#author("2018-08-16T22:03:12+09:00","","")
*《覇王ブラックモナーク》 [#w463f7ae]

|覇王ブラックモナーク SR 闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 17000|
|進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、闇の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]で登場した[[闇]]の[[進化]][[デーモン・コマンド]]/[[ダークロード]]。
[[攻撃]]時、[[闇]]の非[[進化クリーチャー]]と[[闇]]の[[クリーチャー]]の[[リアニメイト]]を順に行う。後者は[[進化クリーチャー]]をも[[リアニメイト]]出来る。長年謎のベールに包まれていた[[覇王ブラックモナーク]]が満を持して[[カード]]化。

封印されていた[[《呪縛の剣豪バロスト》]]を[[《悪魔神バロム》]]として復活させ、戯れに[[パンドラボックス]]や[[《死神明王バロム・モナーク》]]を生み出し、[[キマイラ]]を合成し、[[自然]]への怒りから[[デスパペット]]を作り従えた張本人。
[[《悪魔神バロム》]]を[[闇]][[文明]]の頭とするならばさらにそれの上を行く大頭であり、[[闇]]が[[闇]]たる所以であり発端である。[[背景ストーリー]]での影響力は極めて大きく、[[闇]][[文明]]の親と言っても過言ではない。

[[闇]][[文明]]の「覇王」の名に相応しく、その[[能力]]は[[アタックトリガー]]で[[墓地]]から最大2体の[[闇]]の[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]すると言うもの。
1体目は[[非進化]]という規制があるものの、2体目は[[進化クリーチャー]]でも[[コスト踏み倒し]]ができるので即[[進化]]することが可能。《ブラックモナーク》自身も実は[[リアニメイト]]可能なので、[[墓地]]に複数の《ブラックモナーク》を用意して置くことで1ターンに何体ものの[[闇]]の[[クリーチャー]]を復活させることも夢ではない。

[[マナブースト]]と[[墓地肥やし]]を兼ね、[[進化元]]となる[[デーモン・コマンド]]にも恵まれた[[DMD-33>DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]との相性は最高である。是非復活の儀式を成功させ、新旧[[バロム]]と共に[[闇]]の権化として暴れさせてやりたい。

このカードを使った最も現実的なフィニッシュ方法は[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]とこのカードを使ってループさせることである。墓地とバトルゾーンに《ザビ・ミラ》が合わせて2体、《ブラックモナーク》が手札1体、墓地に1体ある状態が必要。
1.バトルゾーンに《復活の祈祷師ザビ・ミラ》がいる場合は《ザビ・ミラ》を《ブラックモナーク》に進化。無い場合はデーモン・コマンドから進化して攻撃。
2.アタックトリガーで墓地から《ザビ・ミラ》を出し、その上に《ブラックモナーク》を重ね、《ザビ・ミラ》のcipで攻撃中の《ブラックモナーク》を破壊して《ヴォルグ・サンダー》を出して[[山札破壊]]。
3.2で出した《ブラックモナーク》で攻撃し、アタックトリガーで《ザビ・ミラ》を出して、その上に《ブラックモナーク》を重ね、《ザビ・ミラ》効果でバトルゾーンにある《ヴォルグ》と攻撃中の《覇王ブラックモナーク》を破壊し、《ヴォルグ》を出して山札破壊。
4.2に戻る。
このコンボは『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』でも紹介されている。無論下準備は必要だが、ループと呼ぶにはかなり手軽であるため上級者でないプレイヤーでも行うことができる。

-[[DMD-33>DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」]]にて復活は予見されており、[[デッキ]]内容も《ブラックモナーク》復活の儀式を再現しているようだ。[[闇]]の敵対色である[[自然]]を象徴する[[《霞み妖精ジャスミン》]]すらも復活のためにがんばっちゃうカリスマぶりがみられる。
--尚、儀式には[[大地の力>《大地と悪魔の神域》]]を使うために「[[フィオナの森]]」が使用されたようで、呪われた挙句大地を割られ[[《無敵死神ヘックスペイン》]]などを代表とした悪魔の母体にされてしまっているようだ。

