#author("2018-07-22T19:00:51+09:00","","")
*《停滞の影タイム・トリッパー》 [#x6b680c9]

|停滞の影タイム・トリッパー R 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ゴースト 1000|
|相手はカードをマナゾーンに置く時、タップして置く。|

[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]で登場した[[ゴースト]]。相手の[[マナ]]を[[タップイン]]させる[[能力]]を持つ。

相手の[[マナチャージ]]や[[マナブースト]]などがすべて[[タップイン]]するのはかなり強烈で、相手が使える[[マナ]]を1つ縛ることが可能。

この[[クリーチャー]]がいるだけで1枚[[ランデス]]しているような状態となるので、これだけで大きな[[テンポアドバンテージ]]を稼ぐことができる。
[[システムクリーチャー]]のお約束として[[火力]]に弱いが、[[マナ]]を縛ることによって結果的に生き残りやすい。

[[黒単ドラグナー]]や[[白青黒コントロール]]など[[マナブースト]]がしにくい[[デッキ]]で、相手との[[マナ]]差を埋めるためによく使用される。

[[軽い]][[システムクリーチャー]]としてはかなり優秀なので、[[ランデス]][[デッキ]]以外でも採用できることは多いだろう。

-全く同じ[[能力]]を持つ[[サイキック・クリーチャー]]に[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]が存在する。あちらの方が[[パワー]]も高く[[W・ブレイカー]]も持っているため打点が高いが、[[サイキック・クリーチャー]]であるため、一概にはどちらが上とは言えない。
--あちらも[[《フェアリー・ギフト》]]からの[[《カモン・ピッピー》]]で3[[コスト]]で呼び出せるが、[[《異端流し オニカマス》]]、[[《洗脳センノー》]]、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]、[[《デスマッチ・ビートル》]]などの[[コスト踏み倒し]][[メタ]]も数多く存在するためである。また、[[《フェアリー・ギフト》]]、[[《カモン・ピッピー》]]は共に[[殿堂入り]]して[[コンボ]]の成立が困難となり、単体で仕事ができるこの[[カード]]に安定性で勝る。

-基本的に[[デュエル・マスターズ]]における行動のほとんどは[[マナ]]を必要とするため、[[腐る]]場面が非常に少なく、どんな[[デッキ]]相手でも刺さりやすいため、妨害手段としては上等な[[カード]]。[[フレーバーテキスト]]にある「相手よりこちらの方が素早く動けるならば、それは勝ったも同然」という言葉を実現させることはそう難しくはない。

-2体並べるとタップのタップで結果的に相手のマナチャージは影響を受けない、ことにはならない。

-再録される度に以下のように[[テキスト]]が変わっている。&br;この[[能力]]は決まった[[カード]][[テキスト]]が明確に定められてないものと思われる。
#region(close)
[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]、[[DMC-42>DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」]]、[[プロモ>プロモーション・カード]](P20/Y12)
|相手のカードは、タップされた状態でマナゾーンに置かれる。|
[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]
|相手がマナゾーンにカードを置く時、そのカードはタップして置く。|
[[DMX-10>DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]、[[DMX-18>DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]、[[DMD-24>DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]、[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]、[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]
|相手はカードをマナゾーンに置く時、タップして置く。|
#endregion

-[[フレーバーテキスト]]の「王が遺した遺産の一つ」とは、[[多色]][[カード]]の「[[マナゾーン]]に置く時、この[[カード]]は[[タップ]]して置く」のことを指しているのだろう。

-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]で再録されたバージョンでは同パックの[[《解体人形ジェニー》]]と同じく、パック発売時期の都合上ハロウィンを意識したフレーバーテキストとカードイラストになっている。

-名前の元ネタは恐らく、[[Magic:The Gathering]]に登場するカード、《停滞》だろう。あちらは両プレイヤーのアンタップ・ステップそのものを飛ばす効果を持っており、マナの支払いに不都合が生じると考えると、このカードの能力と類似していると言える。だが《停滞》はクリーチャーのアンタップすらもすっ飛ばす為、凶悪度は比較にならない。

**関連カード [#ta4138c1]
-[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]
-[[《未知なる弾丸 リュウセイ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z1702a89]
-[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]、[[DMC-42>DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」]]&br;&italic(){王が残した遺産の一つを、この[[影>ゴースト]]は密かに受け継いでいた。}
-[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]&br;&italic(){奴の狂おしい怨念の中では、体だけでなく言霊さえも縛られる。}
-[[DMX-10>DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]&br;&italic(){相手よりこちらの方が素早く動けるならば、それは勝ったも同然だろう。}
-[[DMX-18>DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]&br;&italic(){[[グレンモルト>《龍覇 グレンモルト》]]の持つ2本の[[龍>《銀河大剣 ガイハート》]][[剣>《将龍剣 ガイアール》]]に壊滅されかけた闇文明。しかし、不死の死神、[[デスシラズ>《魔壊王 デスシラズ》]]は更なる力と罪を得てレースへと舞い戻ってきた。}
-[[DMD-24>DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]&br;&italic(){[[ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の両肩にある『BW-キャノン』。ここから発せられる億千度の炎が、相手の防壁を焼き尽くすのだ。}
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]&br;&italic(){トリック、オア、トリート!どっちにしろ[[マナ]]に[[イタズラ>タップイン]]しちゃうもんねー! ---停滞の影タイム・トリッパー}
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;&italic(){新たな力、[[クロスギア]]は、[[クリーチャー]]が装備できる武具。進化したそのオーバーテクノロジーが超獣世界を崩壊に導く。}
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P20/Y12)&br;&italic(){時間を稼ぐことが勝利につながるってことが実感できたかな?――停滞の影タイム・トリッパー}

**収録セット [#v16ebcaf]
-illus.[[Ippei Soeda]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]
--[[DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]
--[[DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P20/Y12)([[アルトアート]])
-illus.[[Nekobayashi]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]

**参考 [#w58dbf18]
-[[ゴースト]]
-[[カード]]
-[[タップイン]]
-[[マナゾーン]]
-[[ドルマークスランデス]]
-[[白黒オール・イエス]]