#author("2019-06-30T23:19:07+09:00","","")
#author("2020-01-15T19:51:22+09:00","","")
*《&ruby(ごうそく){轟速}; ザ・レッド》 [#pcfb058b]

|轟速 ザ・レッド C 火文明 (4)|
|クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000|
|スピードアタッカー|

[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]で登場した[[ソニック・コマンド]]/[[侵略者]]。

[[準バニラ]]の中型[[スピードアタッカー]]。

過去の[[スピードアタッカー]]に比べて[[コストパフォーマンス]]は高いものの、それ以外に[[能力]]を持たない[[準バニラ]]のため、この[[カード]]1枚ではパンチ力に欠ける。

一見大したことのない[[クリーチャー]]に見えるが、実際はその[[種族]]と[[能力]]が非常に重要な意味を成す1枚である。
[[火]]の[[コマンド]]かつ[[スピードアタッカー]]のため、出した[[ターン]]に即[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などに[[侵略]]させられるのである。

2[[コスト]][[マナブースト]]や[[《一撃奪取 トップギア》]]などから繋げば更に早く[[侵略]]を発動でき、[[事故]]率は上がるものの、[[《フェアリー・ギフト》]]なら2[[ターン]]目に[[侵略]]させる事も可能。

[[《一撃奪取 トップギア》]]の[[コスト軽減]]からこの[[クリーチャー]]に繋げて即[[侵略]]…というのは[[【レッドゾーン】]]における黄金パターンであり、登場以来同[[コスト]]の[[《轟速 ザ・ゼット》]]と共に[[【レッドゾーン】]]のキー[[カード]]として活躍してきた。

**環境において [#b7a14859]
[[《一撃奪取 トップギア》]]の[[コスト軽減]]からこの[[クリーチャー]]に繋げて即[[侵略]]という流れは[[【レッドゾーン】]]の黄金パターンであり、登場以来、同[[コスト]]の[[《轟速 ザ・ゼット》]]と共に[[【レッドゾーン】]]のキー[[カード]]として活躍してきた。
[[侵略]]と[[スピードアタッカー]]の相性の良さ、そして[[種族]]の重要性を如実に物語る1枚といえるだろう。

[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]で[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]が登場。[[呪文]]面で[[《洗脳センノー》]]などの[[侵略]][[メタ]]を[[除去]]できるため、事実上の[[上位互換]]として運用できることから、以降はそちらが優先され、こちらは9枚目以降の4[[コスト]][[侵略]]元として数合わせ的に採用されることに。さらに後に[[DMRP-10>DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」]]で、[[《暴走獣斗 ブランキー》]]が登場してしまい、いよいよ立場が危うくなる。
だが単体では淡白な[[スペック]]の[[準バニラ]]なので、初期型の[[【レッドゾーン】]]が使われていた頃は[[超次元]][[呪文]]から呼び出せる[[《勝利のガイアール・カイザー》]]など汎用性の高いカードが好まれ、この[[カード]]の評価はあまり高くなかった。中には「種族を除けば[[《爆轟 マッカラン・ファイン》]]の[[下位互換]]」などと過小評価する者もおり、これは[[革命編]]初期の環境ではまだ[[【速攻】]]の旨味が注目されておらず、[[【レッドゾーン】]]という専用構築自体がそこまで浸透していなかったことを表わしていると言える。

環境で永らく活躍してきたこのカードだが[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]で[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]が登場。[[呪文]]面で[[《洗脳センノー》]]などの[[侵略]][[メタ]]を[[除去]]できるため、事実上の[[上位互換]]として運用できることから、以降はそちらが優先された。

こちらは9枚目以降の4[[コスト]][[侵略]]元として数合わせ的に採用されていたが、[[超天篇]]で[[上位互換]]に近い性能を持つ[[《暴走獣斗 ブランキー》]]や、1コスト低い[[コマンド]]の[[《覇王速 ド・レッド》]]や[[《撃速 ザ・グナム》]]が登場。ここまで[[侵略]]元が充実してくると、いかに[[侵略]]に適合した[[スペック]]と言えども採用を見送られるようになった。

**他のカードとの関係 [#va1726b4]
-[[《撃墜団長メッツァー》]][[《ヤシチグレンオー》]][[《スネイクマン・ドラグーン》]]の[[上位互換]]。他の類似[[カード]]には、打たれ弱いが[[攻撃]]時の[[パワー]]でわずかに勝る[[《閃神兵ラウゼス》]]、[[ターンエンド]]時に[[手札]]に戻ってしまうがそれ故に[[殴り返し]]を受けない[[《アッシュグレンオー》]]などがいる。

-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]との相性の良さは[[デザイナーズコンボ]]とさえ思えるほどだが、[[カード名]]や[[カードイラスト]]にも[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の特徴が見受けられる。[[背景ストーリー]]上でもこの[[クリーチャー]]が[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に[[進化]]するものと見て間違いないだろう。[[イラストレーター]]も同じ[[Mikio Masuda]]氏。
--こちらが[[コモン]][[カード]]であり、あちらは[[レジェンドカード]]なので初登場時点で対極的な[[レアリティ]]に関連[[カード]]が存在するといえる。