-[[非進化]]の[[闇]]の[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]するのは[[強制]]なので注意。また、順序が明確にされているため[[進化クリーチャー]]を先に[[リアニメイト]]することも出来ない。

-[[進化クリーチャー]]も[[リアニメイト]]出来る珍しい[[効果]]の持ち主。連鎖させることで《ブラックモナーク》自身をも量産出来る他、戯れに[[《死神明王バロム・モナーク》]]を作り出すことも実際出来る。

-[[シークレットカード]]版の[[フレーバーテキスト]]は、[[《暗黒の騎士ザガーン》]]の[[フレーバーテキスト]]のオマージュであり、勿論言うまでもなく、[[リアニメイト]]能力はザガーンにも対応している。[[墓地]]から《ザガーン》を大量展開し[[ビートダウン]]をしかけ「圧倒的に勝つ」光景などは、初期からのファンにとって感涙ものだろう。その際はぜひ[[《混沌の獅子デスライガー》]][[《凶闘の魔人ギリエル》]]などの戦友達も採用してあげたいものである。

-《ブラックモナーク》が君臨していた時代は[[パワー]]の最大が[[《光輪の精霊シャウナ》]]の9500だった[[DM-01>DM-01 第1弾]]より以前の時代である。その時代ですでにこの[[パワー]]とすさまじい[[能力]]・・・改めてその力が如何なるものであったかが実感できると言えよう。&br;初期の[[カード]]で構築した[[デッキ]]にこの[[クリーチャー]]を紛れ込ませて遊んでみるのも一興だろう。

-イラストと効果から見ても、まさしく[[闇]]の覇王に相応しいと言える。効果自体は後世に登場した強豪にも通用しうる破壊力はあるものの、運用性を踏まえると残念ながら現[[環境]]で戦うには少し厳しいので、あくまでファンデッキとして暴れまわり、存分に[[フィオナの森]]を焼いていただこう。

-ちなみに[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]では、[[《サファイア・ウィズダム》]]とこの[[クリーチャー]]のみ、[[覚醒編]]以前の[[旧枠]]仕様となっている。

-「デドカミチャンネル」で行われた「光水サファイア・ウィズダム VS 水闇自然覇王ブラックモナーク」の試合では、えじまが[[《母なる星域》]]を使って[[《水晶邪龍 デスティニア》]]を進化させて登場。[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]と[[《悪魔神バロム・クエイク》]]を呼び出す。その猛攻を[[《アルカディア・スパーク》]]で凌ぐカミカミだったが戦況は巻き返せず、そのまま勝利した。

-「デュエマTV」第79回ではダイキが使用。《サファイア・ウィズダム》によるロックを仕掛けてきたタカに対し、こちらは素出しで召喚。「召喚じゃないからウィズダムの効果には引っかからない」と説明しつつ、[[《邪霊神官バーロウ》]][[《悪魔神ドルバロム》]]を出し、バーロウの効果で《悪魔神バロム・クエイク》を出すという「新旧バロムとブラックモナークの共演」を実現させ、そのまま勝利した。
--ただし、タカの手札が10枚に達していればこの動きは不可能だったため、「タカが先攻を取ってれば試合は分からなかった」とフォローされている。

**関連カード [#va0c5943]
-[[《悪魔神デスモナーク》]]
-[[《死神明王バロム・モナーク》]]
-[[《暗黒の騎士ザガーン》]]

-[[《サファイア・ウィズダム》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#y084c356]
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]&br;'''招かれし最強の主賓の一人、それは復活した覇王だった。'''
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[シークレットカード]])&br;'''つまらん。余が戦場に出たら、圧倒的に勝つに決まっている。 ---覇王ブラック・モナーク'''

**収録セット [#x7e314d3]
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]

**参考 [#u8890811]
-[[闇]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ダークロード]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[リアニメイト]]
-[[シークレットカード]]
-[[覇王ブラックモナーク]]