#author("2018-08-11T19:26:14+09:00","","") *《爆竜 GENJI・XX》 [#c7032363] |爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX(ダブルクロス) VR 火文明 (6)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 7000| |K・ソウル| |スピードアタッカー| |このクリーチャーが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。| |W・ブレイカー| [[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]で登場した[[K・ソウル]]持ちの[[アーマード・ドラゴン]]/[[フレイム・コマンド]]/[[サムライ]]。 6コストの[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]であり、さらに相手の[[ブロッカー]]を1体[[破壊]]する[[アタックトリガー]]を持つ。このカードが登場したせいで、当時決して弱くはなかった(むしろ強かった)[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]が相対的に大きく評価を落とすことになった。 [[召喚酔い]]無しで現れ、[[ブロッカー]]を蹴散らしながら[[W・ブレイカー]]で奇襲できるため、非常に突破力が高い。[[覚醒編環境]]での全盛期には、[[【超次元GENJIビート】]]の[[アタッカー]]として活躍した。後の環境でも、[[ビートダウン]]のメイン[[アタッカー]]としてよく使用されていた。 [[ブロッカー]]を[[除去]]できるので相手の計算を崩しやすく、[[《知識の精霊ロードリエス》]]や[[《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》]]などの[[システムクリーチャー]]を潰せれば一気に勝負の主導権を握ることができる。 [[マナ]]がある程度伸びる[[ビートダウン]]ならば十分に採用に困らないため、登場時から主軸、サポートを問わず様々な[[デッキ]]で活躍している。逆に、[[ブロッカー]]が主体の[[デッキ]]は常にこの[[カード]]の存在に悩まされることになる。しかも[[ブロッカー]]が入ってないデッキでも腐ることはない。[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]を見てもらえば分かる通り、6コストの[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]というだけで十分強力だった。 しかも、単体で非常に強力だったために見過ごされがちが、[[コマンド]]・[[ドラゴン]]・[[サムライ]]という非常にメジャーな[[種族]]3つに[[XX]]、さらには[[K・ソウル]]まで持つため、受けられるサポートの数は非常に多く、それらを活用するさまざまな[[デッキ]]に入れることができる。 このように高いカードパワーで、長い期間活躍してきたこの[[クリーチャー]]だが、[[革命編]]、[[革命ファイナル]]に入ると、その活躍に陰りを見せる。[[侵略]]、[[革命チェンジ]]が登場し、[[環境]]が一気に高速化。[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]などの[[ファッティ]]が、3ターン目にして普通に場に出て来てしまうという中、6コストを支払って即2打点+[[ブロッカー]][[破壊]]程度の能力は、もはや強力とは言えなくなってしまった。侵略元、革命チェンジ元にしようにも、この[[クリーチャー]]よりも適任はいくらでもいる。そもそも[[侵略]]や[[革命チェンジ]]をしてしまえば、せっかくの[[パワー]]7000と[[W・ブレイカー]]が意味をなさない。侵略・革命チェンジする前のブロッカー破壊能力は使用できるが、そんなことのために6[[コスト]]払う必要性は薄い。 -[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]と並び、[[アタックトリガー]]と[[スピードアタッカー]]の相性の良さを、もっとも顕著に体現している[[カード]]とも言えるだろう。[[パワー]]7000なので、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]1枚で[[破壊]]されないのも利点。 -[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]を[[アタックトリガー]]で[[解除]]し、そのまま殴り潰すことが出来るため、それの[[メタ]][[カード]]となりうる。ただ[[パワー]]差が僅か1500しかなく、[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]等に小突かれる危険があるので十分に注意したい。 -[[《超次元シューティング・ホール》]]と[[《ガイアール・カイザー》]]の組み合わせでも、この[[カード]]と似たような働きが可能。この[[コンボ]]は[[シューティングガイアール]]と呼ばれ、同じく[[ビートダウン]]ではよく使われている。こちらと違い1[[コスト]]軽く、[[《閃光の神官 ヴェルベット》]]がいても[[ブロッカー]]を[[破壊]]できる点で勝る。 --[[アタックトリガー]]なので毎[[ターン]][[破壊]]でき、通常[[クリーチャー]]である為[[サイキック]][[メタ]]の餌食にならない、[[パワー]]が1000高い、[[《墓守の鐘ベルリン》]]や[[《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》]]などの[[呪文]][[耐性]]持ちを選べるなどのメリットがある。 -[[ヘブンズ・ゲート]]との相性はそれほど良くはない。[[《ヘブンズ・ゲート》]]によって、一気に2体の[[ブロッカー]]が出てくるため、1体[[破壊]]してももう1体によって[[ブロック]]されてしまうことが多いためである。 -[[フェアリー・ギフト]]を絡めたビートデッキに入れられていたが、後に同じ6[[コスト]]に[[《龍覇 グレンモルト》]]が登場。[[《銀河大剣 ガイハート》]]を付ければ[[スピードアタッカー]]になり、[[龍解]]できれば強力な[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]を出せる点が大きくあちらに枠を譲りがち。[[ブロッカー]]を蹴散らせる点、自身で[[パワー]]7000の[[W・ブレイカー]]である点でうまく差別化したい。勿論、両方入れることも考えられる。 -[[サイキック・クリーチャー]]の対策として[[《鬼カイザー 「滅」》]]とよく比較されていた、がその後新しく[[《ガイアール Re:》]]が登場。[[種族]]の違いや何を対策したいかで使い分けが必要になった。 -基本[[スペック]]はかの[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]と同じであり、さらに場に相手の[[クリーチャー]]がいなければ、種族的アドバンテージも加味するとそちらの[[完全上位互換]]にさえなりうる(破壊する対象が居ない事になるため能力的には差がないが)。 -[[コスト論]]で考えると破格の[[コストパフォーマンス]]である。本来なら[[スピードアタッカー]]でマイナス1000、[[ブロッカー]][[破壊]]でマイナス1000となるため、合計で2000もオーバーしていることになる(6[[コスト]][[クリーチャー]]の[[パワー]]は7000が基準)。