#author("2018-07-25T09:22:27+09:00","","")
#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
*《偽りの名 iFormulaX》 [#re636062]

|偽りの名(コードネーム) iFormulaX(アイフォーミュラテン) R 水文明 (7)|
|クリーチャー:グレートメカオー/アンノウン 6000|
|自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていて、自分の手札が10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。|
|W・ブレイカー|

[[DMR-06>DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」]]で登場した[[水]]の[[グレートメカオー]]/[[アンノウン]]。
[[エクストラウィン]][[能力]]を持つ6体目の[[クリーチャー]]である。

この[[クリーチャー]]の最大の特徴は、[[《究極銀河ユニバース》]]をはじめとする他の[[カード]]持ちよりも、比較的簡単に[[エクストラウィン]]を決められる点だろう。
その条件は、自分の[[ターン]]の終わりに「[[タップ]]されていること」と「[[手札]]が10枚以上あること」の二つ。

前者は、自分の[[クリーチャー]]を[[タップ]]できる[[《ドンドン打つべしナウ》]]か[[《転々のサトリ ラシャ》]]を使えばよい。そちらもわずか1[[マナ]]なので使いやすい。あるいは[[《メッサダンジリ・ドラゴン》]]等で[[スピードアタッカー]]化させて相手の[[ウィニー]]に突撃させるなどの方法がある。
[[クリーチャー]]の[[タップ]]を[[コスト]]にできる[[《シンクロ・スパイラル》]]とも相性が良い。ただし、[[《スパイラル・ゲート》]]などと違い[[相手]]の[[クリーチャー]]しか[[バウンス]]できないため、《iFormulaX》でない方を[[手札]]に戻して手札消費を抑えるという芸当は不可能。

後者は、[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]や[[《知識の包囲網》]]など、[[手札]]を大量に増やせる[[カード]]を使うのが良い。古い[[カード]]だと[[《悪魔の契約》]][[《神々の逆流》]]などでもいい。量もバリエーションも豊富にあるため、必要条件を満たすのは思いのほか容易である。

1ターンで[[エクストラウィン]]を決める方法は以下。
+[[マナ]]を10[[マナ]]以上用意、[[手札]]にこのクリーチャーと[[《ドンドン打つべしナウ》]][[《悪魔の契約》]]の3枚を準備
+ このクリーチャーを召喚し、[[《ドンドン打つべしナウ》]]を唱える
+ 残った[[マナ]]で[[《悪魔の契約》]]を唱え、10[[マナ]]を墓地に置き[[カード]]を10枚引く

この場合、[[《セブンス・タワー》]]等を使えば10マナ揃えるのはさほど難しくなく、また必要な[[キーカード]]3枚が手札にあればすぐに発動できる。[[即死コンボ]]としては決めやすい部類だろう。

ただし、[[除去]]はもちろん、[[S・トリガー]]に対する耐性は皆無。できれば出した[[ターン]]中に[[コンボ]]を決めて勝ってしまいたい。
相手に[[ターン]]を渡す場合、[[セイバー]]持ちである[[《剛力防機シュビルパンチ》]]や[[《キャプテン・スーパーレスキュー》]]などを隣に立てておきたいところ。また、手札を全て捨てる事になる[[《ロスト・ソウル》]]や[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]は天敵。[[《墓守の鐘ベルリン》]]や[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]で守ったり[[マッドネス]]を握っておくという手もある。

当然ながら、確実に勝利するためにはやはり1[[ターン]]で[[コンボ]]を完成させてしまうのが1番である。

大量[[ドロー]]ができる[[デッキ]]だとしても、片手間で[[エクストラウィン]]を狙うのは厳しいため、やはり専用デッキを組むべきだろう。[[デッキビルディング]]や[[プレイング]]次第では[[環境]]に喰い込む可能性も十分考えられる、非常に面白い[[カード]]である。

この[[カード]]を使った[[デッキ]]は「[[フォーミュラエクストラウィン]]」を参照。

-[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]は[[置換効果]]と[[pig]]によって[[エクストラウィン]]を無効化されてしまう。出されたら[[破壊]]以外の方法で[[除去]]するなどして対処したい。

