#author("2018-07-22T19:00:51+09:00","","")
#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
*《伝説の禁断 ドキンダムX》 [#aefb06b9]

|伝説の禁断 ドキンダムX FLC 火文明 (99)|KNDN LEGEND DKDMX FLC Fire (99)|
|禁断クリーチャー:(種族なし) 99999|KNDN Creature 99999|
|T・ブレイカー|Triple Breaker|
|このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。|When this card is flipped to this creature side, your opponent puts a seal on each of his creatures.|
|コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|Whenever a spell that costs 4 or less would cause your opponent  to choose a creature, he can't choose this one.|
|このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。|If this card is anywhere other than the battle zone, you lose the game.|
|>|BGCOLOR(white):禁断解放前⇒[[《禁断〜封印されしX〜》]]|
|>|&bold(){※殿堂入り}|
※[[カード名]]の「エックス」の表記は、実際のカードでは[[禁断文字]]、公式カードリストでは「X」

[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]で登場した[[火]]の[[禁断クリーチャー]]。
[[T・ブレイカー]]に加え、[[禁断解放]]した時、相手の[[クリーチャー]]全てに[[封印]]をひとつ付ける[[トリガー能力]]、相手がマナコスト4以下の[[呪文]]でこのクリーチャーを対象にとることを禁止する[[常在型能力]]、バトルゾーン以外のゾーンに存在する場合、[[特殊敗北条件]]を得る[[状況誘発]]の[[常在型能力]]を持つ。

[[禁断クリーチャー]]というだけあって過去最高の[[コスト]]に[[パワー]]、さらに派手なフレームが印象的な[[カード]]。
[[封印]]によって相手の[[クリーチャー]]の[[能力]]は全て無効化され、[[バトルゾーン]]にいないものとして扱う。[[封印]]の解除は解除したい[[クリーチャー]]と同[[文明]]の[[コマンド]]を出すことによってできるが、[[コマンド]]を搭載していない[[デッキ]]であればゲーム中は一切使えないものとなってしまう。
また[[封印]]は1体につき、[[山札]]を1枚用いなければならない。相手の[[クリーチャー]]が多ければ多いほど[[山札]]の消費数は増える為、[[ライブラリアウト]]を狙うこともできる。

その強力な[[除去]][[能力]]を持つ反面、その[[封印]]を解放してしまったら最後、この[[クリーチャー]]を[[除去]]されてしまうと強制的にゲームに負けてしまうという致命的な[[デメリット]]が存在する。

一応[[アンタッチャブル]]を持っているものの、[[コスト]]4以下の相手の[[呪文]]と守れる範囲はやや狭く、あまり信用できるものではない。
[[《デーモン・ハンド》]]や[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]のような採用率の高い[[除去]]では普通に選ばれ、破壊されてしまう。その為[[T・ブレイカー]]を持っているものの、この[[クリーチャー]]で[[シールド]]を[[ブレイク]]させるとなると[[S・トリガー]]が非常に怖い。
隣に[[《禁断C マーモ》]]を置いておくか、[[シールド]]がない相手の駄目押しに使うとよい。
特に[[赤単レッドゾーン]]であれば、この[[クリーチャー]]の[[封印]]を解く頃には[[シールド]]がほぼない状況まで追いつめられるはずである。
[[シールド]]を割って増えた[[手札]]によって[[ブロッカー]]を大量展開された時にこの[[クリーチャー]]を[[禁断解放]]させて丸ごと[[封印]]してトドメを刺してやるとよい。

相手の[[ターン]]を跨いでしまうと[[除去]][[カード]]を使われてしまいあっさりとゲームに負けてしまう可能性が高いため、[[《禁断C マーモ》]]がいたとしても[[禁断解放]]した[[ターン]]で決着を付けるべきだろう。

-[[禁断解放]]前の[[《禁断〜封印されしX〜》]]の面で[[封印]]を外すのは[[強制]]な為、[[封印]]を1枚残して相手の[[シールド]]が無くなったのを見計らって[[禁断解放]]することはできない。[[封印]]を外すのが[[任意]]であればという声そのものは少なくない。

-[[《禁断》]]が制限するのは[[クリーチャー]]の[[封印]]を外す動作のみ。よって[[鼓動]]の[[封印]]を外す動作は規制されない。

-[[《禁断》]]よろしく、《ドキンダムX》も無種族である。したがって[[《邪脚護聖ブレイガー》]]では身代わりができない。そのためか名称を参照する[[ウルトラ・セイバー]]として新たに[[《禁断C マーモ》]]が用意されることとなった。

