#author("2018-08-04T13:21:36+09:00","","")
*《超竜バジュラ》 [#z1cf8a16]

|超竜バジュラ SR 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000|
|進化−自分のドラゴン1体の上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選んでもよい。相手はそれを自身の墓地に置く。|
|T・ブレイカー|
|&bold(){※殿堂入り}|

[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]で登場した[[進化]][[アーマード・ドラゴン]]。
[[アタックトリガー]]で2[[マナ]]を[[ランデス]]する[[T・ブレイカー]]であり、登場から10余年経つ今もなお数ある[[進化]][[ドラゴン]]の頂点に君臨する。

自身の[[コスト]]が[[重かったり>重い]]、[[進化元]]の条件が厳しい[[進化クリーチャー]]が持つ[[能力]]は、得てして[[オーバーキル]]気味でロマン偏重であることが多いが、この[[カード]]の[[能力]]は「2[[マナ]][[ランデス]]する」という非常にシンプルかつ強烈なものである。

2枚の[[ランデス]]というのは、通常の[[チャージ]]を超える速度で[[マナ]]を奪っていくということである。それが[[除去]]されない限り毎ターン延々と行われると言えばどれほど恐ろしい[[スペック]]であるかよく分かるだろう。

[[ターン]]を重ねるごとに相手の[[マナ]]を減らし、[[T・ブレイカー]]という高い[[ブレイク]]数と相まって相手を多面的に追い込んでいく。相手にしてみれば一刻も早く[[除去]]しなければならない[[クリーチャー]]であるが、[[ランデス]]によって[[確定除去]]を[[プレイ]]させ辛くするため、そのまま対処させずに[[ダイレクトアタック]]まで押し切ってしまうことも容易である。
//一般的に、[[ゲーム]]の中盤で《超竜バジュラ》を出され、返しの[[ターン]]までに[[除去]]できなかったら、もう勝ち目は無いと思っていい。
//デ・スザーク等の無月の門の台頭で、一概にそうと言えなくなったのでコメントアウト。下手を打つとコスト2の魔導具が出るだけで返されます。

[[進化クリーチャー]]のため[[召喚酔い]]が無く、タイムラグなしに[[アタックトリガー]]を使用できるのは大きな[[メリット]]。[[進化]]した[[ターン]]に2[[マナ]]は[[ランデス]]できるので、仮に返しの[[ターン]]で[[除去]]されても最低限の[[テンポアドバンテージ]]は稼げる。

[[ドラゴン]]を多く採用する[[連ドラ]]にはもちろん、[[ランデス]][[デッキ]]を始め、何らかの[[ドラゴン]]が[[デッキ]]に入れば[[フィニッシャー]]として使用を検討できるだろう。
[[《超次元フェアリー・ホール》]]で出した[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などからも手軽に[[進化]]できる。

殿堂入り後も[[ドラゴン・サーガ]]辺りまでは[[ランデス]]系統のフィニッシャーとして偶に使われていたが、[[革命編環境]]以降侵略や革命チェンジが跋扈する中で[[殿堂入り]]のハンデが重く、環境から姿を消した。

その後、[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]、[[《水上第九院 シャコガイル》]]などの[[エクストラウィン]]手段がランデス系統の[[フィニッシャー]]として主流となると、ランデス獣としてはほとんど忘れられた存在となった。

一応[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]や[[《リュウセイ・ジ・アース》]]、[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]など[[5色フェアリー・ミラクル]]の定番クリーチャーを[[進化元]]として利用できるが、[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]が登場した頃になると漫然とランデスを行うだけで相手のマナゾーンを空にすることができるようになったため、わざわざこのカードでランデスする必要が無くなってしまった。

そのため、将来の[[殿堂解除]]候補として名前を挙げるプレイヤーも少なからず出てくるようになった。

-[[《無限掌》]]などで[[攻撃]]回数を増やせば、[[オーバーキル]]気味ではあるが、1[[ターン]]の間により多くのマナを削ることができる。[[《チッタ・ペロル》]]などで[[アンタップキラー]]を付加させると更に効果的であり、上手く決まれば一気にゲームエンドまで持ち込める。

