#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
*《雪渓妖精マルル》 [#re226ab4]

|雪渓妖精マルル C 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 1000|
|セイバー:アース・ドラゴン|

[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]で登場した[[スノーフェアリー]]。[[アース・ドラゴン]]を対象とした[[セイバー]]を持つ。

[[アース・ドラゴン]]は[[《緑神龍ミルドガルムス》]]や[[《緑神龍ザールベルグ》]]などの[[cip]]能力持ちや[[《緑神龍バルガザルムス》]]や[[《無双竜機ドルザーク》]]のような[[ドラゴン]]同士で共鳴するものが多く、わざわざ他種族の[[ウィニー]]である《マルル》で守る必要は薄かった。
後に登場した[[《ポッポ・弥太郎・パッピー》]]は[[文明]]は違うが性能面では上位互換であり、当時[[ドラゴン]]は[[火]][[文明]]絡みが主力だったのもあり、役目すらも奪われていた。

長らく影の薄いカードだったが、[[《緑神龍ドラピ》]]の[[デメリット]]を打ち消せることから突然有用性が見いだされる。こうして低[[コスト]]での早期《ドラピ》降臨を目指す[[デッキ]]が[[セイバードラピ]]であり、それの主力カードとして日の目を浴びることとなった。[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]の発売からちょうど6年の歳月を経ての出来事である。

[[セイバードラピ]]に置いても[[《ポッポ・弥太郎・パッピー》]]は有用ではあるが、抱き合わせでの5枚枚以上の採用は無論、[[デッキ]]を単色に出来る点であちらに勝る。低[[コスト]]域での早期《ドラピ》降臨を目指すこの[[デッキ]]において色基盤を気にしなくても良いのは安定性の向上および強さに直結し、[[《トレジャー・マップ》]]で[[サーチ]]出来る点や[[マナ武装]]を有効に扱えるなど、小回りの利いた構築が可能となる。
後に、範囲が[[ドラゴン]]全体に広がりパワーも1000上がった[[《結界の面 ブオン》]]が登場し、[[セイバードラピ]]での主力を譲ると同時に[[自然]]単色での5枚以上採用が可能となった。

また、その[[《結界の面 ブオン》]]にも必ずしも劣るわけではなく、[[スノーフェアリー]][[デッキ]]に[[セイバードラピ]]を組み込む際は橋渡しとして優秀。

[[スノーフェアリー]]は[[マナブースト]]と[[ウィニー]]の扱いに長けた[[種族]]であり、《ドラピ》共々高い運用性を発揮できる。また、[[デッキ]]を回す過程で[[マナ]]やりくりの際、余剰に発生した[[マナ]]に《ドラピ》をあてがうことで片手間に大型打点を用意することが出来る。
[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]や[[《ダイヤモンド・カスケード》]]など[[スノーフェアリー]]の[[進化元]]兼[[サルベージ]]にもあやかることが出来、基本使い捨てとなりがちな[[セイバー]]を繰り返し使用できるなど極めて相性が良い。
《ドラピ》の[[サルベージ]]はそう簡単には行かないが、[[《天真妖精オチャッピィ》]]などで[[マナ]]を経由すれば別に難しくもなく、粘り強く出していける。
また、[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]を起動できるため、やろうと思えば2ターン目に《ドラピ》を出すことも可能。パーツも[[スノーフェアリー]][[デッキ]]に普通に採用出来るものばかりであるため、狙ってみてもいいだろう。

[[《緑神龍ドラピ》]]の登場は無論、後々強化を受け続ける[[スノーフェアリー]]に属していたのが功を奏したといったところか。[[ドラゴン]]と人型[[種族]]は強化が顕著なため、今後更なる需要が発生する可能性は十分にある。登場時と比べて待遇は極めて良くなっており、覚えておいても損のない[[カード]]であろう。

-《マルル》や[[《開龍妖精フィーフィー》]]など[[転生編]]の[[スノーフェアリー]]は[[アース・ドラゴン]]との関係が深い。

-[[セイバー]]の対象が[[アース・ドラゴン]]のため、新たに登場した[[スノーフェアリー]]の切り札である[[《武家類武士目 ステージュラ》]]を守れないのが歯がゆいところ。

-[[フレーバーテキスト]]は[[セイバー]]能力の悲哀を感じさせる、どこかグッとさせる感慨深いものになっている。《マルル》を印象付ける大きな要素であり、当事者プレイヤーは無論、後に[[《桜風妖精ステップル》]]でオマージュされるなど、この[[フレーバーテキスト]]を通して《マルル》を知った・覚えたプレイヤーは多い。
--6年の歳月を経て日の目を浴びることとなった[[カード]]としての歴史、[[セイバー]]遂行後も[[サルベージ]]で再度現れ尚[[セイバー]]として働ける《マルル》の得た[[ゲーム]]中での有用性、共に[[フレーバーテキスト]]に何かを感じずには言えられない奇妙な縁がある。この[[カード]]の印象をより一層強くしている大きな要因である。

**[[サイクル]] [#lb57e312]
[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]の[[セイバー]]持ち[[クリーチャー]][[サイクル]]。
-[[《霊山の守護者ビックス》]]
-[[《クレセント・アネモネ》]]
-[[《救命人形バロール》]]
-[[《愛護兵ブランカ》]]
-&bold(){《雪渓妖精マルル》}

**[[フレーバーテキスト]] [#y3b2436a]
-[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]&br;'''「この世の果てで、また会いましょう。だから、今は笑って」――雪渓妖精マルル}

**収録セット [#s5737548]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]


**関連カード [#d99891c5]
-《緑神龍ドラピ》
-《結界の面 ブオン》
-《桜風妖精ステップル》

**参考 [#h0a85cbe]
-[[スノーフェアリー]]
-[[セイバー]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[セイバードラピ]]