#author("2019-01-17T14:04:49+09:00","","")
*《&ruby(ごうもん){拷問};ロスト・マインド》 [#i7e866e6]

|拷問ロスト・マインド R 闇文明 (4)|
|呪文|
|相手は自身の手札を見せ、その中の呪文をすべて捨てる。|

[[DMR-05>DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

[[相手]]の[[手札]]を[[ピーピング]]し、その中の[[呪文]]をすべて[[捨てさせる>捨てる]]。

[[《ロスト・ソウル》]]と比べて[[呪文]]以外を捨てさせられなくなったがこの[[呪文]]の強みは何と言っても[[コスト]]4という軽さ。
かの[[プレミアム殿堂]]入りした[[《スケルトン・バイス》]]と同じ[[コスト]]であり、早期に唱えれば相手の戦略を根こそぎ奪うことも可能。2枚以上落とすことができれば、充分元は取れている。
相手が[[呪文]]を多用する[[デッキ]]であれば[[《スケルトン・バイス》]]以上のダメージを与えることも。かつては[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]で撃てたことも大きい。
[[ツインパクト]]も「[[呪文]]」なので当然[[ハンデス]]の対象であり、[[環境]]で猛威を振るう[[裁きの紋章]]や[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]などを一度に捨てさせる事が可能なのは追い風。
しかし、[[《デモンズ・ライト》]]と[[コスト]]が被ってしまう上、[[ハンデス]]以外の[[効果]]がなく役割が狭いのは[[汎用性]]・対応力重視の[[環境]]においてはネックか。

そもそも[[呪文]]を積まない[[デッキ]]自体が多くは無いため、殆どの場合デッキを選ばずに捨てさせる事が出来る。強力な[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出せる[[超次元]][[呪文]]や、基本的な[[カード]]である[[《エナジー・ライト》]]や[[《フェアリー・ライフ》]]等、もはや必須と化しているものを落とせることも強い。
とはいえ、[[サイキック・クリーチャー]]の呼び出しに、[[《次元流の豪力》]]等を難なく積める各種[[ビートダウン]]相手の場合は、効果が薄いため注意が必要。
勿論1枚しか捨てられなかった場合2マナも重い[[《マインド・リセット》]]でしか無くなるため、[[マナブースト]]等を駆使しなるべく相手の[[手札]]が多い時に使用したい所。

4[[コスト]][[ハンデス]]には定番の[[《解体人形ジェニー》]]が存在するが、[[《解体人形ジェニー》]]で[[ピーピング]]しつつ[[クリーチャー]]を捨てさせ、このカードで残りの呪文を全て落とすといったコンボも組めるため両方入れる選択肢もあるだろう。
この観点から見ると、同弾収録の[[《ブチクダキ・ハンマー》]]は3コストであり、このカードに綺麗に繋げられることから[[デザイナーズコンボ]]であることがうかがえる。

-[[超次元]][[呪文]]メタを重用する風潮が強かった上に[[【ミラクルとミステリーの扉】]]が[[トップメタ]]に存在していた[[エピソード2環境]]では評価が高かったが、[[エピソード3]]以降の環境では呪文偏重のデッキが少なくなっていったため、評価は「相手を選ぶカード」と落ち着いた。
だが、[[ツインパクト]]が台頭するとこの[[呪文]]が全く刺さらない場面は少なくなってきており、上手く使えばかなり強力な[[ハンデス]]になる可能性を秘めているといえるだろう。逆に[[再録]]がなく[[シングルカード]]市場の相場は上昇傾向にある一方、[[《スケルトン・バイス》]]以上の強力[[ハンデス]]になり得る事から[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]のリスクもまた高まっているといえる。&br();また、懸念すべきなのは[[双極篇環境]]では他の文明との[[闇]]の親和性があまり高くないことである。

-この[[カード]]自体が[[呪文]]であるため、相手の《拷問ロスト・マインド》で落ちてしまう点に注意したい。

-現在[[呪文]]で[[マッドネス]][[効果]]を持つ[[カード]]は存在しないため[[マッドネス]]対策にもなる。特に[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]等を[[踏み倒>コスト踏み倒し]]させる心配がないのは大きいだろう。&br();2019年1月時点では存在しないものの、[[ツインパクト]]の[[マッドネス]]が登場する可能性自体は存在するので、[[カードプール]]には気を付けよう。

-類似[[カード]]に[[《マインド・リセット》]]や、このカードと同じ能力を持つ[[《復讐のバイス・カイザーZ》]]が存在する。それぞれ[[デッキ]]によって使い分けたいところ。

-当然だが[[呪文]]の少ない[[デッキ]]に対しては効果が薄い。登場当初は[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]と共に強力な[[呪文]][[メタ]]として名を広めたが、その結果呪文を極力少なくした[[デッキ]]が蔓延し、環境に影響を与えたものの自身が大活躍したという程でもなかった。投入に際しては流行のデッキを読むなどして検討したいところ。

-イラストや名前から、[[《拷問の魔黒スネーク・テイルコート》]]を意識していると思われる。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[ファレス>ファレス=バスカヴィル]]戦で使用。ファレスの[[手札]]にあった[[《父なる大地》]]と[[《プリズン・スパーク》]]を叩き落とした。

**関連カード [#gfa08227]
-[[《スケルトン・バイス》]]
-[[《マインド・リセット》]]
-[[《復讐のバイス・カイザーZ》]]
-[[《レインボー・アロー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z857c05e]
-[[DMR-05>DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]&br;'''ギャー!ドヒー!メギャギャー!思いつく限りの悲鳴をあげろ。思考の全てをそれに費やせ。'''

**収録セット [#cc622db5]
-illus.[[SHURIKEN]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]

**参考 [#m6c208d6]
-[[ピーピング]]
-[[呪文]]
-[[ハンデス]]