#author("2018-08-12T15:03:18+09:00","","")
*《神青輝 P・サファイア》 [#h483382b]

|神青輝 P(プログレ)・サファイア &bold(){≡V≡} 無色 (9)|
|クリーチャー:オラクリオン 9000+|
|スピードアタッカー|
|パワーアタッカー+3000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに見せる。相手はその中から、「S・トリガー」を持つカードをすべて自身の手札に加え、その後、残りを墓地に置く。(相手はその「S・トリガー」を使ってもよい)|

[[DMX-15>DMX-15 「フルホイルVSパック 仁義無きロワイヤル」]]で登場した[[無色]]の[[オラクリオン]]。

かつて[[プレミアム殿堂]]入りしていた[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を彷彿とさせる[[スペック]]であり、[[転生]]版または[[調整版]]と言えるだろう。こちらは[[S・トリガー]]でない[[シールドを焼却>シールド焼却]]する。

本家と同じく[[スピードアタッカー]]で[[T・ブレイカー]]であり、一度[[攻撃]]が通れば最大3枚の[[シールド]]を[[墓地送り]]にできる。[[S・トリガー]]は発動されるものの、少なくとも普通の[[シールド]]における[[手札補充]]を阻害できるため相変わらず強力。
運悪く[[除去]]されても相手の[[手札]]は増えないため、逆転の芽を潰すという点では相変わらず優秀である。

ただし、[[S・トリガー]]を踏んで[[除去]]された場合、以降の[[ブレイク]]には[[置換効果]]が適用されない点には注意。そうなると[[シールド]]は普通に[[ブレイク]]されるため、相手に[[手札補充]]を許してしまう。

【注】(以上の記述は、以前のマスタールールでの場合であり、最新のマスタールールでは全てのカードを同時にブレイクする為、手札補充は許さないと、さらにスペックが上がった。)

確実に[[シールド]]を処理できる本家に対して、この点は順当に調整されていると言える。だが、逆に考えれば[[S・トリガー]]による[[除去]]を[[攻撃]]済みのこの[[クリーチャー]]に向けさせられる可能性もあるため、致命的な欠点というわけではない。

また、[[コスト]]が重く[[《神聖斬 アシッド》]]等の一部[[無色]]サポートを受けられない。
といっても[[《戦慄のプレリュード》]]、[[《ピクシー・ライフ》]]、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]等のサポートは受けられ、[[《精霊のイザナイ 天草》]]や[[《真実の名 修羅丸》]]で不確定ながら[[コスト踏み倒し]]も出来る。

さすがに[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]ほどの決定力はないが、こちらも[[【フィニッシャー】]]として十分な[[スペック]]である。[[デッキ]]を組んでやる価値はあるだろう。

-「相手の」と限定されているため、仮に[[G・ブレイカー]]を得たとしても自分の[[シールド]]が[[焼却>シールド焼却]]される心配はない。

-かの[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]との違いは、[[コスト]]が1減った代わりに素の[[パワー]]が下がり、[[S・トリガー]]は発動されるようになった点である。&br;また、[[ドラゴン]]サポートは受けられなくなった代わりに[[無色]]、[[オラクリオン]]のサポートを受けられるようになっている。
--しかし2015年9月19日付で本家[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が[[殿堂入り]]に格下げされ、[[公式大会]]・[[公認大会]]で使用可能になった為、この[[クリーチャー]]の立ち位置はかなり苦しくなる事が予想される。差別点は複数枚投入できる点、[[火]]が入らない[[デッキ]]でも使用できる点あたりか。

-[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]と同様、[[無色]]でありながら(元々が火文明である為)[[火]][[文明]]の専売特許である[[スピードアタッカー]]を持っている。

-現実的ではないが、[[《超竜Bクリムゾン》]]とこのクリーチャーが[[バトルゾーン]]にある状態で[[《ビックリ・イリュージョン》]]を唱え、このクリーチャーの[[種族]]に[[ファイアー・バード]]を追加すれば、本家サファイア同様にS・トリガーの有無にかかわらずシールド焼却ができる。
//↑片方が置換効果、もう一方がトリガー能力ですが、これで正しいでしょうか?

-[[DMX-13>DMX-13 「ホワイト・ゼニス・パック」]]の[[《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》]]は[[下位種]]とも言える存在。&br;そちらは馬力では劣るものの、[[ドラゴン]]と[[アンノウン]]のサポートを受けることができ、S・トリガーもしっかり封殺できる。&br;どうしてもS・トリガーを使われたくないなら、そちらを使うのも手だろう。

-名前の由来は日本では「プログレ」と略される、音楽ジャンルの「プログレッシブ・ロック」からだと思われる。このPには元のカードが[[プレミアム殿堂]]であるということから「プレミアム」の意味もあると思われる。

-「DASH TV」の解説によると、「オラクル教団が[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を元にオラクリオンとして作り出した」という設定のようだ。&br;元の[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]に[[クロスギア]]を[[クロス]]して強化したという設定の為、ある意味こっちが文字通りの[[転生]]版と言えなくもない。オラクリオンとして蘇った影響か、二足歩行に近いスタイル、装甲の模様、背中の後ろの日輪と電磁浮遊する砲身など神秘的な要素が多く取り入れられており、転生前と大分違う印象を受ける。

-アニメ「ビクトリーV3」では[[デトロイト・テクノ]]が[[ドラゴン龍]]戦で使用。&br;[[《呪紋のカルマ インカ》]]がいる状態でブレイクした為、[[シールド焼却]]と同時に[[《黒神龍オドル・ニードル》]]の[[召喚]]を阻止した。

**関連カード [#h464b03f]
-[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]
-[[《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》]]

**収録セット [#jd8c5bb6]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMX-15 「フルホイルVSパック 仁義無きロワイヤル」]]

**参考 [#t2f9938c]
-[[オラクリオン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[手札]]
-[[置換効果]]
-[[見せる]]
-[[S・トリガー]]
-[[墓地]]
-[[シールド焼却]]
-[[ビクトリー]]
-[[サファイア]]