#author("2018-08-10T21:16:02+09:00","","")
*《禁断〜封印されしX〜》 [#f7581ca1]

|禁断〜封印されしX〜 FLC 火文明 (マナコストなし)|KNDN〜SEALED X〜 FLC Fire|
|禁断の鼓動|KNDN Pulse|
|この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。|This pulse starts the game in the battle zone with 6 seals on it.|
|この鼓動はバトルゾーンを離れない。|This pulse can't leave the battle zone.|
|禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。|Unsealing - When this pulse has no seals on it, flip it to its creature side.|
|>|BGCOLOR(white):禁断解放後⇒[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|
|>|''※殿堂入り''|
※[[カード名]]の「エックス」の表記は、実際のカードでは[[禁断文字]]、公式カードリストでは「X」

[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]で登場した新たな概念[[禁断の鼓動]]に分類されるカード。

両面カードだが[[超次元ゾーン]]には一切関与せず、40枚のデッキの中の1枚として数えられる。
ゲームの開始からバトルゾーンに置かれる為、両面であることによってゲームの進行上に問題が発生することもない。

このカードをどうやって裏返すかだが、ゲーム開始時につけた[[封印]]を全て外す必要がある。
封印を外すには同文明の[[コマンド]]を出す必要がある。
そのため、[[ソニック・コマンド]]を使うデッキである[[赤単レッドゾーン]]が主な活躍先となるだろう。
連続で[[侵略]]すれば侵略した数だけ封印を外すことができる。
他にも[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]や[[《禁断 U トルーパ》]]の能力で外すことも可能。

-ゲーム開始時に[[封印]]を6枚付ける都合上、[[山札]]が通常時と比べるとかなり少ない状態でプレイすることになる。その数23枚。[[ライブラリアウト]]には弱くなるので、山札が切れる前に決着を付けたい。
--[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]を狙う[[デッキ]]では、[[デッキ]]の初期枚数を減らす目的で使われる事もある。

-[[火]]の[[コマンド]]を使わない[[デッキ]]でも、[[《テック団の波壊Go!》]]の全体[[バウンス]]への対策として用意される事がある。小型[[クリーチャー]]での[[ビートダウン]]が主戦術の[[ジョーカーズ]]などで見られる。

-ゲーム開始時(つまり、[[サイキック]]等を[[超次元ゾーン]]に用意するのと同じタイミング)にバトルゾーンに[[封印]]を付けながら存在するため、5つの[[シールド]]展開・5枚[[ドロー]]の初期処理よりも''先に''封印を6枚付けなければならない。処理順が逆だと、封印を付けられていない[[鼓動]]が宙ぶらりんのまま別の処理が行われていることになる。
--「コロコロ公式チャンネル」「デュエマTV」での処理ではこのような誤りがある。正しくは「タカラトミー公式チャンネル」(後にデュエマデドカミチャンネルに命名された)に公開された対戦動画のとおりなので注意。

-上記にあるように、この[[カード]]は''40枚あるデッキの内の1枚にカウント''される。ルールを知らないとデッキが1枚多くて不正なんてことになりかねないので、扱いには注意してもらいたい。

-[[《龍脈術 水霊の計》]]などの[[カード指定除去]]で[[封印]]を外すことは可能。[[封印]]は[[バトルゾーン]]にあるコスト0のカードと定義されているため、自分の[[《龍脈術 落城の計》]]でも封印を取り除くことができる上に、[[手札補充]]にもなる。
--このため、[[《時空の封殺ディアス Z》]]の[[殲滅返霊]]に対する[[メタ]]として機能する。また、[[封印]]をコストにして[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を[[覚醒]]させることもできる。この場合最大3枚(《ディアボロス Z》呼び出し分も含めると4枚)封印が取り除けるので[[覚醒]]と同時に[[禁断解放]]もあり得る。またこの[[鼓動]]そのものはバトルゾーンを離れないが対象にとれるため、1枚はこの[[鼓動]]を選択し外す封印の数を調整することも可能。