-[[特殊敗北条件]]が[[トリガー]]ではなく[[状況誘発]]で参照されるため、[[《神帝スヴァ》]]では可能だった[[進化]]してから離すという技は使えない。

-[[常在型能力]]による敗北回避等と併用すれば、[[バトルゾーン]]以外の場所にあっても敗北は阻止できる。
--[[マナゾーン]]にある場合、[[マナ数]](マナ・シンボル)がないため、[[マナコスト]]は払えない。一方で[[文明]]は支払う事が可能。そのため扱いは[[5色レインボー]]に近い。

-敗北回避能力を発動させた状態でドキンダムXを手札に戻した場合、[[《禁断〜封印されしX〜》]]を召喚する事は不可能な点に注意。これはカードのコストが定義されていないため。一方、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]はコストを持っているので払えるのであれば&bold(){99コスト支払って召喚することができる}。もちろん[[《カモン・ビクトリー》]]をループさせでもしない限りそんなコストを払うことは不可能だが、一応[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]などの能力を使えば召喚することは可能。&br;また[[《転生スイッチ》]]を使えばほとんどのクリーチャーをを踏み倒すことが可能。コストが無限大である[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]だけは出せないが。

-[[ビートダウン]]の後押しを行いつつ、強制敗北の危険性を伴うという意味では、かの[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を髣髴とさせる。[[《無双竜機ボルバルザーク》]]は登場当時はさほど高く評価されず、のちに禁止化運動が巻き起こるまでの強力さを認識されるようになったカードである。果たして《ドキンダムX》にも同様のことが言えるか。今後の研究に期待がかかる。

-[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]解禁直後の[[公式大会]]、[[デュエ祭]]、[[チャンピオンシップ]]等で[[殿堂レギュレーション]]・[[ブロック構築]]に関係なく、《ドキンダムX》入りのデッキが席巻し、多くのプレイヤーを驚かせた。主に入るデッキが[[赤単レッドゾーン]]や[[モルト NEXT]]であったため、[[禁断解放]]するタイミングでは既に[[シールド]]が0枚になっていることが多く、[[デメリット]]が[[デメリット]]として機能しないまま[[ダイレクトアタック]]が成立してしまう。この点に気づかないプレイヤーは数多く、このような事態を招く結果となった。[[禁断解放]]せずとも勝てる場合も往々にしてあり、サブウエポンとしての威圧感によって、[[メタゲーム]]を相手に幅広く対応できたと考えられる。
--現時点で[[シールド]]が0枚になった場合、《ドキンダムX》を[[封印]]以外で[[除去]]するための有効な方法は以下のとおりである。(ただし、[[バトルゾーン]]にある非ドキンダム側の[[クリーチャー]]はすべて[[封印]]されているものとする。また一時しのぎにしかならないものについては割愛する)

+[[《斬隠オロチ》]]の[[ニンジャ・ストライク]]7&br;[[ビッグマナ]]で有効な対抗手段だが、[[殿堂入り]]
+[[《威牙の幻ハンゾウ》]]の[[ニンジャ・ストライク]]7で場の[[闇]]の[[スレイヤー]][[ブロッカー]]の[[封印]]を外し、《ドキンダムX》の[[攻撃]]を[[ブロック]]する。
+[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]で[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]等をめくる。
+[[《怒流牙 佐助の超人》]]の[[ニンジャ・ストライク]]5から[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の[[マッドネス]]を発動させる。
+[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]発動でコスト4以上の除去呪文を唱える。

-[[新章デュエル・マスターズ環境]]以降は2コストのコスト踏み倒しメタの普及によって[[侵略]]や[[革命チェンジ]]系統のデッキでも[[コスト踏み倒し]]で出す[[クリーチャー]]の着地を阻害されることが多くなったため、これを打点として駆り出さないと殴り切れないケースも目立つようになった。[[5色ドギラゴン剣]]では[[《単騎連射 マグナム》]]、もしくは[[《音精 ラフルル》]]のおかげで比較的安全に打点として利用できるが、それらを使用しないデッキではどうしても打点として利用するならやぶれかぶれの思いをすることになってしまう。

-[[シールド追加]]ができる[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]][[除去]]を多く積んだ相手だと不利になる。こちらが攻め手を追加すればするほど勝手に[[強制]]で弱点を晒すにもかかわらず、相手は継続して[[ブロック]]ができるため、[[禁断解放]]する頃には[[シールド]]を削り切れるという《ドキンダムX》を扱う上での旨味を活かしづらいためである。[[《魔法の玉 タルー》]]、[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]、[[《五極 ギャツビー》]]の存在と[[《ヘブンズ・ゲート》]]には十分警戒しよう。

