#author("2018-07-22T19:00:51+09:00","","")
#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
*《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》 [#w4e9c72a]

|死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル SR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 6000|
|相手のクリーチャーが破壊された時、自分の山札をシャッフルした後、上から1枚目を表向きにする。そのカードが進化ではないデーモン・コマンドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外の場合、自分の手札に加える。|
|W・ブレイカー|

[[DM-32>DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」]]で登場した[[デーモン・コマンド]]。
相手[[クリーチャー]]が[[破壊]]された時、[[山札]]を[[シャッフル]]して[[山札の上]]が[[デーモン・コマンド]]であれば[[コスト踏み倒し]]で出せる。

[[非進化]]の[[デーモン・コマンド]]しか[[バトルゾーン]]に出せないので[[《悪魔神ドルバロム》]]等の[[デーモン・コマンド]][[進化クリーチャー]]と[[コンボ]]を組むことはできない。

とはいえ[[非進化]][[デーモン・コマンド]]の数は多く、[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《狼虎サンダー・ブレード》]]をはじめ、[[《死神の邪剣デスライオス》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]等の[[除去]][[能力]]持ち、高[[パワー]]かつ最大級の[[サルベージ]][[能力]]を誇る[[《漆黒戦鬼デュランザメス》]]も出すことができる。現れた[[デーモン・コマンド]]による[[除去]]がまた[[効果]]を誘発させ、運が良ければ連鎖的に[[コスト踏み倒し]]を狙うことができる。

また、[[文明]]は問われないので[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]や[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]]のような[[光]][[デーモン・コマンド]]も出せる。

この手の[[効果]]としては珍しく、指定された[[カード]]でなくても[[墓地]]や[[山札の下]]などには行かず[[手札]]に加えられる。そのため、[[能力]]が発動すれば確実に[[アドバンテージ]]を得られる。
事前に[[山札]]を[[シャッフル]]するのは[[《パルピィ・ゴービー》]]等の[[山札操作]]による[[コンボ]]を防ぐためだろう。

[[デーモン・コマンド]]は高[[コスト]]でハイ[[スペック]]な[[カード]]が多いのでこの[[カード]]を[[コンセプト]]にしたデッキを組む価値はあるだろう。(→[[連デモ]])

-[[《紅神龍バルガゲイザー》]]などと違い能力は強制。[[ライブラリアウト]]することはまずないだろうが、調子に乗って3、4体並べると[[能力]]が次々に誘発してどんどん[[山札]]が削られる。

-[[山札]]をシャッフルする[[効果]]は、上記の通り[[山札操作]]と組み合わせられない点で[[デメリット]]となるが、[[ニンジャ・ストライク]]で[[山札の下]]に戻った[[《威牙の幻ハンゾウ》]]を再使用する機会が生まれるという点で[[メリット]]にもなる。&br;運良くハンゾウが出てくれば、相手[[クリーチャー]]を[[除去]]して再び[[能力]]を発動できる。

-その性質上[[チャンプブロック]]に対して非常に強い。相手は迂闊に[[ブロック]]をする事ができなくなるため、複数並べば「守りを固めようとすればするほど不利になる」という状況を作り出せる。

-このカードの欠点は、自身が[[除去]]に狙われやすいことと、[[デッキ]]内に大型[[デーモン・コマンド]]を入れ過ぎると[[事故]]が起こり易くなることだろう。[[連デモ]]を組む際はそれらに注意したい。
--先に[[《モエル 鬼スナイパー》]]を場に出しておくとこのクリーチャーを出してすぐ4000火力を放つことが出来るので、出した返しのターンに除去されるという弱点をクリアできる。ただ、火力なので決まるかどうかは不安定であることや、[[《モエル 鬼スナイパー》]]が除去されやすいのでそこは気をつけるべきである。

-[[DMX-17>DMX-17 「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」]]でこのカードの[[ドラゴン]]版というべき[[《邪蹄の悪魔龍 ベル・ヘル・デ・リンネ》]]が登場した。あちらは[[ドラゴン]]しか出せず、出せなかった場合は[[ハンデス]]できるようになっている。

-[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]と違い、「邪&bold(){帝}」(みかど)ではなく「邪&bold(){蹄}」(ひづめ)である。表記の際は注意。

-[[フレーバーテキスト]]の「魔刻」は、やはり前述通りにオルゼキアを意識しているのだろう。

-漫画「SX」では[[黒城>黒城 凶死郎]]が[[《死神明王バロム・モナーク》]]の生み出した[[勝舞>切札 勝舞]]の幻影戦で使用。[[《死神の影デスプルーフ》]]によって[[スレイヤー]]を得た[[《死神術士デスマーチ》]]を[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]と[[相打ち]]させ、[[能力]]で[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]を呼び出し、相手の場を一掃した。&br;しかし、返しの[[ターン]]に[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]を[[クロス]]した[[《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》]]の[[アタックトリガー]]で[[破壊]]された。

-アニメでは[[DM-32>DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」]]の発売前から登場。[[闇]]使いの[[黒城>黒城 凶死郎]]の新たなカードとしての活躍を見せてくれた。&br;また、アニメ「クロス」の2回目の番外編(100.5話)にて、「[[黒城凶死郎>黒城 凶死郎]]様の可愛いクリーチャーランキング」で2位となっている。その際に[[ミミ>黄昏 ミミ]]に「全然可愛くないわ」と言われた。

-アニメ「ビクトリーV3」では[[プラマイ 零]]が対[[切札 勝太]]戦で使用。[[《殲滅の英雄ハンニバルZ》]]の能力とバトルによる破壊で能力を二度起動し、[[《終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]をバトルゾーンに出した。

**関連カード [#p66a4b0e]
-[[《死神人形ベルベル》]]
-[[《邪蹄の悪魔龍 ベル・ヘル・デ・リンネ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#haf50acb]
-[[DM-32>DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」]]&br;&italic(){絶望を力に変えるとき、魔刻を告げる鐘が鳴る。}
-[[DMC-60>DMC-60 「無限死神(エターナル・デス)」]]&br;&italic(){犠牲者たちの悲鳴が、悪魔の産声へと変わる。}
-[[DM-32>DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」]]&br;'''絶望を力に変えるとき、魔刻を告げる鐘が鳴る。}
-[[DMC-60>DMC-60 「無限死神(エターナル・デス)」]]&br;'''犠牲者たちの悲鳴が、悪魔の産声へと変わる。}

**収録セット [#o13d23d0]
-illus.[[Akira Actagawa]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」]]
--[[DMC-60 「無限死神(エターナル・デス)」]]

**参考 [#na0f27e8]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[クリーチャー]]
-[[pig]]
-[[山札]]
-[[シャッフル]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[非進化]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[手札補充]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[死神]]
-[[連デモ]]