#author("2019-01-08T22:59:50+09:00","","")
#author("2019-09-23T18:19:10+09:00","","")
*《&ruby(コードネーム){偽りの名}; シャーロック》 [#dae6d7f9]

|偽りの名 シャーロック SR 光/闇文明 (10)|
|クリーチャー:アンノウン 23000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、サイキック・クリーチャーをすべて破壊する。|
|Q・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、サイキック・クリーチャーをすべて破壊する。|
|誰も、サイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。|
|Q・ブレイカー|
|バトルゾーンにあるクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|
|相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|

[[DMR-04>DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[アンノウン]]。

[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]に匹敵する高パワーと強力な[[サイキック]][[メタ]][[能力]]を持つ。

[[システムクリーチャー]]ではお約束の[[除去]]に対しても、[[アンタッチャブル]]を持つことによって大幅に耐性を得ている。
[[《ボルシャック・ギルクロス・NEX》]]の弱点であった[[除去]]持ちの[[超次元]]([[《超次元ガード・ホール》]]など)に対しても耐性を持ったため、かなり大きい要素と言えるだろう。
[[サイキック・クリーチャー]]を主力として扱う[[デッキ]]から見れば非常に厄介な[[クリーチャー]]で、出される前に倒すか、[[アンタッチャブル]]を無視できる[[除去]]を用いるなどで対策したい。

難点を挙げるとするならば[[コスト]]が非常に[[重い]]こと。
[[バトルゾーン]]に出す難易度は[[《光神龍スペル・デル・フィン》]][[《ボルシャック・ギルクロス・NEX》]]よりも高く、出す前にゲームに負ける、もしくは出したところで既に手遅れな状況になっていることも多いだろう。
[[サイキック・クリーチャー]]を使わない[[デッキ]]に対しては、ただの[[アンタッチャブル]]の[[Q・ブレイカー]]でしかない。[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]と比べてもやや[[コスト]]や手間の割に合わない。
また、自分の[[サイキック・クリーチャー]]も対象になるので注意しておきたい。

可能な限り[[コスト踏み倒し]]で出したい[[クリーチャー]]だが、[[《母なる紋章》]]や[[《ミラクルとミステリーの扉》]]は[[プレミアム殿堂]]、[[《獰猛なる大地》]]は[[殿堂入り]]となり、簡単に出すのは難しい。と言うより、[[《母なる紋章》]]の[[プレミアム殿堂]]はこのような重い代わりに強力な[[効果]]を持った[[クリーチャー]]が出る事を想定しての事だったのかもしれない。
可能な限り[[コスト踏み倒し]]で出したい[[クリーチャー]]だが、[[《母なる紋章》]]や[[《ミラクルとミステリーの扉》]]は[[プレミアム殿堂]]、[[《獰猛なる大地》]]は[[殿堂入り]]となり、簡単に出すのは難しい。と言うより、[[《母なる紋章》]]の[[プレミアム殿堂]]はこのような重い代わりに強力な[[能力]]を持った[[クリーチャー]]が出る事を想定しての事だったのかもしれない。

**背景ストーリーにおいて [#gaf2dda3]

[[エピソード1>エピソード1背景ストーリー]]のラスボスと言うべき存在で、王[[《エイリアン・ファーザー》]]、女王[[《マザー・エイリアン》]]の仇である[[《偽りの名 13》]]を討ち終わった[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]と[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]の前に突如として登場し、その「覚醒を封じる力」により2体をリンク解除する。

希望の2体の龍をリンク解除した後は、[[エイリアン]]・[[ハンター]]連合軍を次々となぎ倒していき、王と王女の忘れ形見であり、エイリアン、ハンター両軍の希望の姫である[[《勝利のプリンプリン》]]の命までも危うい状況へと追い込む。

その時、ハンター5戦士の1人にして《プリンプリン》の婚約者である[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]に立ちふさがれるが、《プリンプリン》を逃がしてしまうものの《勝利のリュウセイ・カイザー》を記憶喪失にさせる。 

こうしてエピソード1は《偽りの名 シャーロック》の勝利で終わるわけだが、[[エピソード2>エピソード2背景ストーリー]]以降は姿を見せなくなる。

[[エピソード3>エピソード3背景ストーリー]]では、再登場した[[アンノウン]]の[[《神託の王 ゴスペル》]]が「[[アンノウン]]最後の生き残り」と紹介され、これが本当ならエピソード3期には既にこの[[クリーチャー]]は生存していない事になる。描かれていない間に寿命が尽きたのか、何者かに討伐されて絶命したのかは不明。

