#author("2019-07-10T14:27:16+09:00","","")
*《&ruby(ラグナロク){終末の監視者}; ジ・ウォッチ》 [#c741ccf2]

|終末の監視者 ジ・ウォッチ SR 水文明 (10)|
|クリーチャー:アウトレイジMAX 12000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、または攻撃する時、クリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。|
|相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または相手が呪文を唱えた時、ターンの残りをとばしてもよい。|

[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]で登場した[[水]]の[[アウトレイジMAX]]。
[[アタックトリガー]]と[[召喚]]時限定の[[cip]]で[[クリーチャー]]2体を[[バウンス]]することができる。さらに相手が[[クリーチャー]]を場に出すか[[呪文]]を唱えた時に[[任意]]で[[ターンの残りをとばす]][[能力]]を持つ。

[[ターン]]のスキップと[[バウンス]]は噛み合っており、[[クリーチャー]]を[[手札]]に戻されると相手は1[[ターン]]に1体ずつしか場に戻せなくなる。
だが、相手が大量展開した後だとバウンスが追いつかず、攻撃を防げないことも考えられるので、可能な限り早出しさせることが重要だろう。

ライバルとして、1[[コスト]]上には[[《完全不明》]]が存在する。相手が[[クリーチャー]]を[[召喚]]したり[[呪文]]を唱えたりしたらターンを飛ばせる点が共通。
あちらは相手が[[カード]]を[[マナ]]に置く、あるいは[[攻撃]]するだけでもターンを飛ばせるため、相手[[ターン]]中の[[ロック]]としてはこちらより上。
対してこちらは自分の[[ターン]]に[[ターンの残りをとばす]]こともできる。自分のターン中に相手が[[クリーチャー]]を出した場合、非[[アクティブ・プレイヤー]]の[[解決]]前に相手にターンを渡すことで、[[cip]]等の能力の発動を不発にできる。しかも[[任意]]のため、かなり融通が利く。
加えて[[召喚]]だけでなく[[バトルゾーン]]に出ることにも反応するので、[[召喚]]である[[S・トリガー獣]]や[[ニンジャ・ストライク]]等はもちろん、[[革命0トリガー]]や[[侵略ZERO]]にも対応可能。

しかし、下記のルールにもある通り、呪文の[[解決]]を防ぐことができない。[[《デーモン・ハンド》]]や[[《ナチュラル・トラップ》]]など使われた場合は、こちらのクリーチャーの除去は免れない。

[[種族]]も優秀で[[《無限皇 ジャッキー》]]で出せるなど幅広いサポートが受けられる。またコスト10以下なので[[《スペリオル・シルキード》]]でも呼び出せる。

**ルール [#p6824012]

-非[[アクティブ・プレイヤー]]が[[コマンド]]を[[バトルゾーン]]に出したときの[[封印]]剥がしは[[状況起因処理]]のため、この[[クリーチャー]]の[[能力]]よりも先に処理される。よって[[封印]]剥がしの妨害はできない。
--ただし[[禁断解放]]は[[トリガー能力]]であるため処理を行わせずスキップさせることができる。その場合[[禁断解放]]させていない[[禁断の鼓動]]のみがフィールドに残る。
--また、相手に[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]がある場合は、「ルールで行う[[状況起因処理]]を禁止し、トリガー能力でのみ封印を外せるようになる」ものだが、「《〜世界最後の日〜》の影響下では、召喚した時点で封印を外すため、条件を満たしたコマンドが実際にバトルゾーンに出る前に封印を外す挙動になる」(2019年6月5日、6月6日事務局正式回答)という裁定があるため封印は外せる''と思われる''(事務所未確認)。
//相手に[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]がある場合は、「ルールで行う状況起因処理を禁止し、トリガー能力でのみ封印を外せるようになる」もののため、処理より先にターンの残りを飛ばしてしまえばスキップできる''と思われる''(事務所未確認)
//「《〜世界最後の日〜》の影響下では、召喚した時点で封印を外すため、条件を満たしたコマンドが実際にバトルゾーンに出る前に封印を外す挙動になる」という裁定に基づくなら封印は外せて上記のようになるのでは?事務所未確認です

-[[S・トリガー]]と[[S・バック]]が複数枚[[使用宣言]]された場合、それらすべてを使ってから[[ターンの残りをとばす]]能力が適応される。
一方「[[呪文]]を唱えた時」でトリガーさせる場合は、相手の呪文に割り込んで[[トリガー能力]]を使うことができないルールがあるため、呪文の解決を待ってから[[ターンの残りをとばす]]能力を選択することになる。


**その他 [#j7434c4e]

-強力な[[ロック]]能力を持つカードはそれだけしか能力を持たないことが多いが、このカードはバウンスを持つため場に出す際の隙が少ないのは大きなメリット。攻撃時にもバウンスが使えるので新に登場したクリーチャーを次々戻すことが出来、このカード1枚で大きく展開を妨害し続ける事出来る。

-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の派生カード。そちらとは二つ名の表記が違うが、読みは同じである。

**関連カード [#e377a0c1]
-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]
-[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]
-[[《サイバー・W・スパイラル》]]
-[[《テレポーテーション》]]
-[[《完全不明》]]

**収録セット [#tf27bc6c]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](11/98)

**参考 [#i7917225]
-[[アウトレイジMAX]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[アタックトリガー]]
-[[バウンス]]
-[[プレイ]]
-[[ターンの残りをとばす]]