#author("2018-08-17T02:21:45+09:00","","")
*《神聖の精霊アルカ・キッド》 [#ea00f011]

|神聖の精霊アルカ・キッド P 光文明 (5)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。|
|自分が《ホーリー・スパーク》を唱えた時、名前に《聖霊王》とある進化クリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。|

[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]で登場した[[エンジェル・コマンド]]。

[[《ホーリー・スパーク》]]を[[唱える]]ことで、[[手札]]から[[聖霊王]]を[[コスト踏み倒し]]することができる。

[[《ホーリー・スパーク》]]を唱えるだけで、そのまま聖霊王に繋げる事ができるのは非常に強力。聖霊王という名さえ付けば[[コスト]]などの制約はないため、[[《聖霊王アルカディアス》]]などは勿論のこと、[[《白騎士の聖霊王 HEAVEN》]]や[[《聖霊王アルファディオス》]]ですらも踏み倒せる。

自身がエンジェル・コマンドなので、[[《ホーリー・スパーク》]]と[[進化]]先さえあれば自身が[[進化元]]になれる。勿論、他に進化元があればそちらを進化させ、残ったこのクリーチャーで再度能力の発動を狙う事もできる。
[[cip]]での[[キャントリップ]]も、ささやかながら[[能力]]を発動しやすくしてくれる。

難点は能力が完全に[[《ホーリー・スパーク》]]に依存していることか。加えて進化先の聖霊王も手札に握っていなければならないので、このクリーチャーの能力だけを頼りにしていると、[[除去]]や[[ハンデス]]などであっさり[[事故]]を起こしかねない。

幸いこのカード自体がコスト5とエンジェル・コマンド内ではそう[[重い]]わけではなく、[[《ホーリー・スパーク》]]無しでも[[マナカーブ]]的に次の[[ターン]]で[[《聖霊王アルカディアス》]]などに繋がるので、単体運用でも辛いわけではないのが救いか。

安定して運用したいなら、各種[[ドローソース]]や[[《ロジック・スパーク》]]などの[[サーチ]]、[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]などのハンデス対策を用意しておきたい。

不安定な部分はあるものの爆発力も一級品で、今後のエンジェル・コマンド[[デッキ]]に少なからず影響を及ぼすと思われる。
このクリーチャー自身を[[コンセプト]]とした専用デッキを組んでみるのも面白いだろう。

-能力は[[コスト踏み倒し]]だが「[[召喚]]」扱いなので、召喚時のみに[[トリガー]]する能力を発動させられる。

-呼び出せる対象は[[進化クリーチャー]]に限られているが、[[聖霊王]]と名の付くクリーチャーは現時点では全て進化クリーチャーなので、気にする必要はない。

-[[聖霊王]]ではなく聖&bold(){隷}王の[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]や、「真実の聖霊王」と書いて「トゥルーエンジェル」と読む[[《真実の聖霊王 レオ・ザ・スター》]]などは、残念ながら踏み倒せない。

-自分の[[ターン]]のみならず、相手ターン中に[[《ホーリー・スパーク》]]がS・トリガーで出た場合などにも能力を発動することができる。その場合、[[《白騎士の聖霊王 HEAVEN》]]を出せればかなりの時間稼ぎが期待できる。

-[[《神託の王 ゴスペル》]]などの能力で相手が自分の[[《ホーリー・スパーク》]]を唱えた場合、能力は発動できない。その様な能力を持つクリーチャーは少ないものの、警戒するに越したことはない。

-[[《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》]]との[[シナジー]]は条件が噛み合いこそすれば強烈そのもの。2枚目以降の[[《ホーリー・スパーク》]]を[[山札]]から根こそぎ[[ドロー]]して、そのまま唱える事ができる。&br;[[《音階の精霊龍 コルティオール》]]などの[[S・トリガー]]付き進化元も同時に出せば、聖霊王に次々進化させての豪快な[[1ショットキル]]も狙えるだろう。

-[[ツインパクト]]化した[[《ホーリー・スパーク》]]である[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》 ]]の登場により、[[《ホーリー・スパーク》]]が8枚積めるようになったことで強化された。

-[[《スーパー・スパーク》]]を始めとした数々の[[上位互換]]の登場で、完全に過去の遺産と化していた[[《ホーリー・スパーク》]]の立場を一変させた1枚。&br;この様な古いカードが思わぬ形で脚光を浴びるのは、古参[[プレイヤー]]にとって大変喜ばしい事だろう。

-見た目はデフォルメされた[[《聖霊王アルカディアス》]]といった趣。[[カードイラスト]]左上には[[《ホーリー・スパーク》]]でおなじみの球状の物体が描かれている。&br;よく似たクリーチャーに、同じく「キッド」と名の付く[[《天武の精霊ライトニング・キッド》]]が存在する。

**関連カード [#eddeec79]
-[[《ホーリー・スパーク》]]

-[[《天武の精霊ライトニング・キッド》]]
-[[《聖霊王アルカディアス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b38e9fcb]
-[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]&br;'''神聖なる精霊に、[[聖霊王]]の力は宿る。 ---『アルカディアス・バイブル』 第1章 第3節'''

**収録セット [#re200d11]
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]

**参考 [#r755be4f]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[カード名]]
-[[唱える]]
-[[聖霊王]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚]]