#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
#author("2018-07-29T14:52:05+09:00","","")
*《神聖櫃 シューゲイズ》 [#p499631c]

|神聖櫃 シューゲイズ SR 無色 (7)|
|クリーチャー:オラクリオン 7000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがコスト5以下の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分のマナゾーンに置く。|

[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で登場した[[オラクリオン]]。
[[《神聖麒 シューゲイザー》]]の[[リメイク>転生]][[クリーチャー]]。

本家が[[手札]]か[[マナゾーン]]からの[[コスト踏み倒し]][[能力]]だったのに対し、こちらは[[山札の上]]から[[コスト踏み倒し]]を行い、外れた[[カード]]は代わりに[[マナゾーン]]に置かれる。
ある程度選んで[[コスト踏み倒し]]ができた[[《神聖麒 シューゲイザー》]]と比べると、かなり不確定な[[能力]]である。

どちらかというと、[[《紅神龍バルガゲイザー》]]や[[《ガチャンコ ガチロボ》]]などに近い性質の[[クリーチャー]]といえる。それ故、運用方法も[[《神聖麒 シューゲイザー》]]とはやや異なってくる。

7[[コスト]]の[[クリーチャー]]としてはやや決め手に欠ける所がある為、この[[クリーチャー]]に限った話ではないが、できれば[[マナブースト]]や[[コスト踏み倒し]]で早期に出したいところ。
早めに出す事ができれば、[[能力]]が空振りした際の[[マナブースト]]も無駄になりにくい。

[[無色]]サポートに注目した場合[[《戦慄のプレリュード》]]をはじめ、[[《犠心のイザナイ 一休》]]や同パック収録の[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]でいち早く場に出す事が可能。
上記の2体はこの[[クリーチャー]]自身で踏み倒すこともでき、特に後者は[[破壊]]できる味方を余分に用意できれば、2体目以降のシューゲイズも呼び出して大量展開を狙える。

[[《神聖麒 シューゲイザー》]]と違い[[山札]]からの[[コスト踏み倒し]]のため、呼び出したい[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]及び[[手札]]に用意する必要がなく、[[マナ]]も[[手札]]も消費せず純粋に手数を増やしていけるのが強み。外れても[[マナブースト]]になるため、とりあえず出すだけで1枚分の[[アドバンテージ]]は稼げる。

本家と同じく[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]をはじめとした[[スピードアタッカー]]を付加する[[クリーチャー]]や、[[《逆転王女プリン》]]などの味方を[[アンタップ]]する[[効果]]を持つ[[クリーチャー]]との相性が良い。[[能力]]を再度発動させながら手数を増やす事ができ、うまく決まれば[[1ショットキル]]にもなりうる。

ただし、踏み倒し先が[[山札]]のため狙った[[クリーチャー]]を出す事ができず、[[山札操作]]無しでは[[シューゲイザーワンショット]]の再現のような動きは難しい。決まればラッキー程度に考えるか、いっそそれらのことは考えず、何が出ても確実に[[アドバンテージ]]を稼げるような[[デッキ]]構成にし、手数を増やす事だけに集中するのも手か。

[[《神聖麒 シューゲイザー》]]と同様組み合わせ次第で面白い動きが期待できる[[クリーチャー]]ではあるが、そちらに比べるとどうにも器用貧乏な面が目立つ。
活躍させるならば[[シューゲイザーワンショット]]のように、何かしらの目的に特化したような[[デッキビルディング]]をするのが望ましいだろう。

-[[コスト]]は被るが[[《右神のイザナイ ゾロスター》]]や[[《神聖斬 アシッド》]]で出す事もできる。特に後者は一気に2体出す事も可能で、自身の[[能力]]と合わせて手数をじわじわと増やしていく事ができる。

