#author("2018-07-25T13:59:58+09:00","","")
*《大神砕ジオ・アルデバラン》 [#m7ee119f]

|大神砕ジオ・アルデバラン SR 自然文明 (7)|
|進化クリーチャー:ガイア・コマンド/エイリアン 15000|
|進化−自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|スペース・チャージ:自然|
|SC−相手はバトルゾーンにある自身のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|

[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]で登場した[[進化]][[ガイア・コマンド]]/[[エイリアン]]。
[[スペース・チャージ]]:[[自然]]で相手に自身の[[クリーチャー]]を1体選ばせ、[[マナ]]に置かせる[[能力]]を持つ。

[[スペース・チャージ]]は相手が選ぶ[[マナ送り]]。[[cip]]を使った後の[[ウィニー]]など不要な[[クリーチャー]]を選ばれることも多いが、[[自然]][[文明]]特有の[[マナブースト]]を生かして複数回発動させれば、小型大型もろとも相手の盤面を一掃出来る破壊力を持つ。
[[システムクリーチャー]]として盤面に残り続けるため、《ジオ・アルデバラン》が居座り続ける限り[[マナブースト]]だけで[[除去]]が飛んでいく。相手は盤面構築が非常に難しくなる他、下手をすれば[[ロック]]がかかってしまうことすらある。

[[マナ]]操作が得意な[[自然]]に属しているという事も相まって単色[[デッキ]]では鬼のような性能を発揮する。

[[自然]]らしく基本[[スペック]]も非常に優秀。ただの[[ファッティ]][[進化クリーチャー]]としても十分な[[スペック]]を持つ。[[進化元]]の指定も非常に緩いため、[[《青銅の鎧》]]などの[[クリーチャー]]から簡単に[[進化]]することができる。

反面、[[除去]]があくまでも[[マナ送り]]である以上、相手の動きを加速させていることは気を付けたい。故に盤面処理をした後は迅速に勝負を詰めに行く必要があるが、下手に[[攻撃]]すると[[シールド]]で増えた[[手札]]をことごとく有効活用されてしまう可能性もある。
相手がソース切れを起こしたのなら[[ロック]]になるため話は早いのだが、そうでないのなら盤面整理後の攻勢に出るタイミングが非常に難しく、こちらが致命打を受ける前に勝負の要を抑える必要があり的確な判断力が求められる。

また、《ジオ・アルデバラン》核にした[[デッキ]]は[[除去コントロール]]としての性質を持つため、[[マナ送り]]という性質を相まって[[ゼニス]]などを軸にした[[ビッグマナ]]などは苦手。幸い《ジオ・アルデバラン》は基礎スペックが極めて優秀であるため、構築やプレイング次第ではある程度戦える性能を持ち合わせている。

相手に違った形で[[アドバンテージ]]を与えてしまうことから立ち回りの難しい玄人向けの[[カード]]である。無論、相手に塩を送る反面で[[能力]]は強力であるため、是非とも使いこなしてやりたいところ。
《ジオ・アルデバラン》の性質上、彼を軸にする時は[[自然]][[単色]][[デッキ]]であることが望ましい。専用デッキについては「[[ジオ・アルデバラン]]」を参照。

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**環境において [#fbc4c71f]

登場当初は[[スペース・チャージ]]自体が[[トリガー]]するための要求値が高い行為として敬遠されており、せっかくトリガーさせても1体選ばせで[[マナ送り]]という[[効果]]にとどまるため実にささやかだ、と過小評価されていた。しかしこのカードの登場から約1ヶ月後に[[《ボルバルザーク・エクス》]]が登場すると、潤沢な[[マナ]]を使って[[コスト]]を支払い、[[《青銅の鎧》]]などを[[進化元]]にして出せる[[除去]]付きの[[召喚酔い]]しない[[T・ブレイカー]]として評価が覆った。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]になると、[[ズンドコピエロ]]というスペース・チャージをいとも簡単に発動できるデッキタイプが台頭し、ただ単に余ったマナから出しては繰り返し除去を使えるクリーチャーとして注目を集め、ここに来てようやく本来的な用途で需要を集めたと言える。

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**その他 [#xbc4f84c]

-[[マナ送り]]が相手選択であるため、相手の場に[[ウィニー]]などがいると[[マナブースト]]で相手を助長しかねないので注意。[[能力]]は[[任意]]であるため、使い所に気を付ければ問題はない。とはいえ延々と場にいられるのも問題なので[[火力]]などで対処するか、一気に大量に[[マナブースト]]することで大型諸共消し去るのが望ましい。

-[[《セブンス・タワー》]]や[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]など、一度に大量の[[マナブースト]]が出来る[[カード]]と合わせれば、[[全体除去]]のように扱うことが出来る。

-[[《倍返し アザミ》]]がいると、相手が[[マナブースト]]とするとこちらも[[マナブースト]]できる。つまり、[[デッキ]]が全て[[自然]]のカードならば、1回[[スペース・チャージ]]が決まるだけで全ての相手[[クリーチャー]]を一気に[[マナ送り]]にすることができる。

-[[《サーガ・レオシェルター》]]との相性は抜群。無料[[クロス]]で[[破壊]]に耐性を付ける上に、[[破壊置換効果]]で[[スペース・チャージ]]を使うことができる。

-[[《躍喰の超人》]]や[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]があれば《ジオ・アルデバラン》登場時にすぐ[[スペース・チャージ]]を発動できる。特に[[《躍喰の超人》]]は[[S・トリガー]]持ちで複数回の[[マナブースト]]が期待でき、[[進化元]]にもなれるので相性がいい。

-[[《霊騎ラグマール》]]等を出し入れすると、[[スペース・チャージ]]と合わせて一度に2体をマナ送りにできる。[[《霊騎サンダール》]]や[[《連鎖類覇王目 ティラノヴェノム》]]などで何度も場とマナを行き来させれば、2〜3体の展開も簡単に始末可能。

-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの「[[バトルゾーン]]を離れない」[[能力]]持ちには注意。特に[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]は[[自然]][[単色]][[デッキ]]では対処できず、《ジオ・アルデバラン》の打点すらも止められてしまうため天敵となる。

-非[[多色]][[クリーチャー]]で、自分が持つ[[文明]]と同じ[[文明]]を発動条件とする[[スペース・チャージ]]を持つのは《ジオ・アルデバラン》のみ。この特徴によって[[単色]]で[[デッキ]]を組むことが可能になっており、地味ながら大きいポイントである。

-アルデバラン(Aldebaran)とはおうし座にある恒星。

-[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]の紹介漫画では「[[アンノウン]]の意志(当時[[アンノウン]]は[[種族]]か[[クリーチャー]]の1個体なのかすら不明だった)」に基づいて[[《マザー・エイリアン》]]を亡き者にするために5戦士に攻撃を仕掛ける。その後突如現れた[[《雷獣ヴォルグ・ティーガー》]]にあっさり切り裂かれたが、実際のゲームではこちらの方が[[パワー]]が高い。

**収録セット [#b4ae6119]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]

**参考 [#cd242bcf]
-[[ガイア・コマンド]]
-[[エイリアン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[自然]]
-[[クリーチャー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[スペース・チャージ]]
-[[バトルゾーン]]
-[[マナ送り]] 
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[ジオ・アルデバラン]]