#author("2018-08-11T17:21:01+09:00","","")
*《光神龍スペル・デル・フィン》 [#m40f5efb]

|光神龍スペル・デル・フィン VR 光文明 (9)|
|クリーチャー:アポロニア・ドラゴン 6000+|
|相手は、手札をすべてのプレイヤーに見せてプレイする。|
|このクリーチャーのパワーは、相手の手札にある呪文1枚につき+2000される。|
|相手は、呪文を唱えることができない。|
|W・ブレイカー|

[[DM-22>DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]で登場した[[アポロニア・ドラゴン]]。
相手が[[呪文]]を[[唱える]]ことを禁止する[[ロック]][[能力]]と、相手の[[手札]]の常時[[ピーピング]]、相手の[[手札]]にある[[呪文]]枚数に応じた[[パンプアップ]][[能力]]を持つ。

中でも強力なのが[[呪文]]を禁止する[[ロック]][[能力]]であり、[[超次元]][[呪文]]による[[サイキック・クリーチャー]]の展開や、[[呪文]]による[[除去]]・[[ドロー]]などのすべての行動を完全に封印することができる。また[[《アルカディア・スパーク》]]や[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]などの[[S・トリガー]][[呪文]]や[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]からの[[《超次元ガロウズ・ホール》]]や[[《テック団の波壊Go!》]]も封じるため、[[フィニッシャー]]としても使用される。

非常に強力な[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]であるが、その分[[コスト]]9と[[重く>重い]]、簡単には[[召喚]]できない。[[自然]]の[[マナブースト]]や、[[コスト踏み倒し]][[カード]]と組み合わせるなど工夫が必要であるだろう。幸い、[[ドラゴン]]であるので[[《メンデルスゾーン》]]や[[《龍世界 ドラゴ大王》]]や[[《偽りの王 モーツァルト》]]や[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]などの[[種族]]的な恩恵を受けることもできる。

登場当時から、強力な[[フィニッシャー]]として活躍し続けているカードである。[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]共々、[[呪文]]を主体にした[[デッキ]]では必ず考慮に入れるべき1枚と言えるだろう。

-[[青緑コントロール]]や[[オールデリート]]などの[[呪文]]に依存した[[デッキ]]に対しては非常に[[刺さる]]。それらの[[デッキ]]を使用する場合は、この[[カード]]への対策を用意するべきだろう。
--逆に[[呪文]]比率の低い[[デッキ]]、[[【速攻】]]などの速い[[デッキ]]に対してはあまり効果がない。特に[[ジョーカーズ(デッキ)]]など速度も高く呪文も必要最小限で、[[サーチ]]や大量[[ドロー]]のおかげで[[ピーピング]]するまでもなく必要[[カード]]が揃っていることが明白な事態になることがざらなデッキには極めて脆い。

-対策として、[[《罠の超人》]]や[[《バイナラドア》]]や[[《堕魔 ドゥポイズ》]]などの[[cip]]で[[除去]]を行う[[クリーチャー]]が挙げられる。

-ただし、[[S・バック]]の[[コスト]]として[[手札]]に加える[[シールド]]を[[墓地]]に送ることはどの[[S・バック]][[呪文]]でも可能。したがって、[[《フレイムランス・トラップ》]]や[[《シャロウ・オペレーション》]]の[[S・バック]]で[[シールド]]の[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を[[墓地]]に置く芸当も可能。[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の[[トリガー]][[解決]]の前に、[[S・バック]][[呪文]]を[[唱える]]ことになるため、《スペル・デル・フィン》の[[効果]]で[[唱える]]ことができず、[[手札]]に残る。

-[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]が使用できた頃は、この[[クリーチャー]]と[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を並べて相手を[[ロック]]する強力な[[コンボ]]が可能だった。この[[コンボ]]は原作においても[[Y(イエスマン)]]が[[白凰]]に対して使用している。

-以前は[[《ゴースト・タッチ》]]など、[[手札]]を見ないで選び捨てさせる[[カード]]は、この[[クリーチャー]]の[[ピーピング]][[能力]]によって見ながら選ぶことができたが、9/23の[[《ブルー・モヒート》]]の裁定に伴い、&bold(){この[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]にいても、[[手札]]を見ないで選ぶことになった。}
// 9/26 DM事務局確認

-[[DMX-11>DMX-11 「大決戦オールスター12」]]で登場した[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]と非常に似通ったスペックであり、有力な対抗馬。こちらは[[手札]]の[[ピーピング]]ができるのが利点だが、あちらは安定した高い[[パワー]]とサポートを受けやすい[[種族]]を持つ点で上回る。[[インフレ]]によって[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]などの[[パワー]]6000〜8000以下を対象とする[[火力]]持ち[[クリーチャー]]の増加、また[[コマンド・ドラゴン]]のサポートが多くなってきたこともあり、現状あちらに出番を譲ることがどちらかといえば多い。
--後に登場した[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]や[[《撃髄医 スパイナー》]]などのクリーチャーはパワー9000の[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]を破壊することも可能に。[[ピーピング]]が可能なこのクリーチャーも活躍の場が存在する。

-最初期の[[アポロニア・ドラゴン]]の1枚である。

-名前はプロレスラーの「スペル・デルフィン」からか。「[[ゲームジャパン>GAME JAPAN]]」では、「[[スペル>呪文]]・出る・FIN」と呼ばれていた。

-漫画「デュエル・マスターズ FE」では[[Y(イエスマン)]]が使用。[[《魔龍バベルギヌス》]]で[[墓地]]から[[リアニメイト]]し、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と共に[[白凰]]に[[ロック]]をかけた。漫画「フラッシュ」ではホークが使用している。

**関連カード [#rd57f6d1]
-[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]

-[[《古代楽園モアイランド》]]

**収録セット [#k6d88e04]
-illus.[[Okera]]
--[[DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」]]
-illus.[[hippo]]
--[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」]]

**参考 [#y9d00674]
-[[アポロニア・ドラゴン]]
-[[ピーピング]]
-[[呪文]]
-[[パンプアップ]]
-[[ロック]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[牙デルフィン]]
-[[5色フェアリー・ミラクル]]