-[[ミラーマッチ]]で《ドキンダムX》同士を扱うことになると、後に[[禁断解放]]した方が先に[[禁断解放]]された《伝説の禁断 ドキンダムX》を[[封印]]できる。ただし、両者共に[[封印]]を解放するのに特化した[[デッキ]]なため返しの[[ターン]]で簡単に解かれてしまう。
--ちなみに[[赤単レッドゾーン]]が相手だと[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]でサクっとやられてしまうので、やはり[[禁断解放]]した[[ターン]]で勝負を付けることが肝心。
--お互いに[[《禁断〜封印されしX〜》]]を採用している場合に、自分のターン中に[[《オールデリート》]]で互いの[[封印]]を同時に外し尽くすと、相手の《ドキンダムX》は[[封印]]できないのに、自分の《ドキンダムX》は一方的に[[封印]]されてしまうため、負けを確定させる利敵行為にしかならない。どうしても[[《オールデリート》]]で勝ちたければ、[[《ホーガン・ブラスター》]]等で相手ターン中に唱え、非[[アクティブ・プレイヤー]]として[[禁断解放]]するしかない。

-先に登場した[[《禁断》]]を併用すれば[[封印]]した[[クリーチャー]]の解放を防ぐことができる。なお、攻撃できなくなるため、封印で相手の山札を少しは削るとはいえ最初から山札が6枚少なくこのクリーチャーを除去されると負けというハンデを背負った自分の方がやや不利という状況に陥ってしまう。頃合いを見て[[《禁断》]]を除去するか[[ダイヤモンド状態]]にする手段は用意しておきたい。

-大抵の場合相手のシールドが無くなる頃に[[禁断解放]]するので、範囲の狭い[[アンタッチャブル]]は[[革命0トリガー]]呪文の対策につけられたものだと思われる。ただし、[[《革命の防壁》]]だけは[[S・トリガー]]に注意。[[《革命の防壁》]]を使うようなデッキでこのクリーチャーを除去できる[[S・トリガー]]は少ないが、わずかでも時間を稼がれる可能性がある。[[《赤薔薇の精霊龍 ジェネラローズ》]]などコマンドを一度に複数出せるカードも多いため注意。

-[[除去]]されてしまえば強制敗北してしまうが、この[[クリーチャー]]自身の[[コスト]]と[[パワー]]がとてつもなく大きいため、[[コスト]]や[[パワー]]を参照する[[火力]][[除去]]がメインである[[火]][[文明]]では[[除去]]することはかなり難しく、[[《百万超邪 クロスファイア》]]や[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などの限られた[[カード]]でしか[[除去]]できない。
--[[S・トリガー]]、[[S・バック]]、[[ニンジャ・ストライク]]、[[革命0トリガー]]などの相手の[[ターン]]に使える逆転要素において[[除去]]可能な[[火]]の[[カード]]が[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]時点では事実上存在しない。(一応[[《空神兵ウィングライオス》]]など[[除去]]できる[[カード]]もあるが、そもそも[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]がいる時点で[[バトルゾーン]]に[[火]]の[[コマンド]]がいるはずなのでそちらを選ばれてしまう)

-余談だが、この[[カード]]の登場により、殴り手を[[超次元ゾーン]]に依存する事なく[[ノンクリーチャー]][[デッキ]]を組む事が可能になった。先述の通り、[[《オールデリート》]]で[[《禁断〜封印されしX〜》]]をこの[[クリーチャー]]に[[禁断解放]]すれば勝利。ただし相手も[[《禁断〜封印されしX〜》]]を採用しているとその限りではない。
--ちなみに[[《禁断〜封印されしX〜》]]はゲーム開始時から既に[[バトルゾーン]]にあるので、&bold(){「バトルゾーンに出た」という概念そのものがない}。したがって&bold(){どのタイミングで[[禁断解放]]しても[[召喚酔い]]することはない}。先攻1ターン目だろうとなんだろうと、[[《ラッキー・ダーツ》]]から[[《オールデリート》]]を引き当てるだけで、相手も[[《禁断〜封印されしX〜》]]を採用していなければそのまま勝てる。

-[[パワー]]は99999でありながらも[[ワールド・ブレイカー]]ではないのが珍しい。

-[[カード名]]の由来は「VSR」でも強調されている通り、胸の鼓動の「ドキンドキン」「ダムダム」という音と、[[DM]]と[[kindan>《禁断》]]を合わせた『DkindanM』の意だろう。字面がよく似ている「キングダム」との関連性はないと思われる。
--漫画版では[[バサラ]]が命名。その名前の独特な響きからか[[ルシファー]]には「個性的な名前」と評された。

