#author("2018-07-29T15:00:24+09:00","","")
*《獣軍隊 パインJr.》 [#lbeb310c]

|獣軍隊 パインJr.(ジュニア) UC 自然文明 (5)|
|進化クリーチャー:ゲリラ・コマンド/侵略者 7000+|
|進化―自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略―自然のコスト3以上のクリーチャー(自分の自然のコスト3以上のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体、このクリーチャーの下に重ねてもよい。そうしたら、そのターンこのクリーチャーのパワーは+5000され、シールドをさらにひとつブレイクする。|

[[DMR-20>DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」]]で登場した[[進化]][[ゲリラ・コマンド]]/[[侵略者]]。
[[コスト]]3以上の[[クリーチャー]]を対象とした[[侵略]][[サイクル]]の[[自然]][[文明]]担当。

この[[クリーチャー]]は[[cip]]で[[マナゾーン]]の[[クリーチャー]]を下に置くことで、1[[ターン]]限定で大幅な[[パンプアップ]]と[[追加ブレイク]]を得る[[能力]]を持つ。[[スペック]]は[[《獣軍隊 キャットンファー》]]とよく似ているが、こちらは[[ビートダウン]]に特化した性能となっている。

[[パンプアップ]]時の[[パワー]]はかの[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と同値であり、実質3[[コスト]]で出せる[[クリーチャー]]としては驚異的。流石に[[除去]][[能力]]などは持たないが、それでも1[[ターン]]の馬力には目を見張るものがある。

[[能力]]起動時に[[マナ]]が一つ減るという[[デメリット]]もあるが、それは[[マナ進化]]の[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]や[[《大神秘イダ》]]などにも言える事なので、状況をしっかり読んで使えばさほど気にはならないだろう。

一仕事終えた[[《青銅の鎧》]]などから普通に[[侵略]]させても良いが、特に相性が良いのは[[《風の1号 ハムカツマン》]]。[[多色]]ではあるものの、[[スピードアタッカー]]を活かして出た[[ターン]]に[[侵略]]しつつ[[マナ]]の損失を埋められる。

また、同[[エキスパンション]]の[[《超獣軍隊 ダディパイン》]]とは[[デザイナーズコンボ]]であり、この[[クリーチャー]]からそちらに[[侵略]]させる事で、[[能力]]で減った[[マナ]]を大幅に回復することができる。
ただし打点や[[手札]]が増えるわけではないので、前のめりな[[ビートダウン]]に投入する場合は使わない組み合わせでもある。

[[自然]]中心の[[バニラビート]]では[[《駱駝の御輿》]]で[[コスト軽減]]した3[[コスト]][[バニラ]]をこの[[クリーチャー]]に[[侵略]]させて、大幅に打点を稼ぐ事ができる。似たようなポジションには[[《S級原始 サンマッド》]]が存在するが、こちらは素の状態でも一定水準の[[パワー]]があり、[[火力]]などでやられにくいのが利点。

[[緑単ループ]]では[[マナ回収]]と打点を担う役割を与えられることがあり、構築によっては出番がある。[[《S級原始 サンマッド》]]が[[殿堂入り]]に指定されて以降は、主に[[ビートダウン]]のプランを取るための手段として注目が挙がっている。これを入れた構築で[[《S級原始 サンマッド》]]後の[[チャンピオンシップ]]で優勝を果たすなど一定の結果は残している。

普通に使っても[[デザイナーズコンボ]]に使っても強く、パワーカード揃いの当[[サイクル]]の中でも特に強力な1体といえるだろう。

-[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]から[[侵略]]すれば[[自然]]のみで奇襲可能だが、[[能力]]をフルに使うと[[マナ]]が2枚も減るのでかなり危険。&br;[[双極篇]]では[[マッハファイター]]が登場したが、[[クリーチャー]]に対してしか奇襲できないので[[追加ブレイク]]を活かす事ができない。

-[[《超獣軍隊 ダディパイン》]]への[[侵略]]を狙う際、もともとの[[侵略]]元が[[コスト]]5以上の[[自然]]の[[クリーチャー]]なら、その[[クリーチャー]]の[[攻撃]]時に一気にこの[[クリーチャー]]→[[《超獣軍隊 ダディパイン》]]と[[侵略]]できる。さらにこの[[クリーチャー]]の[[cip]]を先に使用する事で、5ブーストの条件を達成する事が可能。[[《超次元フェアリー・ホール》]]+[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や5[[コスト]]の[[マッハファイター]]と合わせれば[[単色]]で奇襲ができる。

-[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]と組み合わせると、通常[[進化]]で出したこの[[クリーチャー]]の[[攻撃]]時に[[侵略]]するか、[[任意]]の[[自然]]の[[進化]][[コマンド]]の[[攻撃]]時にこの[[クリーチャー]]→[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]と[[侵略]]するかすれば[[シールド]]を5枚[[ブレイク]]できる。

-[[侵略]]に目が行きがちだが、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で[[マナゾーン]]から出す事ができ、かつ[[《龍覇 サソリス》]]などに重ねて擬似[[T・ブレイク]]を狙える数少ない[[クリーチャー]]でもある。[[DMRP-02>DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」]]の[[《あじさいさい》]]の登場で若干立場が揺らいだが、サポートの豊富な[[コマンド]]である点や素の[[パワー]]の高さなどで差別化は可能。

-[[《ロイヤル・ドリアン》]]と同じ文明なので[[退化]]戦術との相性も良い。[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を装備した[[《龍覇 サソリス》]]から[[侵略]]しながら出すと、マナゾーンから[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]等を仕込みながら、《ボアロアックス》でマナゾーンから[[《ロイヤル・ドリアン》]]を同時に着地させることができるようになる。《ワルド・ブラッキオ》等を残すと《サソリス》を墓地に置かなければならないが、その攻撃は中断されること無く、一気に[[ワールド・ブレイカー]]を叩き込めるので即死性は極めて高い。(>[[パイン退化]])

-[[能力]]は[[任意]]。[[ブロッカー]]に阻まれそうなときには[[能力]]を使わないという選択もでき、小回りが利く。

-[[マナゾーン]]に下に置く[[クリーチャー]]が無い場合、当然[[能力]]は使えない。早期に出せる分、[[呪文]]の比率が多い[[デッキ]]では起こらないとも言えないケースである。[[プレイング]]と[[デッキ]]構成には注意。

**[[サイクル]] [#x3808e63]
[[DMR-20>DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」]]の[[コスト]]3以上の[[クリーチャー]]を対象とした[[侵略]][[サイクル]]。
[[《奇天烈 ガチダイブ》]]のみ[[レア]][[カード]]で、他は全て[[アンコモン]]。
-[[《三界 ゼンジゾウ》]]
-[[《奇天烈 ガチダイブ》]]
-[[《不死 ゾンビーバー》]]
-[[《音速 ライドン》]]
-''《《獣軍隊 パインJr.''

**関連カード [#zeaeccb7]
-[[《超獣軍隊 ダディパイン》]]
-[[《獣軍隊 キャットンファー》]]

**収録セット [#i3162d9e]
-illus.[[nablange]]
--[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」]]

**参考 [#v05a2fe7]
-[[ゲリラ・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[侵略]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[パンプアップ]]
-[[追加ブレイク]]