#author("2018-08-11T17:24:48+09:00","","")
*《火炎流星弾》 [#uc4a3f63]
#author("2020-01-14T22:31:57+09:00","","")
*《&ruby(かえんりゅうせいだん){火炎流星弾};》 [#uc4a3f63]

|火炎流星弾 UC 火文明 (1)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手の「ブロッカー」を持つパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。|

[[DM-06>DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」]]で登場した[[火]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。最も代表的な[[ブロッカー]][[破壊]][[呪文]]。
 
たった1[[コスト]]で[[パワー]]6000以下の[[ブロッカー]]を[[破壊]]できる。
ほかの[[ブロッカー]][[除去]]カードと比較すると、上記した通り1[[コスト]]とひたすら軽い代わりに[[パワー]]制限がある。ゲーム後半になるとカードパワーが足りなくなり腐ってくるので、ゲームエンドまでが早く、軽さが生きやすいデッキに投入される。特に[[【速攻】]][[デッキ]]で主力となる[[ブロッカー]][[除去]]手段であり、[[火]]絡みの[[【速攻】]][[デッキ]]が多い要因の1つとなっている[[カード]]とも言える。

[[パワー]]制限に関しては、[[【速攻】]][[デッキ]]は中堅[[ブロッカー]]を対処できずに勝負がもつれ込んでしまうと負けは濃厚なので、6000という範囲は役割遂行するには十分である。
そして前者に関してだが、[[マナ]]をほとんどためない【速攻】デッキにおいて1[[コスト]]という軽さは強力な武器であり、[[クリーチャー]]展開と同ターンに[[ブロッカー]][[除去]]を打ち込めるため、さらなるゲームの高速化が見込める。2[[コスト]]の[[ブロッカー]][[除去]]となると範囲も汎用性も大きく広がるが、[[【速攻】]]では下手に手札を[[マナ]]に切れない以上、運用性はこのカードに大きく劣る。
ほかの[[ブロッカー]][[除去]]カードと比較すると、1[[コスト]]とひたすら軽い代わりに[[パワー]]制限がある。[[ゲーム]]後半になるとカードパワーが足りず腐るので、主に軽さが生きやすい[[【速攻】]]に投入されていた。
かつての[[【速攻】]]では主力となった[[ブロッカー]][[除去]]手段であり、[[火]]絡みの[[【速攻】]]が多い要因の1つとなっていた[[カード]]である。


**環境において [#i9b10fa0]
[[【速攻】]]は中堅[[ブロッカー]]を対処できずに勝負がもつれ込んでしまうと敗北が濃厚なので、「6000という[[パワー]]制限があっても早期決着の補助をするには十分である」と評価され、愛用されていた。

この[[カード]]が登場した当時は[[《アストラル・リーフ》]]全盛期であったため、後攻からでも相手の[[《マリン・フラワー》]]→[[《アストラル・リーフ》]]の流れを断ち切れる1枚としても注目された。


[[マナ]]をほとんどためない[[【速攻】]]において1[[コスト]]という軽さは強力な武器であり、[[クリーチャー]]展開と同[[ターン]]に[[ブロッカー]][[除去]]を打ち込める。2[[コスト]]の[[ブロッカー]][[除去]]となると範囲も汎用性も大きく広がるが、[[【速攻】]]では下手に手札を[[マナ]]に切れない以上、運用性はこの[[カード]]に大きく劣る。
[[【速攻】]]以外でも、余った[[マナ]]で適当に打ち込めるため、[[マナ]]があまり伸びず[[手札]]に余裕が出来やすい[[ビートダウン]]で採用されることもある。

総じて、軽さをひたすらに武器とする優秀な[[ブロッカー]][[除去]]の1つである。
軽さを武器とする優秀な[[ブロッカー]][[除去]]の1つとして長年[[【速攻】]]等に採用されていたが、[[ブロッカー]]の[[パワー]]が増加するにつれ、太刀打ち出来ない場面が増えていった。さらに[[《パワフル・ビーム》]]や[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]など[[パワー]]を問わずに[[ブロッカー]]を[[除去]]する[[カード]]が増えると、採用が見送られるようになった。

-[[コスト論]]から考えると[[パワー]]6000以下の[[クリーチャー]]を[[破壊]]するには6[[コスト]]相当の[[呪文]]が必要になるので、[[ブロッカー]]の[[破壊]]しやすさがよく分かる。ちなみに[[ブロッカー]]を無条件に[[破壊]]できる最も[[軽い]][[呪文]]は、2[[コスト]]の[[《ザ・ストロング・クラッシュ》]]と[[《パワフル・ビーム》]]、[[《ガンガン音弾破》]]、[[闇]]だと[[《クリティカル・ブレード》]]がある。
低コスト帯には[[《スチーム・ハエタタキ》]]のように、こちらより少しパワーは下がるが[[クリーチャー]]の種類を指定せずに[[除去]]できる汎用性の高い[[カード]]も登場した。
それらの[[カード]]すら採用を見送られている中で、こちらを採用するメリットはほとんどないと言えるだろう。

-[[《ガンガン音弾破》]]と[[《クリティカル・ブレード》]]にはこちらと同じく[[S・トリガー]]が付く。
**その他 [#mf793cb0]
-[[コスト論]]から考えると[[パワー]]6000以下の[[クリーチャー]]を[[破壊]]するには6[[コスト]]相当の[[呪文]]が必要になるので、[[ブロッカー]]がいかに[[破壊]]しやすいかがよく分かる。また、1[[コスト]]で[[S・トリガー]]付きというのは考えられる[[コスト]]設定で最も[[軽い]]。[[火]][[文明]]の[[ブロッカー]]への対抗力が非常に高い事が伺える。