-[[コスト踏み倒し]]の宿命として踏み倒し[[メタ]]には弱いが、[[《異端流し オニカマス》]]で[[バウンス]]されても[[手札補充]]になるだけなので損害は少ない。この点では本家[[《神聖麒 シューゲイザー》]]に勝っていると言えるか。
--反面、本家には殆ど刺さらない[[《禁術のカルマ カレイコ》]]には[[能力]]を完全に無効化されてしまう。一方「[[表向き]]」にする[[効果]]のため、[[《巡霊者メスタポ》]]に妨害される心配はない。

-本家と異なり[[能力]]はすべて[[強制]]。[[山札の上]]は必ず[[表向き]]にし、踏み倒せる[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]に出て、それ以外は問答無用で[[マナゾーン]]に置かれる。&br;[[山札]]が少なく[[ライブラリアウト]]が近いという状況で[[能力]]を使わない…という選択も不可能。

-5[[コスト]]以下の[[非進化]][[クリーチャー]]が全く入っていない[[デッキ]]で使用すれば、[[マナブースト]]だけを延々と行える。[[無色]]故に[[デッキ]]の[[色]]に縛られずに使えるのもポイント。もっとも、この[[クリーチャー]]自体が7[[コスト]]と単純な[[マナブースト]]手段としては重く、実用性はいまひとつ。

-[[カードイラスト]]で《シューゲイズ》の周りを飛んでいるのは[[《ミステリー・キューブ》]]だろう。[[山札]]からの[[コスト踏み倒し]]ということでも一致する。

-名前の由来は[[《神聖麒 シューゲイザー》]]と同じ音楽ジャンルのシューゲイズ。&br;また「櫃」は単体で「ひつ」と読み、かぶせる蓋のついた箱を指す。上記のとおり[[《ミステリー・キューブ》]]との関連がうかがえる。

-[[DMR-12>DMR-12 「エピソード3 オメガ∞マックス」]]以来、約3年半ぶりに登場した新規[[オラクリオン]]。

-[[能力]]が不確定な上に、決まっても戦況を一変させられるような[[効果]]を得にくいといった理由から、[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]の新規[[スーパーレア]]の中ではどうしても[[地雷]]扱いされがちな1枚である。&br;もっとも、この[[カード]]が入っている[[エピソード3]]のパックは封入率が低く、中には需要の高い[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]も同封されているため、パック全体で見ればむしろ当たりの部類のはずなのだが。

-[[環境]]で活躍したこともあってリメイク枠に選ばれたと考えられるが([[《無双と竜機の伝説》]]・[[《アクアン・メルカトール》]]・[[《カラフル・ナスオ》]]と同様)、ファンからは[[背景ストーリー]]で目立ったわけでもないシューゲイザーのリメイクであることが難色を示されている。
--[[《無双竜機ボルバルザーク》]]や[[《アクアン》]]は[[背景ストーリー]]でも時々登場することもあった一方、シューゲイザーは「[[メタゲーム]]に食い込んだ」以上のことがなく、[[ゴッド・ノヴァ]]や[[エグザイル・クリーチャー]]のリメイクでないことを惜しむ声も見られた。
--ただし、[[《世紀末ゼンアク》]]や[[《第七神帝サハスラーラ》]]の[[クリエイター]]と同じ、[[ゴッド・ノヴァ]]に対する[[オラクリオン]]と見ると自然ではあるかもしれない。
--また、[[ゴッド・ノヴァ]]や[[エグザイル・クリーチャー]]は、単体ではほぼ役に立たないこともあり、収録枠の限られる本パックでは如何ともしがたかったとも言えるだろう。

**関連カード [#b43f09cd]
-[[《神聖麒 シューゲイザー》]]
-[[《ミステリー・キューブ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#wf56058e]
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''それは、敗れていった[[オラクル]]を弔う為に作られた、[[オラクリオン]]の櫃。}
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''それは、敗れていった[[オラクル]]を弔う為に作られた、[[オラクリオン]]の櫃。'''

**収録セット [#k1c1f1cd]
-illus.[[Shinomen]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]

**参考 [#o7373bf5]
-[[オラクリオン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[アタックトリガー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[マナブースト]]