][[種族]]を持たないことから事故要因になる上7マナ揃ったのであれば先に[[フィニッシャー]]を出したほうが良く、既に場に[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]が残っているのであれば更にこれを唱えるのはオーバーキルであるため、かなりロマン寄りの構築になるだろう。

弱点は[[呪文]][[メタ]]に弱いことである。また、単体ではフィニッシュに持ち込むことができないため、下準備を行う過程でハンデスや除去を食らうのもキツい。
7と高[[コスト]]の割に一枚で盤面をひっくり返すのは難しいうえ[[S・トリガー]]もついていないので、高速化の進む現[[環境]]ではとりあえず投入するというだけでは腐りがち。[[効果]]自体は派手なので専用デッキを組んでやるのが良いだろう。

特殊敗北条件が付いていないのは開発側が[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の「出せばゲームが終わる」「使われた側が自分の力で勝つ権利を奪われる」というゲーム性破壊に繋がる能力を危惧しているためであると推測され、こればかりは仕方がなかろう。

[[ループ]][[コンボ]]に使用して同一ターン中に何度も唱えると無限ターンに入ることができる。その性質上[[《龍素知新》]]系統のデッキでの活躍が見込まれていた。

登場当初から[[ファンデッキ]]、[[ガチデッキ]]を問わず、このカードを主軸とした様々なデッキが組まれたが、[[新章デュエル・マスターズ]]環境では[[【知新ジャスティス】]]において[[S・トリガー]]のケア、無限ターンによる勝利の確定化などに利用されることがある。
使う場合は、[[《邪眼右神ニューオーダー》]]→[[《テキサス・ストーム》]]→[[《聖霊左神ジャスティス》]]→[[《無双と竜機の伝説》]]といった具合に繋いでいって、[[S・トリガー]]のケアに使うのが一般的。カードの汎用性や色を考えると[[【知新ジャスティス】]]でも偶にピン挿しされる程度だが、これを〆に使う[[《テキサス・ストーム》]]による1ショットキルは[[ライブラリアウト]]以外の勝ち筋をこれといって持たなかった頃の[[【知新ジャスティス】]]では考えられないほどの簡潔な勝ち方であると言える。

ただ単に[[【5色フェアリー・ミラクル】]]に搭載して、相手の[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]や[[《リュウセイ・ジ・アース》]]を焼きつつエクストラターンを活かして体勢を整えるという運用も、大会では見られることもある。[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]を事前に立てると手軽に2度打ちできるため、1度目のエクストラターンでさらに[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]を立て、そのまま2度目のエクストラターンでやりたい放題できる。

-「追加ターンにこの呪文を唱えることはできない。」はこの呪文で得た[[エクストラターン]]に限らず効果で得たあらゆる[[エクストラターン]]で適用される。[[《魔流毒》]]、[[《憎悪と怒りの獄門》]]に続き[[空撃ち]]できない場合のある呪文の一つ。自身だけでなく相手に発生したエクストラターンも対象になる。
--逆に[[エクストラターン]]でなければ何度でも唱えることができる。

-[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]を巻き込むのは注意が必要。そちらの効果で山札の下に送還されるため再利用も難しい。

-[[《龍素知新》]]と組合せる場合、[[《聖霊左神ジャスティス》]]は巻き込まれないが、[[《魔法特区 クジルマギカ》]]は巻き込まれる。

-[[《禁断機関 VV-8》]]→このカード→[[《ギガタック・ハイパー・トラップ》>《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》]]は、6→7→8と綺麗に繋がる上に[[手札補充]]もできるため、上手く行けば相手にターンを渡さないまま《ギガタック・ハイパー・トラップ》で増えたマナから[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]を投げ付けて[[エクストラウィン]]できる。これは[[【VVギガタックジョリー】]]の鉄板の動きである。

-[[《キング・ボルバルザーク》]]と[[《気高き魂 不動》]]による無限ターンコンボがオーバーキルであることが公式動画によって証明されたことで開発されたカードであるとも言える。逆に言えばそれだけ環境が高速化してカードパワーのインフレが進んだという意味でもあろう。

-言うまでもないが、[[カード名]]の「無双と竜機」は元ネタの[[《無双竜機ボルバルザーク》]]から。「伝説」に関しては、《ボルバル》が今や[[プレミアム殿堂]]となり使用不可能であることを指しているのか、はたまた彼が暴れまわり[[環境]]を[[ボルバル]]一色に染め上げた''[[デュエマ史上最大の暗黒期>ボルバル・マスターズ]]''を指しているのかは不明。カード名の読みは[[DM-11>DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」]]に収録されている[[エターナル呪文]][[サイクル]]をオマージュしたものになっており、サイクルと同じくこの[[カード]]も[[スーパーレア]]である。
--ちなみに、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が収録された[[エキスパンション]]はエターナル呪文より1つ前の[[DM-10>DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」]]である。

-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の派生カードでパワー6000[[除去]]が再現されたのはこのカードが初めて。敗北条件と引き換えに追加ターンに唱えられなくなっている点を除けば本家ボルバルザークに一番近い効果を持っているといえる。(呪文ではあるが)

-[[フレーバーテキスト]]は、エクストラターンが生じたことで相手のターンが返ってこないことを表現した内容となっている。実際のところ、[[【知新ジャスティス】]]では[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の偉大化されたされないを抜きにしても無限ターンによって十分に起こりうる状況である。

-アニメでは「デュエル・マスターズ!」18話では[[コゼニーマスク]]が[[カバまろ]]戦でこの[[カード]]を[[デッキ]]に入れていたものの、[[カバまろ]]の[[《潜水兎 ウミラビット》]]の[[アタックトリガー]]で逆にカバまろがこの呪文を唱える。

**関連カード [#ge015bb2]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]
-[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#nb2ae5f0]
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''[[その姿>《無双竜機ボルバルザーク》]]を見た者は、[[あまりの偉大さに畏れ>エクストラターン]]、[[動けなくなった>特殊敗北条件]]と言う。 ―いにしえより伝わりし竜族の伝説'''

**収録セット [#g6051a63]
-illus.[[lack]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]

**参考 [#s28fbd2f]
-[[呪文]]
-[[タップイン]]
-[[火力]]
-[[全体除去]]
-[[エクストラターン]]

-[[エターナル呪文]]
-[[ボルバル]]
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公式Q&A
>Q.最後の能力の「追加ターンにこの呪文を唱えることはできない」とはどういうことですか?
A.この呪文やほかの効果などによって自分のターンを続けて行うことになった場合、そのようにして得た新たなターンを追加のターンと呼びます。その間にこの呪文を唱えることはできないということです。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/library/rule/qa/dmex01-0002/]]

>Q.''《無双と竜機の伝説》''を唱えたターンに、もう一枚''《無双と竜機の伝説》''を唱えることはできますか?
A.はい、できます。この呪文を唱えてもすぐに追加のターンになるわけではないので、追加のターンに移る前にこの呪文を再び唱えることは可能です。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/library/rule/qa/dmex01-0002/]]