#author("2018-08-02T21:13:53+09:00","","")
*《邪神C・ロマノフ》 [#w8738d85]

|邪神C(チェスター)・ロマノフ P 闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 5000+|
|墓地進化−闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーと同じ文明を少なくともひとつ持つコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の墓地から唱え、その後その呪文を自分の山札の一番下に置く。|
|G・リンク《邪神M・ロマノフ》または《邪神R・ロマノフ》の右横。|
|このクリーチャーは、リンクしている時、シールドをさらに1枚ブレイクする。|

[[マッド・ロック・チェスター]]を構成する[[ロマノフ]]一族の右側。

[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[スピードアタッカー]]バージョンといった[[スペック]]。自分で[[唱える]][[呪文]]は確保できないが、同スーパーデッキに入っている[[《プライマル・スクリーム》]]や、相方の[[《邪神M・ロマノフ》]]の[[Mデッキ進化]]と[[メテオバーン]]を使えばそれほど問題ではないだろう。

注目すべきは、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が[[闇]]の呪文しか唱えられないのに対し、こちらは「このクリーチャーと同じ[[文明]]を少なくともひとつ持つ[[コスト]]6以下の呪文」であるという点。
[[《邪神M・ロマノフ》]]または[[《邪神R・ロマノフ》]]と[[G・リンク]]した際には[[火]]文明が追加され、[[メテオバーン]]の使い勝手が飛躍的に向上する。[[《邪神M・ロマノフ》]]の[[メテオバーン]]で唱えた(=[[マナゾーン]]から[[墓地]]へ移動した)呪文を再利用できるので効率がよい。

半面、単体での立ち回りでは不自由な点が目立つ。[[墓地]]の[[呪文]]と[[メテオバーン]]の[[種]]を同時に補充しつつバトルゾーンに居座るのは難しい。《邪眼皇ロマノフI世》が擬似的な除去耐性として使用してきた[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を利用することができない上、パワーも低いので[[《威牙の幻ハンゾウ》]]や[[《破壊と誕生の神殿》]]、[[《地獄スクラッパー》]]等、様々なカードで除去されてしまう。
しかし、それを差し引いても[[アタックトリガー]]をもつ[[進化クリーチャー]]である点は強力で、登場後に必ず1回は能力を使える(=[[呪文]]が撃てる)ため腐ることが無い。また、ネックである除去耐性の向上とメテオバーンの種の確保も、[[G・リンク]]をするだけで同時に解決できる事にも注目したい。
スピードは遅いものの自給自足しつつ戦える[[《邪眼皇ロマノフI世》]]に対し、こちらはかなり攻撃的といえる。

《邪眼皇ロマノフI世》同様[[シールド]]が0の時に[[《憎悪と怒りの獄門》]]を発動させれば最後の逆転の1手となり得る。この時[[《白騎士の神羅エターナル・ムーン》]]や[[《古代王 ザウルピオ》]]の「攻撃を受けない効果」も無視して[[ダイレクトアタック]]を決められる。ただし[[進化クリーチャー]]なので[[《煉獄と魔弾の印》]]で[[リアニメイト]]することはできない。

-[[《邪神M・ロマノフ》]]が[[プレミアム殿堂]]する以前は、[[《大地と永遠の神門》]]を使って、同じターン中に[[マッド・チェスター>マッド・ロック・チェスター#MC]]を完成させることができた。ただし、[[殿堂入り]]の時点で[[火]][[文明]]を組み込む意義が薄れていたので、その時から《神門》で《C・ロマノフ》を増殖させる使い方が主になっていた。

-[[《電影封魔ラルファス》]]や[[《極みの香!イタダキマツタケ》]]などで文明を追加すれば、他の文明の呪文も唱えられるようになる。そこまでして他の文明の呪文を唱える必要性は薄いが、覚えておいて損はないだろう。

-リンク先である[[《邪神M・ロマノフ》]]の[[プレミアム殿堂]]により[[G・リンク]]が成立できなくなった。しかしマッドの[[殿堂入り]]以降はチェスター単体で使われることが多くなっていたため、さほど影響はなかった。

-[[覚醒編]]以降、[[超次元]][[呪文]]や[[《特攻人形ジェニー》]]など相性のいいカードは増えていったが、[[《カラフル・ダンス》]]の[[殿堂入り]]や[[墓地]]を空にする[[《サイバー・N・ワールド》]]の登場で、[[エピソード1環境]]ではかなり使いづらい状況が続いていた。しかし、[[エピソード3]]では[[墓地肥やし]]と[[シナジー]]する[[アウトレイジ]]と、新たな[[G・リンク]]を備えた[[ゴッド・ノヴァ]]が登場。今後の状況如何ではこのカードに再び光が当たることも十分考えられる。

-漫画「SX」で[[ザキラ]]が[[アダム]]戦で使用。[[メテオバーン]]で[[《爆進デス&リバース》]]を唱えて[[アダム]]の[[《起源神プロトン》]]を[[破壊]]し、[[《爆獣イナバ・ギーゼ》]]を[[リアニメイト]]。その後は[[《邪神M・ロマノフ》]]との[[G・リンク]]を果たして暴れまわるが、デュエルマスターに覚醒した[[アダム]]の[[起源神]]と[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]のコンボには勝てず、起源神の攻撃によって破壊される。
--なお、[[G・リンク]]して[[パワー]]7000となった[[《起源神エレクトロン》]]・[[《起源神クォーク》]]によって[[攻撃]]され[[破壊]]されているが、この[[クリーチャー]]は[[《邪神M・ロマノフ》]]と[[G・リンク]]して[[パワー]]8000となっているはずであり、特に[[パワー]]を変動させる[[カード]]が使用された描写もなく、デュエル進行上の矛盾が生じている。

**リンク対象 [#rbdddcf3]
//-《邪神C・ロマノフ》
-[[《邪神M・ロマノフ》]]
-[[《邪神R・ロマノフ》]]

**関連カード [#oc2a1eb3]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
 
**収録セット [#l08341c3]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-58 「マッド・ロック・チェスター」]]

**参考 [#hd708de8]
-[[ゴッド]]
-[[ダークロード]]
-[[ナイト]]
-[[ロマノフ]]
-[[マッド・ロック・チェスター]]
-[[トライ・G・リンク]]
-[[墓地進化]]
-[[メテオバーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[追加ブレイク]]
-[[連神]]