#author("2018-08-12T13:57:22+09:00","","")
#author("2018-08-12T19:30:17+09:00","","")
*《制御の翼 オリオティス》 [#f03739a1]

|制御の翼 オリオティス R 光文明 (2)|
|クリーチャー:ジャスティス・ウイング 2500|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|相手が、自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストの大きいクリーチャーを出した時、相手はそのクリーチャーを自身の山札の一番下に置く。|

[[DMR-15>DMR-15 「ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ」]]で登場した[[ジャスティス・ウイング]]。
いままでありそうでなかった[[能力]]を持ち、相手がクリーチャーを出した際、その時に出したクリーチャーのコスト以上のカードがマナゾーンになければ[[山札の下]]へ強制送還する。

コスト踏み倒しやコスト軽減は環境においても強力であり、著名なデッキでも[[侵略]]、[[【墓地ソース】]]、[[超次元コントロール]]、[[革命チェンジ]]など名目値が[[実質コスト]]を上回るケースは数多い。それらの[[メタカード]]としてデザインされたと考えられる。
他にも正しくコストを支払って出てきた[[マナ進化]]クリーチャーもマナのカードを1枚進化元にしたことによってマナの枚数が減っているので強制送還の対象となる場合がある。
コスト2と軽いので光のデッキに入れやすく、パワー2500によりギリギリ[[《超次元ミカド・ホール》]]の除去範囲外であるところが嬉しい。
ただし一度バトルゾーンに出してからの山札の下へ送るので、[[cip]]は使われてしまう。また、[[マナゾーン]]の枚数が十分に達した後の[[コスト踏み倒し]]等には反応しなくなるため、あくまで最序盤にしか機能しないのが最大の弱点である。

-[[マナゾーン]]の[[カード]]の状態は問わないので、マナゾーンのカードの数がコストを上回ってさえいればどれだけコストを踏み倒しても山札送りにはならない。またあくまで「マナゾーンにあるカード」の枚数を参照しているため、[[5色レインボー]]等も1枚として計算する。

-置換効果ではなくトリガー能力によるコスト踏み倒しメタなのでマッドネスも山札送りにできる。そのため、わずか2コストで出せるこのカードの登場以降は、2ターン目(特に先攻の場合)にハンデスを飛ばすのは裏目が多いという点が強調され、行わないプレイヤーも見られるようになった。

-[[サザン・ルネッサンス]]が[[マナ]]を伸ばすデッキである[[【モルト NEXT】]]とかち合った場合、この[[カード]]は積極的に[[ビートダウン]]しつつ[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]や[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]などによる[[強制バトル]]を躱す手段としての側面が強くなる。そんな中では、無理に2ターン目に早出しせずに打点となる[[ウィニー]]を並べるの優先することが重要。
-[[【サザン・ルネッサンス】]]が[[マナ]]を伸ばすデッキである[[【モルト NEXT】]]とかち合った場合、この[[カード]]は積極的に[[ビートダウン]]しつつ[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]や[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]などによる[[強制バトル]]を躱す手段としての側面が強くなる。そんな中では、無理に2ターン目に早出しせずに打点となる[[ウィニー]]を並べるの優先することが重要。

-性質上、[[ランデス]]戦略との相性がよく、[[ジョバンニスコール]]を環境に押し上げる一つの要因となった。

-先述の通り[[マナ進化]]が山札送還の対象となりうる他、[[シンパシー]]等の[[コスト軽減]]、[[S・トリガー]]や[[G・ゼロ]]といった[[コスト踏み倒し]]など、正規の[[マナコスト]]を支払って出てくることの少ない[[クリーチャー]]を扱う上では注意が要る。特に[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]等の場合、不正をしていなくとも無条件で強制送還されてしまう。[[フレーバーテキスト]]では「[[不正>コスト踏み倒し]]は許さない!」と豪語する彼だが、正規コストを支払っているのに強制送還されてしまう冤罪も多いのではなかろうか。

-このカードの存在から、マナにあるカードの枚数より少ないコストのカードを使うことを「不正」と呼ぶ者がいる。特に、侵略や革命チェンジなどの高速環境でそう呼ばれることが多かった。&bold(){言うまでもないが、ルール上の不正とは全く関係がない。ネタを知らないプレイヤーもいるので、ネタでこの言葉を使うときは、きちんと相手がネタを理解していることを確認すべきである。相手に言いがかりをつけられたと勘違いされてトラブルになりかねないので注意。}

-その強力な効果からシングルカード市場では高額で取引されている。デッキに複数枚入れたい場合は財布と相談すべきだろう。
--[[革命編]]、[[革命ファイナル]]において登場した[[侵略]]と[[革命チェンジ]]という強力なコスト踏み倒しギミックへのメタとしてその需要は高まっていた。[[DMX-26>DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]にて、待望の再録を果たす。

-[[DMRP-01>DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」]]では、[[《異端流し オニカマス》]]を意識してか、[[コスト軽減]]による正規召喚や[[召喚]]を伴う[[コスト踏み倒し]]が多数収録されている。その分《制御の翼 オリオティス》がさらに刺さりやすくなっている。

-名前の由来はオリオン座から。

**関連カード [#z02d5ce8]
-[[《オリオティス・ジャッジ》]]
-[[《獣軍隊 ヤドック》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#va4e8e68]
-[[DMR-15>DMR-15 「ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ」]]&br;'''[[不正>コスト踏み倒し]]は許さない! ---制御の翼 オリオティス}
-[[DMX-26>DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]&br;'''[[エバーラスト>《天命王 エバーラスト》]]の魂が解放された後、[[ローズ>《龍覇 エバーローズ》]]は、[[アリエース>《龍覇 アリエース》]]とともに新たな[[光]][[文明]]の正義の定義を求める旅へ出た。'''

**収録セット [#y6b78987]
-illus.[[Tonbi Aburaya]]
--[[DMR-15 「ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ」]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]

**参考 [#p15ab65e]
-[[ジャスティス・ウイング]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト]]
-[[クリーチャー]]
-[[置換効果]]
-[[山札の下]]
-[[カード]]
-[[cip]]
-[[メタカード]]
-[[DASHゴールデンリスト]]