#author("2018-08-11T17:21:01+09:00","","")
*《怒英雄 ガイムソウ》 [#d58639b9]

|怒英雄 ガイムソウ P(SR) 火文明 (7)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 7000|
|マナ武装 7:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、《怒英雄 ガイムソウ》以外の進化ではない火のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得、ターンの終わりにバトルゾーンから自分の手札に戻す。|
|W・ブレイカー|

[[DMD-18>DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」]]で登場した[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]。
[[マナ武装]]7で火の[[クリーチャー]]を[[手札]]から[[コスト踏み倒し]]できる。

[[マナ武装]]7という厳しい条件ながら、自身以外の[[非進化]]かつ火文明のクリーチャーであれば、何でも[[コスト踏み倒し]]で場に出すことができる。[[コスト]]や[[種族]]を問わず、さらに[[スピードアタッカー]]も[[付与]]されるため、不意の奇襲にうってつけ。優秀な[[cip]]や[[アタックトリガー]]を持つ[[ファッティ]]を投げつければ、戦況を一気に覆すことができる。

ただし、この能力で[[コスト踏み倒し]]した[[クリーチャー]]は、ターン終了時に手札に戻ってくるので、できればそのターン中に勝負を決めるか、[[コスト踏み倒し]]したクリーチャーの[[cip]]や[[アタックトリガー]]で[[アドバンテージ]]を稼ぐようにしておきたい。
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主な踏み倒し候補は以下。[[マナ武装]]の性質上、[[多色]]クリーチャーとは基本的に相性がいまいち。

|[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]|ATで[[エクストラターン]]。[[殿堂入り]]|
|[[《希望の絆 鬼修羅》]]|2回能力が発動する|
|[[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]|2回攻撃可能|
|[[《超銀河竜 GILL》]]|[[火力]]+[[シールド焼却]]|
|[[《無限の銃刃 ダン・クローリー》]]|[[∞ ブレイカー]]|
|[[《暴走龍 5000GT》]]|[[サイキック]]+小型[[メタ]]|
|[[《エクス・リボルバー・ドラゴン》]]|大型[[ランデス]]|
|[[《勝利天帝 Gメビウス》]]|攻撃時に6000[[火力]]。2回攻撃。[[パンプアップ]]|
|[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]|マナ武装7を共有する[[1ショットキル]]カード|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|[[破壊]]と[[ランデス]]、[[ブースト]]。使い回しも|
|[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]|最大で10[[マナ]]擬似[[ランデス]]|
|[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]|3枚の[[シールド焼却]]。[[殿堂入り]]|
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弱点は言うまでもなく[[マナ武装]]7である点。[[コスト軽減]]や[[コスト踏み倒し]]によって早期に[[バトルゾーン]]に出したとしても能力が発動しないため、ちゃんと[[マナゾーン]]に[[火]][[文明]]のカードを7枚以上用意する必要がある。[[コスト踏み倒し]]の対象が火文明の[[クリーチャー]]に限定されていることもあって、[[赤単]]もしくはそれに準じるデッキでしか満足に運用できない。それまで[[赤単]]は[[【速攻】]]が主流であり、[[コントロール]]気味に構築するのは難易度が高かったが、[[ドラゴン・サーガ]]の猛烈な単色推しを受けた結果[[モルト「王」]]など実用的な[[赤単]]の[[コントロール]]が生まれ、活躍の場を見出すことができるようになった。

-このカードが登場したスーパーVデッキでは、自軍のドラゴン全てを2回攻撃可能にする[[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]や、《怒英雄 ガイムソウ》にスピードアタッカーを付与しつつブレイク数を増やす[[《アクセル・カイザー「迅雷」》]]と組み合わせている。いずれも《怒英雄 ガイムソウ》と踏み倒し先の2体で計6枚の[[シールド]]を[[ブレイク]]できる強力[[コンボ]]。

-この能力で別の《怒英雄 ガイムソウ》を出せないのは、能力が連続して発動して[[ワンショットキル>1ショットキル]]とならないようにするためと思われる。[[《ボルバルザーク・エクス》]]の二の舞にならないための調整だろうが、このカード自体は[[スピードアタッカー]]を持っておらず、重量級[[マナ武装]]ということもあって、使い勝手は大きく異なる。

-能力や文明の性質上、[[マーシャル・タッチ]]や[[《ディープ・パープルドラゴン》]]と相性がいい。意外なコンボが作れるかもしれない。


-余談だが、何らかの方法で敗北を回避している状態で手札に存在する、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]をバトルゾーンに出すことが出来る。

-登場からしばらく経ち[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]という相性の良いカードを獲得する。環境入りするほど強力な組み合わせとなったが、その頃にはもう[[DMD-18>DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」]]が[[絶版]]となっていたため、急激に[[シングルカード]]価格が高騰した。また需要高まる最中に[[優勝者賞]]として再登場。そちらも[[《龍覇 M・A・S》]]に続く争奪戦となり、各地の大会は盛り上がった。

-アニメVSでは勝太が使用。効果で[[《勝利天帝 Gメビウス》]]を出した。また別の回の燃えろデュエ魂コンボではこのカードと[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]のコンボが紹介された。初歩的ないし当たり前の事が紹介されているこのコーナーで強力なコンボが出る事は珍しい。

**収録セット [#cfd9961f]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]
--[[プロモーション・カード]](P64/Y13)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P36/Y14)(新規イラスト)

**参考 [#t7c41e66]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[マナ武装]]
-[[cip]]
-[[カード名]]
-[[非進化]]
-[[火]]
-[[クリーチャー]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[ターン]]
-[[バウンス]]
-[[デメリット]]
-[[W・ブレイカー]]