[[パワー]]5000もしくは7[[コスト]]で妥当な[[スペック]]であり、[[覚醒編]]での[[インフレ]]を象徴する1枚である。しかも、それが今となっては[[環境]]から姿を消すのだから、驚きである。 -種族に[[サムライ]]を持つことから、「GENJI」は武家の「源氏」を意味しているのだろう。[[DMX-05>DMX-05 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・エイリアン」]]で[[メタカード]]にしてくれとでも言わんばかりに「平家」である[[《我牙の精霊 HEIKE・XX》]]が登場した。 -[[エピソード1]]では、[[《我牙の精霊 HEIKE・XX》]]や[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]など、明らかにこのカードを[[メタ]]るようなデザインのカードが見られた。強力なカードに間違いは無いが、油断は禁物である。 -前述した[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]や[[《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》]]、[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]は天敵。自身の[[能力]]で[[破壊]]できず一方的に返り討ちにされてしまう。 -[[カードイラスト]]には多くの[[XX]]クリーチャーに見られる「鎖」は見られないが、代わりに[[XX]]をイメージした十字型の刀を2つ装備している。 -[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]では2種類の[[イラスト]]で[[再録]]。従来の[[Toshiaki Takayama]]氏のものと、漫画家の[[吉田戦車]]氏が新たに描いたものがそれぞれ収録されている。 --[[Toshiaki Takayama]]氏版は[[MIRACLEカード]]ではなくなり、[[銀枠]]から黒枠になっている。また、[[吉田戦車]]氏作画版の[[フレーバーテキスト]]は、氏の漫画作品「戦え!軍人くん」にちなんでいる。 -[[DMD-15>DMD-15 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 熱血の戦闘龍」]]では、[[フルフレームフォイル]]での[[再録]]となった。[[DMD-16>DMD-16 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 正義の天聖龍」]]も[[DMD-17>DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」]]も[[フォイル]]は全て新規カードなので、一際目を引く扱いと言える。 -[[背景ストーリー]]では[[覚醒]]を得て[[《剣豪の覚醒者【クリムゾン GENJI・XX】》]]となる。[[《時空の剣士 GENJI・XX》]]とは同一個体。 -[[ドラゴン・サーガ]]の世界にも生存しているようで、後に[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]に目覚め、[[《熱血龍 GENJI「天」》]]、[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]の姿に変化した。 -アニメ「クロスショック」では31話から[[勝舞>切札 勝舞]]の新たな[[切札]]として定着。[[《ケロディ・フロッグ》]]などクリーチャーワールド編で見せ場が用意された他のクリーチャー達と違い、声優は起用されていない。また、「VS」では[[勝太>切札 勝太]]の切り札として登場。 -「デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK」ではリキムが使用しているが、光揮戦では[[《再誕の精霊 アルミウル》]]の能力で[[リアニメイト]]された[[《束縛の守護者ユッパール》]]に[[フリーズ]]を受け、「第6章 勝つための戦略、伝授」の「破壊戦略」では[[《特攻人形ジェニー》]]に真っ二つに[[ハンデス]]を食らう、影男戦で[[《凶英雄 ツミトバツ》]]の能力により破壊されるという役回りになってしまった。 **関連カード [#ic8b56d4] -[[《時空の剣士 GENJI・XX》]]/[[《剣豪の覚醒者【クリムゾン GENJI・XX】》]] -[[《GENJI・ブラスター》]] -[[《GENJI・ボーイ》]] -[[《最前戦 XX 幕府》]]/[[《熱血龍 GENJI「天」》]] -[[《熱血龍 GENJI・XXX》]] -[[《連唱 GENJI・ファイアー》]] -[[《爆竜DX メカゲンジ》]] -[[《我牙の精霊 HEIKE・XX》]] -[[《鬼カイザー 「滅」》]] -[[《ガルベリアス・ドラゴン》]] -[[《メタルウイング・ワイバーン》]] **[[フレーバーテキスト]] [#f842c133] -[[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]&br;'''迅速、即勝利!――爆竜 GENJI・XX} -[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]](a2/38)&br;'''ついにオレ様が帰ってきたぜ!} -[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]](b55/???)&br;'''戦え!GENJIくん} -[[DMD-15>DMD-15 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 熱血の戦闘龍」]]&br;'''最強のドラゴンたちが、今、史上空前の戦いを始める!!} -[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''超次元から登場し、[[覚醒]]を爆発させた[[サイキック・クリーチャー]]![[超次元ゾーン]]とのつながりが、デュエマの新時代となった!} -[[プロモ>プロモーション・カード]](P95/Y13)&br;'''我が剣に切れぬモノなし! ---爆竜 GENJI・XX''' **収録セット [#bade3785] -illus.[[Toshiaki Takayama]] --[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]](a2/38) --[[DMD-15 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 熱血の戦闘龍」]] --[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]] --[[プロモーション・カード]](P95/Y13) -illus.[[吉田戦車]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]](b55/???) **参考 [#idcf0f49] -[[アーマード・ドラゴン]] -[[フレイム・コマンド]] -[[サムライ]] -[[K・ソウル]] -[[スピードアタッカー]] -[[アタックトリガー]] -[[ブロッカー]] -[[除去]] -[[W・ブレイカー]] -[[GENJI・XX]] -[[XX]] -[[MIRACLEカード]] -[[Dramatic Card]] -[[【超次元GENJIビート】]]