#author("2018-08-18T03:00:34+09:00","","") *《偽りの名 イーサン》 [#mb8955e5] |偽りの名(コードネーム) イーサン R 光/火文明 (7)| |クリーチャー:アンノウン 7500| |マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。| |ブロッカー| |このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。| |TT−バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それらをすべて破壊する。| |W・ブレイカー| [[DMX-06>DMX-06 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 燃えるド根性大作戦」]]で登場した[[光]]/[[火]]の[[アンノウン]]。 [[タップ能力]]で[[《アポカリプス・デイ》]]を放てる[[ブロッカー]]。 [[全体除去]]を撃てるのは強力なのだが、実際は思いのほか使いづらい。まとめて[[除去]]するだけならより軽く即効性のある[[《アポカリプス・デイ》]]で十分であり、[[タップ能力]]というタイムラグがあるこの[[カード]]が使われることは少ない。 [[ブロッカー]]と[[W・ブレイカー]]を持っているので攻防の両面に使えるが、[[アンタップ]][[能力]]は無いため、使用はどちらかに限られる。また、[[除去]]耐性を持たない[[ブロッカー]]ということから[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[《超次元シューティング・ホール》]]などの[[除去]]に弱い。普通に出すのでそれらに狙われやすいので、運用には一工夫がいるだろう。 [[《アポカリプス・デイ》]]との差別点は[[マナ]]を使わずに[[能力]]を[[起動]]できる事や、自身も数に含められる事。[[《フラッシュ・アーマー》]]で安全に[[全体除去]]を放ったり、[[《崩壊と灼熱の牙》]]で[[マナ]]や[[シールド]]を[[墓地]]送りにするなどの豪快な動きが可能となる。そのように[[呪文]]と[[全体除去]]を豪快に組み合わせ、アドバンテージを取る[[イーサンコントロール]]という[[デッキタイプ]]も一応存在する。 [[進化]]ではない[[光]]の[[ブロッカー]]なので、[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《超次元マザー・ホール》]]で踏み倒せるのも利点。[[多色]][[デッキ]]において[[色]]の調節を兼ねた[[クリーチャー]]としても活躍できるかもしれない。 また、相手がこの[[クリーチャー]]を[[除去]]するまで相手の[[クリーチャー]]の展開を阻害する、という使い方もできる。 横に並ぶタイプの[[デッキ]]を相手にこの[[カード]]を立てておけば、なかなか面倒な札になってくれるだろう''…間に合えばの話であるが。'' 残念ながら高速化と[[コスト踏み倒し]][[メタ]]、さらには盤面が真っ新の状態からでも[[1ショットキル]]が可能な[[デッキ]]が跋扈する2018年7月現在の[[環境]]で、この[[クリーチャー]]を先手で立てて置く事は容易ではなく、意義も薄くなってしまっている。 傲慢な[[フレーバーテキスト]]とかみ合わない[[除去]]のされやすさ、[[能力]]の使いにくさから[[デッキ]]パーツとしての評価はそれほど高くない。 しかし、[[ネタカード]]だと思って放置していると[[《アポカリプス・デイ》]]をかまされて[[バトルゾーン]]を一掃されてしまうという、どちらの意味でも厄介な[[クリーチャー]]である。 実際に使う場合は自分の[[クリーチャー]]も[[破壊]]されることを考慮し、それを上回る[[アドバンテージ]]を稼げるようにするべきだろう。 -[[《メッサダンジリ・ドラゴン》]]との相性が良い。出した次のターンにイーサンを出せる上、[[スピードアタッカー]]になる為ラグが発生せずにすぐに[[タップ能力]]を発動させることができる。[[《ヘブンズ・ゲート》]]を唱え、[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]とセットで出しておけば場数を稼げる。 -[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]で[[再録]]された際、[[コロコロコミック]]で絶賛連載中の漫画「でんぢゃらすじーさん邪」の主役である''「[[じーさん>でんぢゃらすじーさん]]」''が''イーサンのコスプレをしている''という衝撃的な[[カードイラスト]]で登場した。もちろん''「イーサン」''と''「じーさん」''の駄洒落である。《偽りの名 ジーサン》といったところであろうか。ジョークエキスパンションでもある[[ブラック・ボックス・パック>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]ならではのお遊びだろう。 -この[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]版の[[カードイラスト]]は非常に奇抜なものであり、右側の吹き出しの中には「''私生活しづらっっ!!''」という台詞がデカデカと書かれている。[[デュエル・マスターズ]]の[[クリーチャー]]は派手な外見をしたものが多いため、ある意味的を射た意見だろう。また、右下に写っているのは、じーさんの友達で画面に半分しか写らない「半・分太」。 ちなみに、[[フレーバーテキスト]]で突っ込みを入れている「まご(孫)」の声優は[[X(キサナドゥ)]]役の恒松あゆみ氏が担当している。 -名前の元ネタは映画「ミッション:インポッシブル」に出てくるスパイ「イーサン・ハント」からだろう。 -[[フレーバーテキスト]]では[[背景ストーリー]]上の[[アンノウン]]の圧倒的な強さがうかがわれる。[[ハンター]]も[[エイリアン]]もクリーチャーの展開力に長けた[[種族]]であるため、敵をペースに乗せておいてからこの[[クリーチャー]]がそれを一網打尽にする様を想像できる。しかし、この[[能力]]ではイーサン自身も[[破壊]]されるため、どうしても滑稽に見えてしまう。 **関連カード [#c013de3e] -[[《アポカリプス・デイ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#b803aa98] -[[DMX-06>DMX-06 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 燃えるド根性大作戦」]] '''[[ハンター]]も、[[エイリアン]]も、[[我ら>アンノウン]]にとってはただのゴミと同じだ…。――偽りの名 イーサン''' -[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]] '''どっからつっこめばいいものやら…。――まご'》'' **収録セット [#d9ce32f1] -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DMX-06 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 燃えるド根性大作戦」]] -illus.[[曽山一寿]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]] **参考 [#qc3d2cd8] -[[アンノウン]] -[[タップイン]] -[[ブロッカー]] -[[タップ能力]] -[[全体除去]] -[[リセット]] -[[ネタカード]] -[[イーサンコントロール]]