-[[シークレットカード]]版が存在し、なんと&bold(){全文[[禁断文字]]で書かれている。}[[カード名]]の一部に[[禁断文字]]が採用されているカードとしては[[イニシャルズ]]が存在するが、[[カード名]]全文および[[テキスト]]に[[禁断文字]]が採用されたのは[[プロモ>プロモーション・カード]]版[[《禁断》]]に続き2枚目。
--またこちらの面は[[カードイラスト]]も僅かに異なり、通常版はエフェクトが赤を基調にしたデザインであるのに対し、[[シークレットカード]]版のエフェクトは金色を基調にしたデザインである。
--この[[シークレットカード]]版はこれまで登場したシークレットカードの中でもぶっちぎりの封入率の低さを誇り、数カートンに1枚あるかないかである。一応公式大会で使用できるとはいえ知らない人からするとトラブルを招く原因になりかねない意味合いも含めての封入率を低くしているものだと思われる。
--初めて情報が出たのが、アニメ「VSR」第30話であったが、その際に公開されたのがこの[[禁断文字]]版の[[シークレットカード]]だった。コロコロコミック2015年9月号で公開された[[禁断文字]]版[[《禁断》]]のおかげでアルファベット対応表は概ね完成していたものの、文字が細かく、一部の文字が隠れていたため解読は進まなかった。その後、コロコロコミック2015年12月号にて[[禁断文字]]版の[[シークレットカード]]の詳細が公開され、解読がほぼ完了した。ただし「6」以外のアラビア数字に対応する禁断文字が公表されなかったため、2015年12月15日の新殿堂ポスターの公表、およびコロコロコミック2016年1月号の発売まで、どこまで呪文[[アンタッチャブル]]が有効なのか最後まで明らかにされなかった。

-初版のシングルカードは高い時では2000円を超え、シークレット版は1万円の大台に乗ったことがある。しかし2度の再録を経て価格は下落。特に[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で再録されたころには供給過多になったのか、2017年12月頃には[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]版の美品が100円で取引されるなど、封入率の低さでプレイヤーを困らせていたかつてでは思いもよらない事態となっている。デザイン上デッキに2枚以上入れることがまずないカードであるが故の致し方ないことであろう。

-2015年全国大会「デュエルマ☆スターカップ」日本一決定戦の景品として、[[禁断文字]]版の金銀銅の[[メタルカード]]仕様が制作される。従来のメタリックプレートを用いた表彰楯を実戦で使用できるようにしたものであり、世界にそれぞれ1枚しか存在しない。
--余談だが、それぞれ「ド金ダム」「ド銀ダム」「銅キンダム」という愛称がある。

-コミックス・『デュエル・マスターズ バトルアリーナ決勝編』によると、この[[カード]]1枚の開発には6ヶ月もの月日がかかったらしい。たった1枚に6ヶ月もの開発期間をかけたのはなんと&bold(){デュエマ史上初}とのこと。&br;[[種族]]が存在せずこれまでにない[[カードタイプ]]やその[[能力]]を持ち、[[カード名]]の由来の通り[[デュエル・マスターズ]]というゲームの常識を真っ二つに割る特性を持つこと、ただでさえ強力な[[赤単レッドゾーン]]や[[モルト NEXT]]をさらに強化できてしまうこと、そして[[封印]]が実質最上位クラスの[[除去]]であることが理由だと思われる。

-アニメ「VSR」で[[社長]]が[[禁断文字]]を解析した結果によると「このカードの使用者が敗北した場合、このカードと共に消滅する」とあるらしい。おそらく[[特殊敗北条件]]をアニメではそう判断しているようだ。
--その為、このカードと使用者の消滅を回避するには、社長がやったようにデュエル自体を強制的に終了させる以外にないらしい。
-また、「デュエマTV!!」ではこのクリーチャーのダイレクトアタックを受けると再起不能になるという設定付けがされていた。使う側も使われる側も無事では済まないカードである。

-[[背景ストーリー>革命編背景ストーリー]]ではランド大陸がつくられる以前に封印されていたクリーチャーとして登場。[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]の野望の為に封印を解放され、実際のカードの強さそのままに、その力を存分に振るった。最終的には倒されることはなく、寧ろ逆にギュウジン丸を粉砕し、[[革命軍]]も[[侵略者]]もすべて蹴散らしてランド大陸を暗黒大陸へと変えてしまうという、(元々青だが)ラスボスも真っ青の暴れっぷりを披露した。超全集には「来季もまだまだ暴れるらしい」と書いてあるので、革命ファイナルでもその力が健在なのは間違いないようだ。
--[[革命編]]背景ストーリーにおいて、登場した主役の種族である[[革命軍]]と[[侵略者]]、そしてラスボスである[[ギュウジン丸>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]は全て彼が一人で倒しきってしまった事になる。ラスボスのみならず[[主役>《燃える革命 ドギラゴン》]]も[[真っ青>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]である。なおこの展開は[[バーニング・ビースト]]が3種のドラゴンを開放するも誰にも止められなくなり事態は混沌化する、という[[闘魂編]]の展開のオマージュであると思われる。
--因みにそのドキンダムXを封印した存在については不明。ドキンダムX自体にもまだ不明な点がかなり多い。