-[[《グレイトマーチ・エナジー》]]でも大量[[ドロー]]が可能。種族こそ限定されてしまうものの、5、6体[[グレートメカオー]]が並んでいれば[[今引き]]でもゲームエンドできる強烈な[[即死コンボ]]になりえる。

-この[[カード]]の[[エクストラウィン]]は[[トリガー能力]]である。よって、[[ターンエンド]]を迎える段階でこの[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に存在し、[[ターンエンド]]中に条件を満たした場合は[[エクストラウィン]]を得られる。
--例えば、自分の[[タップ]]された《iFormulaX》が[[バトルゾーン]]にいる状態で[[ターンエンド]]を迎え、[[《天雷王機ジョバンニX世》]]などの[[能力]]で必要な[[手札]]の量を満たせば、[[エクストラウィン]]は得られる。

-逆に、[[ターンエンド]]を迎える時点でこの[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]にいなかった場合は[[エクストラウィン]]を得ることができない。ある[[ステップ]]を迎えることで[[トリガー]]する[[能力]]は、その[[ステップ]]が始まる段階で、その[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]にいなければそもそも[[トリガー]]しないためである。
--[[《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》]]などの[[能力]]で、[[ターンエンド]]中に《iFormulaX》を出しても[[エクストラウィン]]は得られない。エンドステップが始まった段階で《iFormulaX》は[[バトルゾーン]]にいなかったためである。

-[[フレーバーテキスト]]をよく見ると、名前が「&bold(){iFomulaX}」になっており、小文字の「r」がない。他の[[カード]]のフレーバーを見ると「iFormulaX」となっているため、恐らくはただの脱字だろう。

-モデルとなっているのは「フォーミュラカー」。また、[[イラストレーター]]の[[YOICHI ITO]]氏は「CVは玄田哲章さんにお願いしたい」と語っている。玄田氏はアーノルド・シュワルツェネッガー氏の吹き替え等を担当している声優で、[[デュエル・マスターズ]]では[[映画>劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰(カース・オブ・ザ・デスフェニックス)]]ではアガメムノン役を担当していた。

-余談だが、apple社のiPhone用の数学アプリとして「iformula pro X」というものが存在する。また、apple社の元社長である故スティーブ・ジョブズ氏は、[[フレーバーテキスト]]にあるようなイノベーターとしてよく取り上げられている。

-漫画「ビクトリー」にて、[[アツシ>トラッキング アツシ]]が[[才場 源内]]戦で使用。[[手札]]8枚の状態で[[攻撃]]、[[アタック・チャンス]]により[[《合身秘伝メカ・マシーン》]]を唱え10枚にして勝利しているが、[[《合身秘伝メカ・マシーン》]]を唱える時点で[[手札]]を1枚消費しているのため、8−1+2=9となり実際には10枚にならない、というミスがある。

-アニメ「ビクトリーV」での同場面では[[《合身秘伝メカ・マシーン》]]を2枚唱え8-2+4=10で[[エクストラウィン]]が成立されている。

**[[フレーバーテキスト]] [#q3c0bc68]
-[[DMR-06>DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」]]&br;&italic(){「戦略のイノベーター(革新者)」。そのふたつ名の通り、偽りの名 iFomula Xは[[革新的な戦略>エクストラウィン]]を産み出した。}
-[[DMR-06>DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」]]&br;'''「戦略のイノベーター(革新者)」。そのふたつ名の通り、偽りの名 iFomula Xは[[革新的な戦略>エクストラウィン]]を産み出した。}

**収録セット [#zb491fab]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」]]

**参考 [#w34aac94]
-[[グレートメカオー]]
-[[アンノウン]]
-[[ターンエンド]]
-[[タップ]]
-[[手札]]
-[[エクストラウィン]]
-[[即死コンボ]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[フォーミュラエクストラウィン]]
-[[ジョバンニギフト]]