#author("2018-12-26T17:07:48+09:00","","")
#author("2019-11-10T15:17:47+09:00","","")
*《&ruby(しにがみみょうおう){死神明王};ガブリエル・&ruby(ゼノム){XENOM};》 [#vb30a6b4]

|死神明王ガブリエル・XENOM UC 闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド 11000|
|進化−自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊し、エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体を自分の墓地から手札に戻す。|
|W・ブレイカー|

[[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]で登場した[[進化]][[デーモン・コマンド]]。

[[《死神明王 XENOM》]]と同じく[[死神]]からは[[進化]]できないが、代わりに[[エンジェル・コマンド]]から[[進化]]できる変わり種。[[墓地肥やし]]・[[確定除去]]・[[墓地回収]]という[[闇]]が得意とする三拍子が、1つの[[能力]]の中に揃い踏みしている。

[[アタックトリガー]]で[[相手]]の[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]しつつ、[[《ライク・ア・ローリング・ストーム》]]を[[撃つ]]ような芸当が可能。[[山札]]を3枚捨て、[[墓地]]から[[エンジェル・コマンド]]または[[デーモン・コマンド]]を[[回収]]できる。
[[アタックトリガー]]で相手の[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]しつつ、[[《ライク・ア・ローリング・ストーム》]]を[[撃つ]]ような芸当が可能。[[山札]]を3枚捨て、[[墓地]]から[[エンジェル・コマンド]]または[[デーモン・コマンド]]を[[回収]]できる。

[[墓地肥やし]]の[[効果]]でちょうど[[墓地]]に落ちた[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]も問題なく[[回収]]可能。その場合、使用した際の感覚は[[墓地回収]]よりも[[サーチ]]に近い。

[[アタックトリガー]]で毎[[ターン]][[確定除去]]を撃てるというのは単純ながらかなり強力であり、相手の戦力を削りながらどんどん攻め込んでいける。
その上[[手札補充]]までできるのだから、かなり奮発した[[スペック]]である。

[[墓地進化]]や[[エンジェル・コマンド]]、[[デーモン・コマンド]][[デッキ]]などで、[[フィニッシャー]]や[[コンボ]]の補助として活躍が見込めるだろう。

[[サルベージ]]を行う[[進化]][[デーモン・コマンド]]という観点でみると、[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]と枠を争うことになるか。

-[[アタックトリガー]]で[[除去]]しつつ[[殴り返し]]を行えば、[[G・リンク]]した[[ゴッド]]や[[解除]]持ちの[[サイキック・クリーチャー]]にも対処できる。

-[[能力]]を毎[[ターン]]使用しているとどんどん[[山札]]が削られていくので、[[ライブラリアウト]]にはくれぐれも注意したい。

-[[墓地肥やし]]、[[進化]][[デーモン・コマンド]]ということで、[[《暗黒導師ブラックルシファー》]]とは噛み合う。元ネタ的にも近い。

-[[《ヴォルグ・サンダー》]]で[[墓地肥やし]]してからこの[[クリーチャー]]に[[進化]]して[[攻撃]]すると、狙った[[カード]]を[[サルベージ]]できる確率が高まって効率が良い。
-[[《ヴォルグ・サンダー》]]で[[墓地肥やし]]してからこの[[クリーチャー]]に[[進化]]して[[攻撃]]すると、狙った[[カード]]を[[サルベージ]]できる確率が高まって効率が良かった。

-[[デーモン・コマンド]]は勿論、[[エピソード2]]から登場した[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]との相性も良い。[[DMX-10>DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]の[[再録]]は[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]登場の予兆であったのであろう。

-[[デッキ]]の[[コンセプト]]にできるほど強力な[[クリーチャー]]だが、この[[カード]]の[[レアリティ]]は何と[[アンコモン]]である。強力な[[カード]]が手に入れやすいのはありがたい。

-[[進化]][[デーモン・コマンド]]としては派手さと引き換えに同系に効果が薄い[[バロム>《悪魔神バロム》]]系に対して、こちらは[[相手]]に左右されにくい堅実な[[能力]]である。バロム系[[cip]]の効き目が薄い同系[[相手]]への[[フィニッシャー]]としても運用できるだろう。
-[[進化]][[デーモン・コマンド]]としては派手さと引き換えに同系に効果が薄い[[バロム>《悪魔神バロム》]]系に対して、こちらは相手に左右されにくい堅実な[[能力]]である。バロム系[[cip]]の効き目が薄い同系相手への[[フィニッシャー]]としても運用できるだろう。
手堅く使いやすい強力さという点では大型の[[バロム系派生クリーチャー>《悪魔神ドルバロム》]]にも劣らないため、彼らを差し置いてこの[[クリーチャー]]だけで殴り勝ってしまう場面も少なくない。

-「ガブリエル」は天使を意味する。[[死神]]なのに[[天使>エンジェル・コマンド]]の名を持っていたり、上記の通り[[エンジェル・コマンド]]から[[進化]]できたり、にもかかわらず[[種族]]に[[エンジェル・コマンド]]を持つわけでもなければ、[[光]][[文明]]でもなく[[H・ソウル]]を備えるわけでもないという、違和感まみれの[[クリーチャー]]である。この[[クリーチャー]]自身の体も天使のように白い。&br;大天使ガブリエルが元ネタの[[クリーチャー]]は他には[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]がいる。ガブリエルには不品行によって天界から追放されたエピソードがあるので、おそらく[[デーモン・コマンド]]になった元ネタはそれであろう。
-「ガブリエル」は天使を意味する。[[死神]]なのに[[天使>エンジェル・コマンド]]の名を持っていたり、上記の通り[[エンジェル・コマンド]]から[[進化]]できたり、にもかかわらず[[種族]]に[[エンジェル・コマンド]]を持つわけでもなければ、[[光]][[文明]]でもなく[[H・ソウル]]を備えるわけでもないという、違和感まみれの[[クリーチャー]]である。この[[クリーチャー]]自身の体も天使のように白い。
ガブリエルには不品行によって天界から追放されたエピソードがあるので、おそらく[[デーモン・コマンド]]になった元ネタはそれであろう。

-大天使ガブリエルが元ネタの[[クリーチャー]]は、他には[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]がいる。

-[[イラストレーター]]は元となった[[《死神明王 XENOM》]]と同じ[[hippo]]氏。

-漫画「SX」では[[黒城>黒城 凶死郎]]が[[白凰]]戦で使用。[[バトル]]で[[《幸運の精霊ファイブスター》]]を[[破壊]]し、[[能力]]で[[《龍聖黙示プラネット・フィスタシオ》]]を、次のターンも[[《神門の精霊エールフリート》]]を破壊して暴れたが、[[《アポカリプス・デイ》]]で破壊された。

**関連カード [#q0afce72]
-[[《死神明王 XENOM》]]
-[[《死神明王バロム・モナーク》]]
-[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]

**収録セット [#xf21aa4d]
-illus.[[hippo]]
--[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]
--[[DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]

**参考 [#bf7e8969]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[アタックトリガー]]
-[[山札の上]]
-[[墓地肥やし]]
-[[確定除去]]
-[[墓地回収]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[死神]]
-[[ヴィジュアルカード]]