-[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]ではシークレットカードになった。[[《禁断〜封印されしX〜》]]の面は金箔が大量に貼ってあり、《伝説の禁断 ドキンダムX》の面は3D加工がされており、まるでドキンダムXが槍を投げたかの様に見える。しかしこの3D加工されたカードはかなりペラペラであるため、使用の際にはサイドローダーなどで保護するのが無難だろう。また、カードの薄さから[[ブースターパック]]の[[サーチ]]を誘引させかねないとして、タカラトミーを非難する声もある。ただ、大体はパックはレジに置いてある事が多いので簡単にはサーチする事はできない。
--なお、さすがに[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]版の[[禁断文字]]仕様は用意されていないようだ。[[禁断文字]]版はアニメ「VSRF」でのみ登場する。ただいつか出るかもしれない。

-[[バサラ]]の切札としての存在感を示す他、彼が登場しない「VSRF」19話(※ショートアニメ3本立て)でも、単独の[[キャラクター]]として大暴れ。このドキンダムの声は神奈延年氏が担当している。劇中ではセルと3Dの両方の作画で登場したほか、本編後のデュエマクリーチャーズ劇場でも登場というドキンダム尽くしの回であった。&br;なお、この話はかの国民的アニメ「サザエさん」及び「ドラえもん」のパロディ。そしてこの回の脚本は、実際に双方のアニメの脚本も担当している小林英造氏である。
--続く20話でも、制作段階のアニメのCGパートに登場。最初は[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]との戦闘シーンだったのを変更され、夫([[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]])を見送る妻という役に変わっていた。またしても女性扱いである。ちなみにこのシーンは同話終盤に劇中で放送される「本編」には登場しない(他の収録もそうだが)。

-強烈なインパクトのある[[効果]]と背景を持ったこの[[カード]]だが、一体一体が星を滅ぼす力がある上になんと約378億体居ると言われ、「VSRF」22話において、このクリーチャーでさえ従える[[究極神を自称するクリーチャー>《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が存在するという衝撃の事実が発覚した。尚、この[[クリーチャー]]の体は大量のドキンダムXが変形した繭に包まれており、非常に巨大である。

**《ドキンダムX》を除去できると勘違いしやすい&br;コスト4以下の呪文の代表例 [#sa98bf44]

-[[《スパイラル・ゲート》]]
-[[《謎帥の艦隊》]]
-[[《連弾スパイラル》]]
-[[《ドンドン吸い込むナウ》]]

-[[《デス・スモーク》]]
-[[《ファンタズム・クラッチ》]]
-[[《炎獄スマッシュ》]]
-[[《バブル・トラップ》]]

-[[《魂と記憶の盾》]]
-[[《陰謀と計略の手》]]
-[[《スーパー獄門スマッシュ》]]
-[[《天界の神罰》]]

-[[《革命の水瓶》]]
-[[《革命の裁門》]]
-[[《革命の鉄拳》]]
-[[《革命の巨石》]]

**関連カード [#k1004137]
-[[《禁断》]]
-[[《禁断のドキンダム》]]
-[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]
-[[《禁断機関 VV-8》]]
-[[《ドキンダム BLACK》]]
-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]
-[[《ドキンダム・アポカリプス》]]

-[[《勝利のプリンプリン》]]
-[[《神帝スヴァ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#id8bc01c]
-[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]&br;&italic(){禁断の力が世界を終わらせる。}
-[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]&br;&italic(){真の禁断はその先に……}
-[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]&br;'''禁断の力が世界を終わらせる。}
-[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]&br;'''真の禁断はその先に……}

**収録セット [#ledc9d9a]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]
--[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]](新規イラスト 3D加工)
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]

**参考 [#c023f60e]
-[[種族]]
-[[禁断クリーチャー]]
-[[禁断解放]]
-[[封印]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[特殊敗北条件]]
-[[状況誘発]]
-[[パワー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ロック]]
-[[殿堂入り]]
-[[禁断レジェンドカード]]
-[[シークレットカード]]
-[[禁断文字]]
-[[黒サソリス]]