#author("2018-09-21T16:23:32+09:00","","")
*《&ruby(せいこくじゅう){聖黒獣};アシュライガー》 [#dab7a350]

|聖黒獣アシュライガー UC 光/闇文明 (4)|
|クリーチャー:シャイン・モンスター/ダーク・モンスター 4500|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|H・ソウル|
|E・ソウル|
|自分のエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドすべての召喚コストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。|

[[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]で登場した[[H・ソウル]]/[[E・ソウル]]持ちの[[シャイン・モンスター]]/[[ダーク・モンスター]]。
いつか出るだろうと誰もが思っていた[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]の[[コスト軽減]][[能力]]が一緒になって登場。

[[《深塊機士ガニスター》]]などのように[[文明]]全体という[[汎用性]]はないが、代わりに軽減出来る数値が2と大きい。
[[コスト]]4で[[パワー]]4500と、[[システムクリーチャー]]としては十分な[[スペック]]も備えており、同弾の[[《ミリオン・スピア》]]の射程も逃れている。
[[【アウゼス】]]などの[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]を中心とした[[種族デッキ]]であれば、なかなかの活躍が見込めるだろう。

ただし、この[[クリーチャー]]自体が4[[マナ]]と中途半端な重さであることがネック。
4[[マナ]]前後は定番の[[《解体人形ジェニー》]]や[[《白骨の守護者ホネンビー》]]とかち合うこともある。また、[[《ドンドン吸い込むナウ》]][[《勝利のガイアール・カイザー》]]などの[[除去]]が飛んでくる領域であり、[[召喚]]した返しの[[ターン]]に[[除去]]される可能性も高い。

よって、このカードの[[コスト軽減]]を当てにした[[デッキ]]を組むよりは、最初から[[自然]]の[[マナブースト]]を採用する方が[[ディスアドバンテージ]]が少なく、安定することが多い。

しかし、[[自然]]の[[カード]]に頼らず、[[光]]と[[闇]]のみで[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]の早期召喚を可能に出来るのは便利である。スペースの都合で[[マナブースト]]を入れたくない場合には重宝されるだろう。

-[[マナブースト]]との差別化としては、[[コスト軽減]]なので1[[ターン]]に大量召喚を狙えることと、[[マナゾーン]]に[[カード]]を大量に必要としないためカードを他の用途に回せることだろう。反面、マナゾーンのカードが少なくなりがちなため[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]以外の高コスト[[クリーチャー]]や[[呪文]]を使用するのに弊害が出る。

-その能力故、[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[DMD-08>DMD-08 「変形デッキセット DX鬼エンジェル」]]のような[[白青黒]]の形で([[自然]]を使わない形で)[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]の[[種族デッキ]]を作る場合にお世話になるだろう。この[[クリーチャー]]から[[水]]の[[ドロー]]と組み合わせて大量[[召喚]]を狙うなど活躍できる可能性がある。複数体居れば低コストの[[コマンド]]を一気に並べてそこに[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]を出して一撃必殺、といった通常のコマンド[[デッキ]]では考えられないような派手な動きもできる。

-[[多色]]のため、[[闇]]と[[光]]の両方が入った[[デッキ]]にしか入らない事は欠点とも言えるが、[[《炎獄スマッシュ》]]を回避したり、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]に[[進化]]できる。

-次のターンに出せる6〜7コスト域の[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]、例えば[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]][[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]などと相性がいい。[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]が[[プレミアム殿堂]]したからこそ世に出たカードかもしれない。
--[[調整版]]の[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]であれば問題なく場に出せる。とはいえ、高速化と[[インフレ]]が進む中でこの[[クリーチャー]]にお呼びがかかるかは微妙な所。

-エピソード2では[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]や[[光]]の[[デーモン・コマンド]]が登場し、サポート先が一気に広がった。[[ドラゴン・サーガ]]及び[[革命編]]では[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]と[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]も登場。これらも[[コスト軽減]]の対象に含まれる。

-[[カード名]]は[[アシ>《三面怪人アシュラファング》]][[ュラ>《大神秘アスラ》]](阿修羅。3面の魔神)であるがイラストを見ると顔が2つしかない。

-[[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]版の[[フレーバーテキスト]]は[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]と似ている。

**関連カード [#y051fe04]
-[[《電脳封魔マクスヴァル》]]
-[[《深塊機士ガニスター》]]
-[[《シンカイドーベル》]]

-[[《三面怪人アシュラファング》]]
-[[《混沌の獅子デスライガー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#we7dcf80]
-[[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]&br;'''二つの姿を持った獣は一つの口で肉を食らい、別の口では魂さえも貪る。'''
-[[DMD-08>DMD-08 「変形デッキセット DX鬼エンジェル」]]&br;'''かつては[[それぞれの>エンジェル・コマンド]][[頭の主>デーモン・コマンド]]が決まっていたが、今はそうではない。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P63/Y9)&br;'''全てが熱い[[デュエマ]]の世界!いざ参らん!!'''

**収録セット [#xee43e89]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]
--[[DMD-08 「変形デッキセット DX鬼エンジェル」]]
--[[プロモーション・カード]](P63/Y9)([[アルトアート]])

**参考 [#a65b3098]
-[[シャイン・モンスター]]
-[[ダーク・モンスター]]
-[[H・ソウル]]
-[[E・ソウル]]
-[[タップイン]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[召喚コスト]]
-[[コスト軽減]]