-発売前から[[殿堂入り]]という前代未聞の[[カード]]。おそらく複数枚を[[デッキ]]に入れた場合の[[ライブラリアウト]]および[[山札圧縮]]を利用したコンボを危惧しての措置だと考えられた。そのため、この[[カード]]が最速で[[殿堂入り]]を果たした[[カード]]となった。
--そのかわりカードテキストでデッキに入れられる枚数が指定されていないので、[[殿堂]]ルールを採用しないならば4枚入れることができ、計28枚の[[山札圧縮]]ができる。しかし、ゲーム開始時にはこれに加えて[[手札]]と[[シールド]]を5枚ずつ展開するため、[[山札]]がわずか''2枚''になってしまう。
--[[殿堂レギュレーション]]で仮に2枚以上搭載できたとすると、[[封印]]が12枚以上あることになる。したがって[[禁断解放]]させたくないときは、1枚目の[[鼓動]]の[[封印]]を敢えて1つ2つだけ残し、別の[[鼓動]]の[[封印]]外しに移行することで事実上回避できてしまう。これだとほぼ自由自在に[[禁断解放]]させるタイミングを選べてしまうため、[[殿堂入り]]させ、[[封印]]は6つだけだという共通のフィールドで戦わせたかったものと思われる。

-[[シークレットカード]]版が存在し、なんと''全文[[禁断文字]]で書かれる''という突拍子もないアイデアが採用されている。[[カード名]]の一部に[[禁断文字]]が採用されているカードとしては[[イニシャルズ]]が存在するが、[[カード名]]全文および[[テキスト]]に[[禁断文字]]が採用されたのは[[プロモ>プロモーション・カード]]版[[《禁断》]]に続き2枚目。
--また裏面(クリーチャー側)は[[カードイラスト]]も僅かに異なり、通常版はエフェクトが赤を基調にしたデザインであるのに対し、[[シークレットカード]]版のエフェクトは金色を基調にしたデザインである。
--初めて情報が出たのが、コロコロコミック2015年11月号であったが、その際に公開されたのがこの[[禁断文字]]版の[[シークレットカード]]だった。その際は日本語訳も同時に公開されたため、この時点で正式に「[[封印]]」と「[[禁断解放]]」の存在が公表されたことになる。前号で公開された[[禁断文字]]版[[《禁断》]]のおかげでアルファベット対応表は概ね完成していたため、残りの不明文字記号も含めて解読に挑む者も少なくなかった。

-[[コスト]]([[マナコスト]])を持たない。したがって、何らかの原因により敗北が回避されている状態で《禁断〜封印されしX〜》が[[手札]]にあっても[[プレイ]]することはできない。(注釈:通常であれば両面参照のルールに基づき、クリーチャー面によって敗北する)
--[[コスト]]を持たない[[セル]]同様に、コストを参照する場合は0として扱う。

-「タカラトミー公式チャンネル」に公開された対戦動画にて[[Wizards of the Coast]]のデュエル・マスターズカードデザイナー「ジェームズ」が使用。「禁断」の力を手に「禁断のジェームズ」として、当時の[[環境]][[トップメタ]]を握る[[Deadman]]・カミカミ王子に対峙する。

**関連カード [#p0b691e0]
-[[《禁断》]]
-[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]
-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]

**収録セット [#j6c96cf6]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]
--[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]](新規イラスト 金箔加工)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]


**参考 [#ed1e034c]
-[[禁断の鼓動]]
-[[禁断]]
-[[鼓動]]
-[[禁断レジェンドカード]]
-[[封印]]
-[[文明]]
-[[コマンド]]
-[[離れない]]
-[[禁断解放]]
-[[裏返す]]
-[[殿堂入り]]
-[[シークレットカード]]
-[[禁断文字]]
-[[黒サソリス]]