#author("2018-08-18T03:03:42+09:00","","")
*《怨念怪人ギャスカ》 [#t763c198]
#author("2020-01-03T13:31:09+09:00","","")
*《&ruby(おんねんかいじん){怨念怪人};ギャスカ》 [#t763c198]

|怨念怪人ギャスカ UC 闇文明 (1)|
|クリーチャー:デビルマスク 4000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて捨てる。|

[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]で登場した[[デビルマスク]]。
1[[コスト]]にして破格の[[パワー]]4000の[[クリーチャー]]だが、[[cip]]で自分の[[手札]]をすべて捨てるという強烈な[[デメリット]]を持つ。
いくら1コストだからといって、序盤に[[召喚]]するのは推奨されない。
[[火]][[闇]][[【速攻】]]や[[黒単]]を使う際、手札を使い切った瞬間に召喚するのが望ましいだろう。

1[[コスト]]にして破格の[[パワー]]4000の[[クリーチャー]]だが、[[cip]]で自分の[[手札]]をすべて捨てるという強烈な[[デメリット]]能力を持つ。
手札を使い切った瞬間に出せば[[デメリット]]を回避できるが、1ターン目からそれはできない。

[[【赤黒速攻】]]や[[黒単]]においては、[[打点]]として使うなら、パワーは低いが[[《闇戦士ザビ・クロー》]]を使った方が無難。クリーチャーの展開の補正に5枚目以降の《サビ・クロー》として使おうにも[[《孤独の影ロンリー・ウォーカー》]]や[[《犠牲の影オンリー・ウォーカー》]]、[[《死神術士デスマーチ》]]など、ライバルはあまりにも多い。

状況を選ぶが、どうしても墓地の数を増やしたい時に使われる事がある。
[[ノー・チョイス]]の条件をすぐに満たす事もできるが、そのためだけにデッキに投入するのは難しい。

[[《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》]]を用意しておき、予め自分の[[シールド]]を2枚まで減らしておくと、このカードの能力で捨てた闇のクリーチャーをすべてバトルゾーンに出せるようになる。
[[DMRP-03>DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」]]期に流行し始めた【青黒】型の[[ブライゼシュート]]には[[革命]]の発動条件を満たしやすいことからこのギミックが搭載されており、手札で腐った大型[[進化]][[デーモン・コマンド]]や進化[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]などを場に出すことに繋げる働きを見せる。他のカードを[[プレイ]]したついでに1[[コスト]]で[[バトルゾーン]]に出せるというのが大きい。

登場当初はただ使いづらいカードであったが、時を経てこのカードも随分と救われた感がある。

**環境において [#m4f39489]
[[デメリット]]の塊であるこのカードは、登場当初から長らく使いづらいカードであった。
能力自体は独自性のあるものなので、このカードを使った様々なコンボを考案する者はいたが、どれも[[ファンデッキ]]止まりで環境で活躍した試しはなかった。

[[DMRP-03>DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」]]期に流行し始めた[[青黒]]型の[[【ブライゼシュート】]]では、[[《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》]]と共にデッキに入ったことはあった。《キル・ザ・ライブ》がバトルゾーンにいて[[革命]]2の発動条件を満たしたしている状態だと、手札で腐った大型[[進化]][[デーモン・コマンド]]や進化[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]などを出すことができた。何より、たった1コストなので、他のカードを[[プレイ]]した後に、出せることが大きい。しかし、結局その【ブライゼシュート】でもこのカードは環境に定着するまでには至らず、さらに[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]は[[殿堂入り]]してしまった。

ところが、来たる[[DMRP-12>DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]では、[[《零龍》]]の登場によっていきなりデュエマ界の大舞台に姿を表すこととなる。
1ターン目から自分の手札を全て確実に捨てられることによって、[[《零龍》]]の[[零龍卍誕]]に必要な[[《手札の儀》]]のリンク条件を満たすことができ、さらにそこから墓地で効果を発動するクリーチャーと組み合わせることで[[《零龍》]]を2〜3ターンで登場させる[[【零龍ギャスカ】]]が開発されると一躍メタデッキの主要カードに躍進。登場から苦節14年と6か月、ここにきて「1コストで全ハンデス」という独自性が光り、大器晩成のカードとなった。
一時期は4000円を超える値段で販売されるほどに価値が暴騰した。

**その他 [#s300bced]
-[[《ベイビー・バース》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]などの[[S・トリガー]]で相手ターンに出せれば、手札の[[マッドネス]]を全てバトルゾーンに出すことができる。

-1コストのクリーチャーの中では長らく最高のパワーであったが、[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]で登場した1コスト5000の[[《森の格闘家ガンバレット》]]に抜かれてしまった。
--さらにその後[[DMR-01>DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]ではパワー15000の[[《緑神龍ドラピ》]]が、[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]ではパワー24000の[[《界王類七動目 ジュランネル》]]が登場したことにより最高値が更新された。

-漫画における映画3作目の後日談では、[[《時空の封殺ディアス Z》]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。能力で[[《凶奪の伯爵プロベンツ》]]の[[ノー・チョイス]]の条件を満たし、《時空の封殺ディアス Z》の覚醒に繋げた。

**関連カード [#x1a8ef8a]
-[[《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b29f5c00]
-[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]&br;'''大好きなゴミの中だけど、何故か腐らずにはいられない。'''
-[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]
'''大好きなゴミの中だけど、何故か腐らずにはいられない。'''

**収録セット [#ibd1fb03]
-illus.[[Yocky]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]

**参考 [#me55ce15]
-[[デビルマスク]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[デメリット]]
-[[【零龍ギャスカ】]]