-単体では淡白な[[スペック]]の[[準バニラ]]なので、初期型の[[【レッドゾーン】]]が使われていた頃は[[超次元]][[呪文]]から呼び出せる[[《勝利のガイアール・カイザー》]]など汎用性の高いカードが好まれ、この[[カード]]の評価はあまり高くなかった。
--中には「種族を除けば[[《爆轟 マッカラン・ファイン》]]の[[下位互換]]」などと過小評価する者もおり、これは[[革命編]]初期の環境ではまだ[[【速攻】]]の旨味が注目されておらず、[[【レッドゾーン】]]という専用構築自体がそこまで浸透していなかったことを表わしていると言える。

**その他 [#jce71553]
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]ではセガの人気タイトル「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」との[[コラボカード]]として登場。ソニックのスピードに《ザ・レッド》も驚きを隠せない様子。

-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]に収録されたいくつかの[[カード]]の[[フレーバーテキスト]]では、[[「デュエデミー賞会場」>《セブンス・タワー》]]での授賞式を描いた、スターシステム的かつメタフィクション的な小話が展開されている。同[[エキスパンション]]収録時の[[フレーバーテキスト]]は、現実に2016年2月にデュエマ公式サイト上で開催された[[プレイヤー]]による実用的[[カード]]の人気投票で、《ザ・レッド》が[[《死神術士デスマーチ》]]と共に【速攻】部門賞にノミネートされつつも受賞を逃したことを反映している。[[《一撃奪取 トップギア》]]の[[フレーバーテキスト]]も同様。
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]に収録されたいくつかの[[カード]]の[[フレーバーテキスト]]では、[[「デュエデミー賞会場」>《セブンス・タワー》]]での授賞式を描いた、スターシステム的かつメタフィクション的な小話が展開されている。同[[エキスパンション]]収録時の[[フレーバーテキスト]]は、現実に2016年2月にデュエマ公式サイト上で開催された[[プレイヤー]]による実用的[[カード]]の人気投票で、《ザ・レッド》が[[《死神術士デスマーチ》]]と共に速攻部門賞にノミネートされつつも受賞を逃したことを反映している。[[《一撃奪取 トップギア》]]の[[フレーバーテキスト]]も同様。

-アニメ「VSR」では[[バサラ]]が使用。この[[クリーチャー]]の[[攻撃]]時に[[侵略]]の[[効果]]を使用して[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を[[バトルゾーン]]に繰り出した。[[進化]]の際にはこの[[クリーチャー]]の乗っているバイクがバラバラに分離して、上に乗っていた人型に合体する場面が描かれている。

**関連カード [#xbe43947]
-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]
-[[《轟速 ザ・ゼット》]]
-[[《超轟速 レッド・エンド》]]
-[[《轟音 ザ・ブラックV》]]
-[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]
-[[《覇王速 ド・レッド》]]

-[[《“GoGo”ブランド》]]

-「○速」4コスト[[ソニック・コマンド]]
--''《轟速 ザ・レッド》''
--[[《轟速 ザ・ゼット》]]
---[[《超轟速 マッハ55》]]
--[[《黒速 The ZERO》]]
--[[《改速 4-W》]]
--[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#h138af1e]
-[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]
'''オラオラオラ!もっと速く!そして轟け!マッハの向こう側、目指すは[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]だ!! ---轟速 ザ・レッド'''
-[[DMD-27>DMD-27 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 爆熱の火文明」]]
'''[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]が[[スピード特化型のゼットモード>《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]になって再[[侵略]]してきた!'''
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
'''もたもたしてるとおいてくぜ!----ソニック・ザ・ヘッジホッグ'''
'''この轟速の[[侵略者]]をも超えるスピードとは!----轟速 ザ・レッド'''
-[[DMX-23>DMX-23 「奥義伝授!! デッキLv.マックスパック」]]
'''低[[コスト]]の[[コマンド]]でドンドン[[封印]]を外せ!'''
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]
'''[[トップギア>《一撃奪取 トップギア》]]!次こそオレたちがトップだ!! ---轟速 ザ・レッド'''
-[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]&br;'''[[S・トリガー]]は踏むものじゃない、乗り越えるものだ。 ― かつてデュエキングを目指した者の言葉'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P73/Y14) 
'''ザ・レッドの力で、[[ドキンダムX>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[封印]]は解かれたのだ。'''

**収録セット [#w9c9a613]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]
--[[DMD-27 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 爆熱の火文明」]]
--[[DMX-23 「奥義伝授!! デッキLv.マックスパック」]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[アルトアート]])
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](92/98)
--[[プロモーション・カード]](P73/Y14)(新規イラスト)
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#l25c3d26]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[【レッドゾーン】]]