#author("2019-07-12T05:40:46+09:00","","") *《&ruby(ドリーミング・ムーンナイフ){幻緑の双月};/&ruby(はは){母};なる&ruby(せいいき){星域};》 [#q2bf3f34] |幻緑の双月 P 自然文明 (2)| |クリーチャー:ビーストフォーク 1000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。| |BGCOLOR(#ccd):| |母なる星域 P 自然文明 (3)| |呪文| |自分の進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。| [[DMEX-04>DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]で登場した[[自然]]の[[ビーストフォーク]][[ツインパクト]]。 [[《幻緑の双月》]]と[[《母なる星域》]]そのものが融合して[[ツインパクト化]]したカードであり、両方とも元となったカードと効果は変わりない。 実際の運用としては、[[《幻緑の双月》]]や[[《母なる星域》]]入った[[デッキ]]にそれらと差し替える形で使われることになるだろう。 [[《母なる星域》]]としての需要が高めであるが、[[《幻緑の双月》]]も十二分に有用性がある[[カード]]である。[[シナジー]]を差し置いても、両面とも単体で優秀であり、またその両者の運用面での[[シナジー]]も強く、非常に優秀な[[ツインパクト]]となっている。 端的に見て、[[マナブースト]]と盤面の[[クリーチャー]]を要する[[《母なる星域》]]が、[[マナブースト]]と盤面の展開を同時にできる[[《幻緑の双月》]]として運用出来ると考えれば、優秀な組み合わせであることがわかる。 序盤の[[マナブースト]]が、後半[[マナゾーン]]からの[[フィニッシャー]]展開に使えるという点でも、この組み合わせは合理的である。 [[《幻緑の双月》]]としては、[[種族]][[ビーストフォーク]]は[[進化クリーチャー]]が豊富であるため恩恵はそれなりに受けられることだろう。[[《大勇者「ふたつ牙」》]]や[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]など、歴史から見ても[[《幻緑の双月》]]が[[進化元]]として採用されるケースは多く、それだけ[[《母なる星域》]]との[[シナジー]]が期待できる。現状でも[[【ビーストフォーク】]]では高い運用性を発揮できることだろう。 [[【ビーストフォーク】]]からしてみれば、[[《幻緑の双月》]]を8投出来るようになったのも大きな変化。[[《大勇者「ふたつ牙」》]]や[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]にアクセスできる[[マナブースト]]が増えたのは非常にありがたい。 [[《母なる星域》]]としては、[[クリーチャー]]化の恩恵がすさまじく大きい。 [[《母なる星域》]]は[[進化クリーチャー]]が対象であるため、他の[[大地>《母なる大地》]]系よりも盤面を多く必要とするにもかかわらず、[[《母なる星域》]]と[[進化クリーチャー]]がデッキスロットを圧迫するという、性質の矛盾を抱えている。それが[[ツインパクト]]化したことで、その矛盾を解消してしまっている。 具体的に言えば、自分の盤面に[[クリーチャー]]がおらず[[《母なる星域》]]が腐ってしまっていても、ひとまず種として場に展開して置けるようになった。今までは[[《母なる星域》]]が[[手札]]でダブつくと深刻な[[手札]]事故を引き越していたが、これからは片方を種として運用することが出来る。 これだけで格段に腐りづらくなっただけでなく、ここで[[クリーチャー]]面が低[[コスト]]の[[ウィニー]]である点が光る。さらにいえば[[《幻緑の双月》]]で[[進化クリーチャー]]を[[マナゾーン]]に置きながらの[[《母なる星域》]]が可能であり、無駄のないムーブが可能である。 また序盤の[[マナブースト]]という点で対[[【速攻】]]性能も取得している。序盤の[[《母なる星域》]]など[[手札]]のお荷物同然であったことを考えれば、革命的な変化であるといえる。 [[グッドスタッフ]]性が大幅に向上したことで、[[コントロール]]や[[コンボ]][[デッキ]]以外での採用も随分楽になった。これからは[[ビートダウン]]でも見かける機会が出てくるかもしれない。 [[《母なる星域》]]は強力な[[カード]]ではあるが、用途がピンポイントであり非常に腐りやすい。それを強力な能力は据え置きで、汎用性、運用性、腐りやすさをいづれも克服している。極めて完成度の高い組み合わせであることがよくわかるだろう。 他の[[クリーチャー]]化の恩恵としては、[[クリーチャー]][[サーチ]]の対象になることと[[サルベージ]]が容易になったことか。[[サルベージ]]に関しては[[【デーモン・コマンド】]]や[[【ターボドルバロム】]]での恩恵が期待できる。 総じて、両面とも単体で有用なことに加え、面同士の[[シナジー]]や相性補完にも優れた優秀な[[ツインパクト]]である。 [[《母なる星域》]]としては劇的な進化を遂げており、とても使いやすくなっている。採用率は呼び出し先の[[進化クリーチャー]]による部分が大きいとはいえど、使われる機会は増えることだろう。 これは他のリメイク型[[ツインパクト]]にもいえることだが、片面目的で使うにしても選択肢が増える分、元のカードより、よりプレイヤーの腕が発揮されるようになったといえる。実際の運用ではうまく扱ってやりたいところ。 -[[超天篇]]で[[《桜風妖精ステップル》]]が[[2ブロック落ち>ブロック落ち]]した影響で、打点の残る2コストマナブーストとして[[2ブロック構築>ブロック構築]]での評価が上がった1枚。 -[[クリーチャー]]面の[[イラスト]]は[[Hisanobu Kometani]](=[[Takesi Kuno]])氏の手による馴染み深い恒例のものとなっているが、[[呪文]]面の[[イラスト]]は[[《大勇者「ふたつ牙」》>《大勇者「ふたつ牙」/ビースト・チャージ》]]を呼び出すものになっている。 **関連カード [#v0d324e5] -[[《幻緑の双月》]] -[[《母なる星域》]] -このカードに描かれているクリーチャー --[[《大勇者「ふたつ牙」》>《大勇者「ふたつ牙」/ビースト・チャージ》]] **収録セット [#a60668c5] -illus.[[Hisanobu Kometani]]/[[IWAO]] --[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]] **参考 [#d114f942] -[[ツインパクト]] -[[ツインパクト化]] -[[ビーストフォーク]] -[[cip]] -[[マナブースト]] -[[マナ加速]] -[[コスト踏み倒し]]