#author("2018-09-19T22:57:59+09:00","","") *《&ruby(ぼうりゅうじへん){暴龍事変}; ガイグレン》 [#j811b9a3] |暴龍事変 ガイグレン ''≡V≡'' 火文明 (9)| |クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 11000+| |スピードアタッカー| |マナ武装 9:このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが9枚以上あれば、そのターン、このクリーチャーをアンタップしてパワー+3000する。| |W・ブレイカー| |相手がこのクリーチャーを選んだ時、このクリーチャーのパワー以下のパワーを持つ相手のクリーチャーをすべて破壊する。| [[DMR-14>DMR-14 「ドラゴン・サーガ 第2章 暴龍ガイグレン」]]で登場した[[≡V≡>ビクトリー]]を持つ[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド爆]]/[[ドラグナー]]。 [[《龍覇 グレンモルト》]]が[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]に取り込まれた姿であり、そのためかガイギンガに似た能力を持っている。 このクリーチャーの目玉は、[[マナ武装]]9によって[[攻撃]]時に[[アンタップ]]するので、[[無限アタッカー]]になるという点。 そしてもう1つの目玉が選ばれた時の能力であり、[[《デーモン・ハンド》]]や[[《アクア・サーファー》]]などで選ばれると、このクリーチャーのパワー以下の相手のクリーチャーを全て[[破壊]]する。 元々パワーが11000あるのでそれだけでも十分な威力となるが、[[マナ武装]]9によって[[攻撃]]する度に[[パンプアップ]]されるため、[[アンタップ]]と同時にどんどん[[除去]]の範囲が広がっていく。 だが、最大の問題は[[マナ武装]]9であるという点。[[マナブースト]]が特に得意でもない[[火]]だけでマナを9枚貯めなければならないのは少々つらい。 [[マナ武装]]なしでも除去耐性と[[スピードアタッカー]]を持つ[[パワー]]11000[[W・ブレイカー]]ではあるが、それでは[[コストパフォーマンス]]が悪いので、やはり使うのであれば[[マナ武装]]を活かしたいところ。 この問題を解決する方法はいくつかある。 まずは[[赤単]]にして[[《勝負だ!チャージャー》]]などの3コストの[[チャージャー]]呪文を多く投入して連打するという方法。 公式サイトに上げられている動画でもこの方法が用いられている。 単色デッキだと[[《爆炎シューター マッカラン》]]や[[《天守閣 龍王武陣》]]などの除去を利用でき、後者に関してはこのカードを持ってこれるため、十分時間を稼ぐことはできるだろう。 次は[[【薫風武装】]]に入れる方法。 [[《薫風妖精コートニー》]]などでマナを全文明にして、[[《フェアリー・ミラクル》]]などの優秀なマナブーストを用いて[[マナ武装]]9を達成する。 この場合は他の文明の[[マナ武装]]と併用できる点でも優れている。 特に[[《理英雄 デカルトQ》]]は5枚ドローでこのクリーチャーを持ってこれ、シールドにカードを仕込めるので相性の良いカードである。 最後は[[連ドラ]]を火文明寄りにするという方法。 [[連ドラ]]に入れる大型は火文明が多い上、他の文明も[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]といった多色カードで補完できる上、主なマナブーストに火との多色である[[《メンデルスゾーン》]]や火文明を置けば連続して使える[[《フェアリーの火の子祭》]]などあり意外にもガイグレンの[[マナ武装]]は達成しやすい。 ただし[[《ミステリー・キューブ》]]や[[《超天星バルガライゾウ》]]のような踏み倒しに関しては優先度が下がる。 条件は少々厳しいが、出せば即決着を付けられるだけの[[カードパワー]]を持っている強力なカードである。ロマンとヒーロー性は光るので、ぜひとも上手く使いこなしたい。 [[DMD-20>DMD-20 「スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン」]]の発売以降[[準赤単]]が強化され、将来性も高いのでこのカードの使い勝手も少しずつ良くなってきている。 [[赤単]]や[[準赤単]]であれば十分[[マナ武装]]を狙えるようになったものの、それでも[[マナ武装]]9という条件は重い。その為、このカードは1,2枚入れ、サブフィニッシャーにする立場に落ち着いている。やや運が絡む[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]よりも安全にフィニッシュを決められることも多い。 -選ばれる事で[[火力]]を放つ[[クリーチャー]]は他に[[《朱雀神ガリョウ》]]が存在する。あちらと同じく選ばれた時点での[[パワー]]を参照するので、例えば1回[[攻撃]]した後で[[破壊]]されると、[[パワー]]14000以下の[[クリーチャー]]を全滅させられる。 -このカードが登場した当初は[[《朱雀神ガリョウ》]]と同じ[[ルール]]だと解釈されていた。つまり、[[《デーモン・ハンド》]]などで[[除去]]されると[[バトルゾーン]]から離れてしまい、[[パワー]]を参照できないことになり、[[全体除去]]は成立しないことになっていた。しかし即座に修正され、選ばれた時点での[[パワー]]を参照し[[全体除去]]を発動できるようになった。のちに引っ張られる形で[[《朱雀神ガリョウ》]]の[[エラッタ]]が公表された。 -[[ドラゴン・サーガ]]で3種族を持つカードはこのカードが初。また、[[ドラグナー]]でありながら、[[ドラグハート]]を出す能力を一切持たないカードである。 -シークレットカードが2種類存在する。1つはイラストが全体的に黒くなり、大きく「暴走」の文字が書かれた[[Dramatic Card]]風のカード。もう1つは[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]の時にもあったような全体が金色のカード。 -[[背景ストーリー]]上ではガイグレンは[[グレンモルト>《龍覇 グレンモルト》]]が[[ガイギンガ>《熱血星龍 ガイギンガ》]]に取り込まれ誕生したが、藤異秀明氏による[[背景ストーリー]]漫画では[[父親>《暴君の悪魔龍 デストロキール》]]を目の前で殺された[[グレンモルト>《龍覇 グレンモルト》]]が怒りの感情で逆に[[ガイギンガ>《熱血星龍 ガイギンガ》]]を吸収した事で誕生。[[グレンモルトの父親>《暴君の悪魔龍 デストロキール》]]を殺した[[ドラグナー]]の男の力を上回っており、[[ドラグナー]]の男の上半身を一瞬で消し飛ばした。 **関連カード [#oc58c14d] -''Next'' --[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]] -''Prev'' --[[《龍覇 グレンモルト》]] -[[《熱血星龍 ガイギンガ》]] -[[《暴龍警報》]] -[[《朱雀神ガリョウ》]] -[[《燃える革命 ドギラゴン》]] **収録セット [#b41b1f1a] -illus.[[lack]] --[[DMR-14 「ドラゴン・サーガ 第2章 暴龍ガイグレン」]] **参考 [#d97185d2] -[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]] -[[ヒューマノイド爆]] -[[ドラグナー]] -[[スピードアタッカー]] -[[アタックトリガー]] -[[マナ武装]] -[[ターン]] -[[アンタップ]] -[[パンプアップ]] -[[無限アタッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[火力]] -[[全体除去]] -[[アンタッチャブル]] -[[ビクトリー]] -[[シークレットカード]]