-[[【速攻】]]といえどその中でも速度には差がある。[[コスト]]1という軽さは生半可なものではないため、故に低く設定されたカードパワーと相談して、投入できる[[デッキ]]をよく検討する必要がある。比較的遅い【速攻】はその分[[クリーチャー]]のカードパワーが高く、中堅[[ブロッカー]]を自力で踏み越える者が出てくる上に、ゲームの速度に呼応して[[ブロッカー]][[除去]]も質が高いものが求められるため、このカードが呼ばれることは少ない。比較的早い【速攻】では[[クリーチャー]]のカードパワーを犠牲に1[[マナ]]域からひたすらに展開&ビートをしていくため[[ブロッカー]]が極めて刺さりやすい上に、ゲームの速度に呼応して[[ブロッカー]][[除去]]も展開に支障を出さないようにより手軽なものが求められる。このカードはまさに後者のような【速攻】で強さを発揮する。例えば、赤白[[【速攻】]]などはこのカードに頼ることも多いだろう。
-[[ブロッカー]]を無条件に[[破壊]]できる最も[[軽い]][[呪文]]は、2[[コスト]]の[[《ザ・ストロング・クラッシュ》]]と[[《パワフル・ビーム》]]、[[《ガンガン音弾破》]]、[[闇]]だと[[《クリティカル・ブレード》]]がある。[[《ガンガン音弾破》]]と[[《クリティカル・ブレード》]]にはこちらと同じく[[S・トリガー]]が付く。

-[[【速攻】]]といえどその中でも速度には差があるため、投入する[[デッキ]]はよく検討する必要があった。比較的遅い[[【速攻】]]はその分[[クリーチャー]]のカードパワーが高く、中堅[[ブロッカー]]を自力で踏み越える者が出てくる上に、ゲームの速度に呼応して[[ブロッカー]][[除去]]も質が高いものが求められるため、このカードが入ることは少ない。比較的早い[[【速攻】]]では[[クリーチャー]]のカードパワーを犠牲に1[[マナ]]域からひたすらに展開&ビートをしていくため[[ブロッカー]]が極めて刺さりやすい上に、ゲームの速度に呼応して[[ブロッカー]][[除去]]も展開に支障を出さないようにより手軽なものが求められる。このカードはまさにこのような[[【速攻】]]でこそ強さを発揮していた。例えば、[[【赤黒速攻】]]や[[【赤白速攻】]]などである。

-[[ブロッカー]]という条件を外すと[[《ドリル・トラップ》]]になる。さらにそこに自分のシールド焼却のデメリットをつけると[[《ボルカニック・アロー》]]になる。特に後者は、以前から共に[[【速攻】]]に投入されてきた優秀な除去カードであり、枠を争うライバルでもある。

-[[ヘブンズ・ゲート]]から繰り出されるような大型[[ブロッカー]]や、呪文の効果に選ばれない[[《墓守の鐘ベルリン》]]には何もできない。これらへの対抗策として[[ブロッカー]]を無条件で[[破壊]]できる[[《パワフル・ビーム》]]や、[[《墓守の鐘ベルリン》]]を処理しつつ打点として運用可能な[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]などがある。[[ビートダウン]]・[[【速攻】]]における[[ブロッカー]][[除去]]カード枠はやたら豊富なため、環境やデッキと相談して選ぶといいだろう。
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]から繰り出されるような大型[[ブロッカー]]や、呪文の効果に選ばれない[[《墓守の鐘ベルリン》]]には何もできない。これらへの対抗策として[[ブロッカー]]を無条件で[[破壊]]できる[[《パワフル・ビーム》]]や、[[《墓守の鐘ベルリン》]]を処理しつつ打点として運用可能な[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]などがある。

-この[[カード]]が登場した当時は[[《アストラル・リーフ》]]全盛期であったため、後攻からでも相手の[[《マリン・フラワー》]]→[[《アストラル・リーフ》]]の流れを断ち切れる1枚としても注目された。

-1[[コスト]]で[[S・トリガー]]付きというのは考えられる[[コスト]]設定で最も[[軽い]]と言えるもの。[[火]][[文明]]の[[ブロッカー]]への対抗力がよく分かる。

-漫画では[[勝舞>切札 勝舞]]や[[バケツマン>ザ・グレートバケツマン]]が使用している。

-北米版デュエル・マスターズ「[[Kaijudo]]」においては[[《ガンガン音弾破》]]と同一の性能になっている。

**関連カード [#jdde1c30]
-[[《火銃秘宝ザビ・グリーゼ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#yca21546]
-[[DMC-55>DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」]]、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]&br;'''隕石落とし! 巨大な壁をぶち壊せ!'''
-[[DMC-55>DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」]]、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]&br;'''隕石落とし! [[巨大な壁>ブロッカー]]をぶち壊せ!'''

**収録セット [#o9dcb986]
***[[デュエル・マスターズ]] [#u34bad39]
-illus.[[Jason]]
--[[DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」]]
--[[DMS-02 「闘魂編(インビンシブル・ソウル)スターターセット」]]
--[[DMC-06 「超速!火竜(ドラゴン・ストライクス)デッキ」]]
--[[DMC-09 「勝舞神龍(しょうぶドラゴン・レジェンド)デッキ」]]
--[[DMC-23 「スピードバーン1/2デッキ」]]
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」]]
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」]]
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#g45b3f5f]
-illus.
--[[DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」]]

**参考 [#s7e4ba69]
-[[S・トリガー]]
-[[ブロッカー]]
-[[火力]]
-[[除去]]
-[[【速攻】]]
-[[赤単速攻]]
-[[【赤単速攻】]]