***補足 [#o04382bd]

デュエル・マスターズの[[背景ストーリー]]では珍しく、シリーズの最後に悪が勝利を収めるという異例の所業を成し遂げた。それと同時に謎の多いラスボスでもある。突如として2体のドラゴンの前に姿を現すまで、なんの前触れもなかったため、それまでの経緯は一切不明。また、勝利を収めたため[[エピソード2>エピソード2背景ストーリー]]では《シャーロック》は生きているはずで、[[アンノウン]]の侵攻が進めているにもかかわらず、エピソード2では一切登場せず、彼にまつわる話もない。急に姿を表し、急に姿を消したため、彼の目的すらもわかっていない。《エイリアン・ファーザー》と《マザー・エイリアン》の間に生まれた双子の王子にエピソード2で倒されると予想していたプレイヤーも少なくはなかっただろう。
--後にパワーアップした[[《超絶の名 シャーロック》]]が登場したが、関係性は不明である。開発主任のTwitterでは[[エピソード2>エピソード2背景ストーリー]]に続かなかったアナザーストーリーの存在として設定されているとの事。
--開発主任のTwitterでは、[[《天頂開戦ゼニス》]]の時に単一[[種族]]の[[アンノウン]]は役割を終えたとのことで、役割が無くなった事で表舞台から姿を消したらしい。同時に支配[[種族]]を持たなかった[[ゼニス]]が偽りの名を名乗っていた可能性も示唆されている。

**その他 [#qc285d25]

-既に[[バトルゾーン]]に出ている[[サイキック・クリーチャー]]の[[覚醒]]または[[覚醒リンク]]を止めることはできない。[[セイバー]]などで守られる場合は注意しておきたい。

-この[[能力]]で[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]を[[破壊]]するのは難しい。幸い[[パワー]]はこちらの方が上だが。

-対[[サイキック・クリーチャー]]に限って見れば、[[クリーチャー]]の殲滅、[[サイキック・クリーチャー]]再展開の抑止、[[除去]]の困難さなど、[[《悪魔神王バルカディアス》]]に近い面を持つ。

-[[エピソード2環境]]以降の[[サイキック・クリーチャー]][[メタ]]急増による[[サイキック・クリーチャー]]の急激な退潮、より[[汎用性]]の高い[[《暴走龍 5000GT》]]の登場、[[アンタッチャブル]]が意味を成さない[[《「祝」の頂 ウェディング》]]の台頭などを受け、この[[クリーチャー]]の使用率は大きく落ち込んでしまった。価格も右下がりを続け、気軽に入手できるレベルになっている。
--下記に記す[[《超絶の名 シャーロック》]]の登場もあり、シングル価格は一気に暴落してしまった。

-[[サイキック・クリーチャー]]をこれ以上展開させたくないだけであって、すでに場に出ている[[サイキック・クリーチャー]]は破壊したくない場合は、[[【ドリアンロックロマノフ】]]で出すという手もある。その後、[[《センジュ・スプラッシュ》]]が裁定変更によって[[《ロイヤル・ドリアン》]]感覚で使えるようになり、更に[[《龍脈術 落城の計》]]が登場すると[[墓地進化]]の種になれることから、[[【青黒退化】]]で踏み倒す大型クリーチャーとして注目された。
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]で再録された事も在り、気軽に手が出せるフィニッシャーとしての立ち位置を確立していたその矢先、1年もしない内に[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で[[《超絶の名 シャーロック》]]が登場してしまう。必ずしも上位互換とはいいがたいが、少なくとも[[【青黒退化】]]系統のデッキに入れるのであれば間違いなくあちらの方が使い勝手が良い。残念ながらこちらの立ち位置はかなり厳しくなってしまっただろう。
--[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]で再録された事も在り、気軽に手が出せるフィニッシャーとしての立ち位置を確立していたその矢先、1年もしない内に[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で[[《超絶の名 シャーロック》]]が登場してしまう。必ずしも上位互換とはいいがたいが、少なくとも[[【青黒退化】]]系統のデッキに入れるのであれば間違いなくあちらの方が使い勝手が良い。残念ながらこちらの立ち位置はかなり厳しくなってしまっただろう。

-名前の元ネタは推理小説に出てくる主人公「シャーロック・ホームズ」だろう。

-[[背景ストーリー]]では最終エキスパンションでは味方側が勝つというデュエル・マスターズのストーリーの常識を見事ぶち壊し、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を撃破した初のクリーチャー。その為、少なくとも[[エピソード2]]初期にはこのクリーチャーが生きていることは間違いないのだが、[[エピソード2]]では一切登場しなかった。[[《剛厳の使徒シュライバー》]]の[[フレーバーテキスト]]によるとまだ[[アンノウン]]が生き延びているということだったが、[[エピソード3]]で再登場した[[アンノウン]]、[[《神託の王 ゴスペル》]]が「[[アンノウン]]最後の生き残り」と紹介され、[[エピソード3]]期には既にこの[[クリーチャー]]は生存していない事が判明した。1万年の月日があるので何とも言えないが、描かれていない間に討伐されてしまったのだろうか。
--後にパワーアップした[[《超絶の名 シャーロック》]]が登場したが、関係性は不明である。

**関連カード [#b678a27b]
-[[《超絶の名 シャーロック》]]

***背景ストーリーのラスボス [#rb5bde6b]
***背景ストーリーのラスボス的存在 [#rb5bde6b]
-''Prev'':[[覚醒編>覚醒編背景ストーリー]]
--[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]/[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]

-''Next'':[[エピソード2>エピソード2背景ストーリー]]
--[[《「無情」の極 シャングリラ》]]

**収録セット [#pb959976]
-illus.[[Wayne Reynolds]]
--[[DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]

**参考 [#ge1d627e]
-[[アンノウン]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[全体除去]]
-[[ロック]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[DASHゴールデンリスト]]