#author("2018-07-22T19:00:51+09:00","","")
#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
*《邪眼教皇ロマノフII世》 [#ja5fd2a2]

|邪眼教皇ロマノフII世 P 闇文明 (7)|
|クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。その中から、コスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。|

[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]で登場した[[ダークロード]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[ナイト]]。
かの[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の名を受け継ぐ次代の[[ロマノフ]]。
その[[能力]]は[[cip]]で5枚もの[[カード]]を[[山札]]から[[墓地]]に置いた後、その5枚の中から[[コスト]]6以下の[[呪文]]を[[唱える]]というもの。

初代[[ロマノフ]]は[[アタックトリガー]]で[[呪文]]を[[唱える]]が、こちらは[[cip]]で[[呪文]]を[[唱える]]ため、タイムラグが無く、即効性がある。初代は[[闇]]の[[呪文]]限定だったが、こちらは[[文明]]指定が無く、唱えた[[呪文]]もそのまま[[墓地]]に置かれたまま。
5枚もの[[墓地肥やし]]は[[墓地]]利用[[デッキ]]において非常に便利な[[効果]]であり、[[《インフェルノ・サイン》]]などの[[リアニメイト]][[呪文]]や[[墓地]]から[[呪文]]を[[唱える]]邪眼一族の[[ナイト]]と非常に相性が良い。その他にも、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を[[墓地]]に落として[[破壊]]に備えるという手法も。
[[超次元]][[呪文]]とも相性が良く、特に[[サルベージ]]を行う[[《超次元リバイヴ・ホール》]]や[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]などは、この[[クリーチャー]]の[[能力]]で[[墓地]]に置いた[[カード]]をそのまま[[回収]]できる。これは[[呪文]]を[[唱える]]時点では[[墓地肥やし]]されない[[《聖霊左神ジャスティス》]]ではできない。

[[墓地]]利用を要とする邪眼一族としては[[汎用性]]が非常に高く、二世の名に恥じない性能だが、すべての[[能力]]が[[強制]]であるため、複数体出せば[[ライブラリアウト]]の危険が高まる。相手の[[《父なる大地》]]などで無理矢理呼び出されることもあるため、気をつけたほうがいいだろう。
また、事実上自分の[[山札]]の上から5枚から選んで[[唱える]]ため、予め[[墓地]]に置いてある[[呪文]]をこの[[クリーチャー]]の[[能力]]で[[唱える]]ことはできない。5枚も捲れば[[呪文]]がノーヒットということはほとんど無いだろうが、目当ての[[呪文]]が唱えられないことも多々ある。この辺りは[[《聖霊左神ジャスティス》]]と同じ悩みどころ。

[[《聖霊左神ジャスティス》]]とは[[コスト]]・[[パワー]]も同じで非常に似通った性能だが、こちらは[[墓地]]に置いてから[[唱える]]ため[[リアニメイト]][[呪文]]などの[[墓地]]利用と相性が良い。
ただし、[[墓地]]から[[唱える]]ため、[[《超電磁マクスウェルZ》]]を出されてしまえば[[唱える]]ことができなかったり、[[《禁術のカルマ カレイコ》]]などがいる場合は[[墓地肥やし]]さえできずに終わってしまう。逆に[[《巡霊者メスタポ》]]邪魔されないメリットがある。
[[文明]]と[[種族]]の違いも考慮し、自分の構築に合った方を選択したいところ。
とはいえ細かい挙動を除けば[[能力]]としてはほぼ同じなため、単純に[[呪文]]を唱えたい場合は両方入れて8枚体制にしても問題ないだろう。
ただ、ジャスティスは山札の中から、この[[クリーチャー]]は[[墓地]]から唱えるという性質の違いから、残念ながら「ジャスティスループ」の代用には使えない。[[山札]]が5枚以下の状態で使うと、[[山札]]がなくなり[[ライブラリアウト]]で敗北してしまう為である。

以下、[[山札]]が5枚以下で[[《龍素知新》]]が[[山札]]と[[墓地]]に1枚ずつあるケースでの両者の挙動の違い。
#region
*ジャスティスの場合 [#l12368f7]
[[能力]]を使った時点では[[カード]]はまだ[[山札]]の中にある為、[[《龍素知新》]]→[[墓地]]の《龍素知新》→[[墓地]]の[[コスト]]7以下の[[呪文]]の順番で[[唱える]]事で、[[山札]]を《龍素知新》と唱えたい[[コスト]]7以下の[[呪文]]に固定する事ができる。

この挙動を利用・応用し、[[《フォース・アゲイン》]]等を絡めて行く事で[[ループ]]していく[[コンボ]]が「ジャスティスループ」の勝ち筋の一つである。

*ロマノフII世の場合 [#j4ae5677]
[[能力]]を使った時点で[[山札]]が0枚となり、[[ライブラリアウト]]で敗北となる。

#endregion

当然だが[[呪文]]を扱う[[クリーチャー]]の共通の弱点である、[[呪文]]の[[ロック]]に弱い。
特に[[ビートダウン]]で苦も無く出せる[[《サイレンス トパーズ》]]や[[《超電磁マクスウェルZ》]]は天敵とも言える存在。[[進化クリーチャー]]であるため[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]や[[《黒蟲奉行》]]でも触れず、さらに[[呪文]]を多用する[[ナイト]]であるため、[[確定除去]]でも[[クリーチャー]]である[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]よりも[[《デーモン・ハンド》]]などの方が採用されがちなので八方塞である。
[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]では[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]や[[《百万超邪 クロスファイア》]]などの[[墓地]]利用と相性の良い[[クリーチャー]]で何とかするしかない。

-[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]ではこの[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出し、そこから[[《煉獄と魔弾の印》]]を唱え、[[スピードアタッカー]]で[[リアニメイト]]した[[《邪眼皇ロマノフI世》]]でさらなる[[呪文]]を[[唱える]]という[[コンセプト]]となっている。この[[クリーチャー]]で唱えた[[呪文]]は[[墓地]]に置かれたままなので、呼び出した[[《邪眼皇ロマノフI世》]]で[[《煉獄と魔弾の印》]]をもう1度[[唱える]]こともできる。

-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[カード名]]を持たないので[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]]の[[効果]]は使用できない。

-[[背景ストーリー]]では[[《煉獄と魔弾の印》]]を使うことによって、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を復活させる。だが、この復活の儀式がいつ行われたかは不明。

**関連カード [#q231b560]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《煉獄と魔弾の印》]]

-[[《聖霊左神ジャスティス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#pabf5507]
-[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]&br;&italic(){[[ロマノフ]]の血統は終わらぬ。[[煉獄でよみがえれ>《煉獄と魔弾の印》]]、[[ロマノフI世>《邪眼皇ロマノフI世》]]よ! ---邪眼教皇ロマノフII世}
-[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]&br;'''[[ロマノフ]]の血統は終わらぬ。[[煉獄でよみがえれ>《煉獄と魔弾の印》]]、[[ロマノフI世>《邪眼皇ロマノフI世》]]よ! ---邪眼教皇ロマノフII世}

**収録セット [#efd4cae1]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]

**参考 [#x409ea06]
-[[ダークロード]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ナイト]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[墓地]]
-[[墓地肥やし]]
-[[コスト]]
-[[呪文]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[ロマノフ]]
-[[ロマノフサイン]]
-[[知新ロマノフ]]