#author("2018-12-23T05:52:32+09:00","","")
*《&ruby(たいがせいれい){大河聖霊};エル・ドラード》 [#id43b84e]

|大河聖霊エル・ドラード SR 光/水文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/サイバー・コマンド 15000|
|相手のターン中に、相手のクリーチャーがそのターンまだ一度も攻撃していなければ、相手のクリーチャーは可能であれば攻撃する。|
|相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかった時、カードを1枚引く。その後、コストを支払わずに、手札から「S・トリガー」付き呪文を1枚唱えるか、「S・トリガー」付きクリーチャーを1体召喚してもよい。|
|T・ブレイカー|

[[DM-37>DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」]]で登場した[[エンジェル・コマンド]]/[[サイバー・コマンド]]。

相手に1度の[[攻撃]]を強制させる[[能力]]を持つ[[ファッティ]]。また、自分に対する[[攻撃]]を[[ブロック]]しなかった時、[[カード]]を1枚引き、その後[[S・トリガー]]付きの[[呪文]]か[[クリーチャー]]を1枚使用することができる。

[[能力]]は非常に強力で、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[スパーク]][[呪文]]や[[《スローリー・チェーン》]]で確実な防御を行ったり、[[《パーロックの宝物庫》]]で[[手札補充]]などが出来る。
普通に[[《アクア・サーファー》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]を出しても十分な[[アドバンテージ]]を得られる。

自身の[[能力]]で1回の[[攻撃]]は保証されるが、[[クリーチャー]]を[[攻撃]]対象にされると意味が無いので、[[プレイング]]には気をつけたい。[[ターン]]終了時に[[アンタップ]]する[[能力]]などを使い、出来るだけ[[シールド]]を狙わせるようにしたい。

また、[[攻撃]]を通して[[ドロー]]した結果何も使えなくても、自身が高[[パワー]]なので大抵の相手は[[殴り返し]]ができる。

ただし、この[[クリーチャー]]自身が9マナと非常に[[重い]]のが欠点。この[[マナコスト]]だと、相手の[[フィニッシャー]]も出揃って来ているので、悠長に出すと返しの[[ターン]]ですぐに[[除去]]されてしまうことも多い。
特に、[[《地獄門デス・ゲート》]]を喰らうと[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]のような8マナの[[クリーチャー]]が飛び出す可能性もある。

やはり、可能な限り[[コスト踏み倒し]]で出したい。[[多色]]であるため、[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]で[[山札の上]]に持ってきてから[[《エンペラー・ギュルム》]]で場に出すこともできる。[[種族]]に[[サイバー]]を持つため、[[《超電磁トワイライトΣ》]]での[[コスト踏み倒し]]も可能。

何らかの[[S・トリガー]]で[[コスト踏み倒し]]できれば最高なのだが、相性の良かった[[《ミラクルとミステリーの扉》]]や[[《転生プログラム》]]が[[プレミアム殿堂]]したのは向かい風。[[《ホーガン・ブラスター》]]も[[殿堂入り]]しており、現在の[[カードプール]]では活躍は少々厳しいと言える。

-「相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかった時」という[[能力]]は、自分が[[ブロック]]を放棄した後、[[シールド]]を[[ブレイク]]する直前に[[解決]]する。《大河聖霊エル・ドラード》の[[能力]]で[[召喚]]した[[クリーチャー]]の[[能力]]、または[[唱えた>唱える]][[呪文]]の[[効果]]によって、[[攻撃]]してきた[[クリーチャー]]が場を離れた場合、その[[攻撃]]は中止となり[[シールド]]は[[ブレイク]]されずに済む。

-[[S・トリガーX]]には対応しないが、大した問題ではないだろう。

-[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]を[[召喚]]し[[マッドネス]]を展開することもできる。しかし自身の高[[コスト]]が投入を避ける要因となってしまうか。

-[[能力]]による[[呪文]]の連発を狙うのであれば、自分の[[呪文]]に反応して[[ドロー]]できる[[《氷牙レオポル・ディーネ公》]]と組み合わせたい。

-初期の[[【ミラクルとミステリーの扉】]]では、[[コスト踏み倒し]]要員を兼ねた[[フィニッシャー]]として活躍。しかし、[[エピソード2]]より[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]のような強力な[[ファッティ]]が続々登場し、やや[[相手依存]]なこちらは次第に使われなくなっていった。

-コストが9であることが幸し[[【九極侵略】]]に入るかもしれない。[[《コアクアンのおつかい》]]で[[手札]]に引き込める上に[[水]]マナを確保して[[ドローソース]]を打ちやすくすることを理由に採用するプレイヤーもいる。

-[[サイバー・コマンド]]の名前にはアルファベットがひとつ入るのが普通だが、この[[クリーチャー]]の名前は「''エル''・ドラード」であり、「エル」の部分を「L(エル)」とかけている。ただし、Lはすでに[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]が存在する。
--また、「エル・ドラード」の元ネタは南米にあると信じられてきた理想郷エルドラド(El Dorado)だろう。

-漫画「SX」では[[アダム]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。戦闘機のミサイル攻撃を受けたが、「クリーチャーがデュエル以外で死ぬものか」と言う[[アダム]]の言葉通り、無傷だった。

**関連カード [#o2617fc6]
-[[《術英雄 チュレンテンホウ》]]

**収録セット [#ka27e38c]
-illus.[[sansyu]]
--[[DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」]]

**参考 [#rac1b77a]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[タップイン]]
-[[ターン]]
-[[クリーチャー]]
-[[攻撃]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[ブロック]]
-[[ドロー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[手札]]
-[[S・トリガー]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[召喚]]
-[[T・ブレイカー]]