#author("2019-07-31T23:51:25+09:00","","")
#author("2019-08-01T09:40:51+09:00","","")
*《&ruby(ばくけんごう){爆剣豪}; グレンモルト》 [#yb5efe09]

|爆剣豪 グレンモルト VR 火文明 (8)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆 18000|
|スピードアタッカー|
|Q・ブレイカー|

[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]で登場した[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド爆]]。

[[革命編]]初のグレンモルトの1体。単純明快な[[重量級]][[スピードアタッカー]]。

[[スピードアタッカー]]搭載の[[準バニラ]]だが、[[コスト論]]を遥かに逸脱した規格外の[[パワー]]と[[打点]]を誇る。[[攻撃]]が通りさえすれば、相手は4枚もの[[シールド]]が突然叩き割られることとなる。

とはいえ、登場時に環境時点で、単純なビートダウン性能しか持たないクリーチャーに8コストは重く、同時期に登場した[[侵略]]で早出しができる[[《音速ガトリング》]]や[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の存在もあって、登場して早々にこのカードの肩身は狭い。
とはいえ、登場時に環境時点で、単純なビートダウン性能しか持たないクリーチャーに8コストは重く、同時期に登場した[[侵略]]で早出しができる[[《音速 ガトリング》]]や[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の存在もあって、登場して早々にこのカードの肩身は狭い。

[[パワー]]は18000とかなり大きく、大抵の[[クリーチャー]]ならばそのまま[[殴り返し]]で[[破壊]]できる。[[覚醒]]後の[[サイキック・クリーチャー]]や[[G・リンク]]した[[ゴッド]]でもほとんど倒せてしまう。しかし、クリーチャーの除去を行いたいなら、[[確定除去]]能力を持つカードはいくらでもいる。

単純にタップしているクリーチャーの[[除去]]かシールドのブレイクしか行えないのは、8コストにしてはあまりにも頼りないだろう。

[[スピードアタッカー]]に複数[[打点]]はいかにも[[ビートダウン]]向けの性能だが、[[ビートダウン]]するにも8コストは重いと言わざるを得なく、序盤から小型で殴っていった方が安定する。

特に耐性能力もないので、[[火力]]や[[バトル]]には強いが、確定除去カードであっさりどかされてしまう。[[ブロッカー]]にも簡単に止められる。[[チャンプブロック]]された返しのターンにあっさり[[確定除去]]されるなんてこともあるだろう。

8マナ溜まるころには、相手も迎撃態勢が整っていることも多いため、単純な攻めしかできないこのクリーチャーを戦場に出したところで焼け石に水にしかならないことも多い。シールドをブレイクしたところで、[[S・トリガー]]のケアできるわけでもなく、相手の手札を増やすことにもなるので、火に油を注ぐことにもなりかねない。

総じて、そう易々とゲームエンドに持ち込めるほどの強さとは言い難く、[[ファッティ]][[準バニラ]]がいかに環境での活躍が難しいかを物語る1枚と言える。

-基礎[[パワー]]が高いので[[《天守閣 龍王武陣》]]や[[《革命の鉄拳》]]などの[[パワー]]参照[[カード]]との相性が良い。[[《偽りの王 モーツァルト》]]などの厄介な[[クリーチャー]]さえも倒せるので、この[[カード]]を採用するならばそちらも[[デッキ]]に入る余地はあるだろう。

-この[[カード]]は[[ベリーレア]]である。初期の頃を除けば、レア以上のレアリティを持ったカードは特別な能力を持っていることが多く、このような[[準バニラ]]の登場は、[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]以来であると言える。

-[[ドラゴン]]でもあるので、各種[[コスト踏み倒し]]の恩恵に与ることもできる。[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]で[[コスト踏み倒し]]できる唯一の[[Q・ブレイカー]]である。

-[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]に1[[コスト]]足しただけで[[パワー]]が倍以上に上がっている。また、[[種族]]の微妙な違いはあるものの、[[《爆竜デュアルベルフォース》]]や[[《グラディアン・レッド・ドラゴン》]]などと見比べると[[スペック]]の差は圧倒的。[[カードパワー]]の[[インフレ]]を感じさせる1枚である。

-このカードの登場により[[《闘龍騎ヴィラン・レギウス》]][[《ボルガッシュ・ドラゴン》]][[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン》]]等の[[準バニラ]][[ファッティ]]の存在意義はほぼ無くなったといっても良いだろう。[[デュエマ]]の歴史において[[インフレ]]により上位互換となるカードが現れるケースは数あれど、ここまで分かりやすく純粋な[[ファッティ]]だともはや逆に清々しい。準バニラだからこそ、インフレ具合がわかるカードと言える。

-このカードが登場した後も[[《ズバット戦車 バチゴーン》]]、[[《ランボルタッ君》]]等このカードの[[下位互換]]が登場することがある。

-ちなみにこの弾の[[カード]]では珍しく[[メガ・コマンド・ドラゴン]]ではなく[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]である。また[[侵略者]]と関わりを持たない[[ヒューマノイド爆]]も珍しい。[[背景ストーリー]]では[[革命軍]]側のクリーチャーのようだ。

-今まで[[ドラグナー]]として[[ドラグハート]]を率い、その強大な力を扱っていたグレンモルトだったが、新章[[革命編]]に入って初の[[カード]]がまさかの[[Q・ブレイカー]]持ち。[[能力]]はともかく[[パワー]]は過去のグレンモルトどころか[[ドラグハート・クリーチャー]]の多くを超越してしまった。

-[[パワー]]17000の[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]を抜いて見事[[ヒューマノイド]]最高[[パワー]]となった。ちなみに[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]の中では、この[[カード]]の登場時点で2位の[[パワー]]である(1位は[[《切札龍 ボルシャック・マスターズ》]])。

-すでに[[ギンガ>《熱血星龍 ガイギンガ》]]・[[ラオウ>《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]とは別れているが、未だに[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]の性質を持っているようである。本人としては[[ヒューマノイド爆]]と自認しているようで[[カード名]]には[[ドラゴン]]要素は一切ないものの、実際に使う際には[[ドラゴン]]サポートのほうが使われていくだろう。

-何気にグレンモルト側の[[カード]]では初めて[[フレーバーテキスト]]で明確にアイラに言及している[[カード]]であったりする(逆は非常に多い)。

**関連カード [#k9d4dedb]
-''Prev''
--[[《爆勝 グレンモルト「魂」》]]

-''Next''
--[[《爆革命 グレンモルト》]]

-[[《音速 ソニックブーム》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#f573f26a]
-[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]&br;'''[[オール・オーバー・ザ・ワールド>《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]との死闘から数年後、モルトと[[アイラ>《爆熱血 ロイヤル・アイラ》]]が武者修行で訪れた地、『ランド大陸』。そこで見たものは、欲望に侵された[[侵略者]]たちと、抵抗する[[革命軍]]の戦争であった。'''

**収録セット [#tee5436e]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]

**参考 [#b8231dbc]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ヒューマノイド爆]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[ファッティ]]
-[[準バニラ]]

-[[デュエマゴールデンリスト]]