#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
#author("2018-07-29T14:52:05+09:00","","")
*《超竜バジュラ》 [#x718fd14]

|超竜バジュラ SR 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000|
|進化−自分のドラゴン1体の上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選んでもよい。相手はそれを自身の墓地に置く。|
|T・ブレイカー|
|&bold(){※殿堂入り}|

[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]で登場した[[進化]][[アーマード・ドラゴン]]。
[[アタックトリガー]]で2[[マナ]]を[[ランデス]]する[[T・ブレイカー]]であり、登場から10余年経つ今もなお数ある[[進化]][[ドラゴン]]の頂点に君臨する。

自身の[[コスト]]が[[重かったり>重い]]、[[進化元]]の条件が厳しい[[進化クリーチャー]]が持つ[[能力]]は、得てして[[オーバーキル]]気味でロマン偏重であることが多いが、この[[カード]]の[[能力]]は「2[[マナ]][[ランデス]]する」という非常にシンプルかつ強烈なものである。

2枚の[[ランデス]]というのは、通常の[[チャージ]]を超える速度で[[マナ]]を奪っていくということである。それが[[除去]]されない限り毎ターン延々と行われると言えばどれほど恐ろしい[[スペック]]であるかよく分かるだろう。

[[ターン]]を重ねるごとに相手の[[マナ]]を減らし、[[T・ブレイカー]]という高い[[ブレイク]]数と相まって相手を多面的に追い込んでいく。相手にしてみれば一刻も早く[[除去]]しなければならない[[クリーチャー]]であるが、[[ランデス]]によって[[確定除去]]を[[プレイ]]させ辛くするため、そのまま対処させずに[[ダイレクトアタック]]まで押し切ってしまうことも容易である。

一般的に、[[ゲーム]]の中盤で《超竜バジュラ》を出され、返しの[[ターン]]までに[[除去]]できなかったら、もう勝ち目は無いと思っていい。

[[進化クリーチャー]]のため[[召喚酔い]]が無く、タイムラグなしに[[アタックトリガー]]を使用できるのは大きな[[メリット]]。[[進化]]した[[ターン]]に2[[マナ]]は[[ランデス]]できるので、仮に返しの[[ターン]]で[[除去]]されても最低限の[[テンポアドバンテージ]]は稼げる。

[[ドラゴン]]を多く採用する[[連ドラ]]にはもちろん、[[ランデス]][[デッキ]]を始め、何らかの[[ドラゴン]]が[[デッキ]]に入れば[[フィニッシャー]]として使用を検討できるだろう。
[[《超次元フェアリー・ホール》]]で出した[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などからも手軽に[[進化]]できる。

[[殿堂入り]]で見かける機会は減ったが、それでも多くのデッキで採用できる手軽さから今後も広く使われていくだろう。

-[[《無限掌》]]などで[[攻撃]]回数を増やせば、[[オーバーキル]]気味ではあるが、1[[ターン]]の間により多くのマナを削ることができる。[[《チッタ・ペロル》]]などで[[アンタップキラー]]を付加させると更に効果的であり、上手く決まれば一気にゲームエンドまで持ち込める。

-[[《フェアリー・ギフト》]][[《コッコ・ルピア》]][[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]などを駆使することで、最速3ターンで[[召喚]]可能。確率は低いが、決まればほぼ勝ちだろう。

-非常に[[カードパワー]]が高いが、[[手札]]が切れやすい[[ステロイド]][[連ドラ]]とはそこまで相性がよくなく、入らないことも多い。

-弱点は[[《光波の守護者テルス・ルース》]]等の[[ランデス]]対策[[クリーチャー]]。また、[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]等の過剰[[マナブースト]]を先手で出されてしまうと効果が薄い。

-2008年4月15日をもって[[殿堂入り]]。[[《パシフィック・チャンピオン》]]と同時期に殿堂入りしたことから、対処が難しい進化クリーチャーの存在は[[タカラトミー>デュエル・マスターズ公式HP]]や[[Wizards of the Coast]]にはあまり好まれない傾向にあるのかもしれない。&br;とはいえ、サポートは多いので[[サーチ]]などを絡めればまだまだ活躍可能で、中でも[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]で呼んでそのまま進化させる流れは非常に強力。

-派生カードもとい[[クロスギア]]化した[[《バジュラズ・ソウル》]]、[[ランデス]][[効果]]が[[cip]]に変化した[[《超竜バジュラズテラ》]]、ランデス効果1枚分が5000[[火力]]になった[[《超竜バジュラ・セカンド》]]、ランデスの数が1枚になった代わりにコストが2下がった[[《バジュラ・ザ・スター》]]の4枚が存在する。うち[[《バジュラズ・ソウル》]]は本家同様、後に殿堂入りしている。

-[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]では「選ぶ」と書いてあったが、[[再録]]された際、「選んでもよい」に変更された。ただし、元のテキストでも「2枚まで」なので任意であり、枚数も選べる。

-「バジュラ(ヴァジュラ)」とは、[[バラモン>《マントラ教皇 バラモン》]]教の神[[インドラ>《黒神ダーク・インドラ》]]が持つ武器の名前である。

-[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]のフレーバーテキストは[[デュエル・マスターズ]]が10周年の節目を迎えたことを記念したものであるだろう。

-[[殿堂入り]]してもしばらくの長い間シングルでの相場は高額なままだったが、現在は[[再録]]も増え多少落ち着いてきた。

-[[背景ストーリー]]では1大陸を支配するほどの強力なクリーチャーだが、[[《英霊王スターマン》]]に一撃で倒されている。《バジュラ》の方がパワーが4000も高いため、この時どのように倒されたのかについて[[プレイヤー]]間で話のネタになることが多い。

-アニメ「チャージ」では[[勝舞>切札 勝舞]]が謎の車掌さん戦で使用。[[《コッコ・ルピア》]]2体によるコスト軽減で[[《紅神龍ガルドス》]]と[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]]を進化させ、そのデュエルでの[[フィニッシャー]]となった。「チャージ」と「クロス」では、[[難波 金太郎]]の切り札でもある。

-月刊[[コロコロコミック]]の「DM超獣博士DM」で取り上げられた際の処方は「強すぎ注意」。その後バジュラはその強さで[[殿堂入り]]してしまった。

**[[サイクル]] [#d18d2767]
[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]の[[進化]][[ドラゴン]]
-[[《超神龍アブゾ・ドルバ》]]
-&bold(){《超竜バジュラ》}
-[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]

**関連カード [#d5ef7115]
-[[《バジュラズ・ソウル》]]
-[[《超竜バジュラズテラ》]]
-[[《超竜バジュラ・セカンド》]]
-[[《バジュラ・ザ・スター》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#i3c89af1]
-[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]&br;'''10年の歳月を経て、未だ頂点に在り。是、歓喜の極みなり。}
-[[DMX-19>DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]&br;'''[[撃滅>ゲキ&メツ]]の原点にして、頂点。}
-[[DMX-19>DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]&br;'''[[撃滅>ゲキ&メツ]]の原点にして、頂点。'''

**収録セット [#b46c3acd]
-illus.[[Seki]]
--[[DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]
-illus.[[NINNIN]]
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」]]

**参考 [#t88f0ce2]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ドラゴン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ランデス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[殿堂入り]]
-[[ターボバジュラ]]
-[[ドラゴンランデス]]