-[[《フェアリー・ギフト》]][[《コッコ・ルピア》]][[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]などを駆使することで、最速3ターンで[[召喚]]可能。確率は低いが、決まればほぼ勝ちだろう。

-非常に[[カードパワー]]が高いが、[[手札]]が切れやすい[[ステロイド]][[連ドラ]]とはそこまで相性がよくなく、入らないことも多い。

-弱点は[[《光波の守護者テルス・ルース》]]等の[[ランデス]]対策[[クリーチャー]]。また、[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]等の過剰[[マナブースト]]を先手で出されてしまうと効果が薄い。

-2008年4月15日をもって[[殿堂入り]]。[[《パシフィック・チャンピオン》]]と同時期に殿堂入りしたことから、対処が難しい進化クリーチャーの存在は[[タカラトミー>デュエル・マスターズ公式HP]]や[[Wizards of the Coast]]にはあまり好まれない傾向にあるのかもしれない。&br()とはいえ、サポートは多いので[[サーチ]]などを絡めればまだまだ活躍可能で、中でも[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]で呼んでそのまま進化させる流れは非常に強力。

-派生カードもとい[[クロスギア]]化した[[《バジュラズ・ソウル》]]、[[ランデス]][[効果]]が[[cip]]に変化した[[《超竜バジュラズテラ》]]、ランデス効果1枚分が5000[[火力]]になった[[《超竜バジュラ・セカンド》]]、ランデスの数が1枚になった代わりにコストが2下がった[[《バジュラ・ザ・スター》]]の4枚が存在する。うち[[《バジュラズ・ソウル》]]は本家同様、後に殿堂入りしている。

-[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]では「選ぶ」と書いてあったが、[[再録]]された際、「選んでもよい」に変更された。ただし、元のテキストでも「2枚まで」なので任意であり、枚数も選べる。

-「バジュラ(ヴァジュラ)」とは、[[バラモン>《マントラ教皇 バラモン》]]教の神[[インドラ>《黒神ダーク・インドラ》]]が持つ武器の名前である。

-[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]のフレーバーテキストは[[デュエル・マスターズ]]が10周年の節目を迎えたことを記念したものであるだろう。

-[[殿堂入り]]してもしばらくの長い間シングルでの相場は高額なままだったが、現在は[[再録]]も増え多少落ち着いてきた。

-[[背景ストーリー]]では1大陸を支配するほどの強力なクリーチャーだが、[[《英霊王スターマン》]]に一撃で倒されている。《バジュラ》の方がパワーが4000も高いため、この時どのように倒されたのかについて[[プレイヤー]]間で話のネタになることが多い。

-アニメ「チャージ」では[[勝舞>切札 勝舞]]が謎の車掌さん戦で使用。[[《コッコ・ルピア》]]2体によるコスト軽減で[[《紅神龍ガルドス》]]と[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]]を進化させ、そのデュエルでの[[フィニッシャー]]となった。「チャージ」と「クロス」では、[[難波 金太郎]]の切り札でもある。

-月刊[[コロコロコミック]]の「DM超獣博士DM」で取り上げられた際の処方は「強すぎ注意」。その後バジュラはその強さで[[殿堂入り]]してしまった。

**[[サイクル]] [#g8e790f0]
[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]の[[進化]][[ドラゴン]]
-[[《超神龍アブゾ・ドルバ》]]
-&bold(){《超竜バジュラ》}
-[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]

**関連カード [#x6ba3c21]
-[[《バジュラズ・ソウル》]]
-[[《超竜バジュラズテラ》]]
-[[《超竜バジュラ・セカンド》]]
-[[《バジュラ・ザ・スター》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#c2e602e3]
-[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]&br()&italic(){10年の歳月を経て、未だ頂点に在り。是、歓喜の極みなり。}
-[[DMX-19>DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]&br()&italic(){[[撃滅>ゲキ&メツ]]の原点にして、頂点。}

**収録セット [#h3afd471]
-illus.[[Seki]]
--[[DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]
-illus.[[NINNIN]]
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」]]

**参考 [#iab0be27]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ドラゴン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ランデス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[殿堂入り]]
-[[ターボバジュラ]]
-[[ドラゴンランデス]]