#author("2019-12-31T13:16:55+09:00","","")
*《&ruby(おんねんかいじん){怨念怪人};ギャスカ》 [#t763c198]

|怨念怪人ギャスカ UC 闇文明 (1)|
|クリーチャー:デビルマスク 4000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて捨てる。|

[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]で登場した[[デビルマスク]]。

1[[コスト]]にして破格の[[パワー]]4000の[[クリーチャー]]だが、[[cip]]で自分の[[手札]]をすべて捨てるという強烈な[[デメリット]]を持つ。
いくら1コストだからといって、序盤に[[召喚]]するのは推奨されない。
[[【赤黒速攻】]]や[[黒単]]を使う際、手札を使い切った瞬間に召喚するのが望ましいだろう。

状況を選ぶが、どうしても墓地の数を増やしたい時に使われる事がある。
[[ノー・チョイス]]の条件をすぐに満たす事もできるが、そのためだけにデッキに投入するのは難しい。

[[《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》]]を用意しておき、予め自分の[[シールド]]を2枚まで減らしておくと、このカードの能力で捨てた闇のクリーチャーをすべてバトルゾーンに出せるようになる。
[[DMRP-03>DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」]]期に流行し始めた【青黒】型の[[【ブライゼシュート】]]には[[革命]]の発動条件を満たしやすいことからこのギミックが搭載されており、手札で腐った大型[[進化]][[デーモン・コマンド]]や進化[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]などを場に出すことに繋げる働きを見せる。他のカードを[[プレイ]]したついでに1[[コスト]]で[[バトルゾーン]]に出せるというのが大きい。

登場当初はただ使いづらいカードであったが、時を経てこのカードも随分と救われた感がある。

…と、「そんなカードもあったね」と言われ月日がすぎること約15年、[[《零龍》]]の登場によっていきなりデュエマ界の大舞台に姿を表すこととなる。
「1マナで手札を全て確実に捨てられる」という効果によって[[《零龍》]]覚醒に必要な[[《手札の儀》]]、さらにそこから墓地で効果を発動するクリーチャーと組み合わせることで[[《零龍》]]を2〜3ターンで登場させる[[【零龍ギャスカ】]]が開発されると一躍メタデッキの主要カードに躍進。
一時期は4000円を超える値段で販売されるほどに価値が暴騰した。

-[[《ベイビー・バース》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]などの[[S・トリガー]]で相手ターンに出せれば、手札の[[マッドネス]]を全てバトルゾーンに出すことができる。

-1コストのクリーチャーの中では長らく最高のパワーであったが、[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]で登場した1コスト5000の[[《森の格闘家ガンバレット》]]に抜かれてしまった。
--さらにその後[[DMR-01>DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]ではパワー15000の[[《緑神龍ドラピ》]]が、[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]ではパワー24000の[[《界王類七動目 ジュランネル》]]が登場したことにより最高値が更新された。

-漫画における映画3作目の後日談では、[[《時空の封殺ディアス Z》]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。能力で[[《凶奪の伯爵プロベンツ》]]の[[ノー・チョイス]]の条件を満たし、《時空の封殺ディアス Z》の覚醒に繋げた。

**関連カード [#x1a8ef8a]
-[[《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b29f5c00]
-[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]
'''大好きなゴミの中だけど、何故か腐らずにはいられない。'''

**収録セット [#ibd1fb03]
-illus.[[Yocky]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]

**参考 [#me55ce15]
-[[デビルマスク]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[デメリット]]
-[[【零龍ギャスカ】]]