#author("2018-07-29T14:52:05+09:00","","") *《メガ・マナロック・ドラゴン》 [#b261866c] |メガ・マナロック・ドラゴン SR 火文明 (6)| |クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン 7000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のマナゾーンから光、水、闇、火、自然のカードをそれぞれ1枚ずつ選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。| |&bold(){※殿堂入り}| [[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]で登場した[[メガ・コマンド・ドラゴン]]。 [[cip]]および[[アタックトリガー]]で相手の[[マナゾーン]]にある[[カード]]を[[文明]]1つにつき1枚選んで[[フリーズ]]させる、名前通り[[マナ]]を[[ロック]]するかのような擬似[[ランデス]][[能力]]を持っている。 相手の[[デッキカラー]]が多ければ多いほど有効な停滞能力を持ち、[[マナ]]を縛ることでかなりの妨害が可能。自身の[[パワー]]も高く、[[召喚]]した[[ターン]]だけでなく[[攻撃]]し続ける限り[[効果]]を発揮することから、一度出れば[[《超竜バジュラ》]]もかくやといわんばかりの[[制圧]]力を見せる。 当然ながら、[[5色コントロール]]や[[マナゾーン]]を5[[色]]化する能力を持つ[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]を扱う[[デッキ]]などに対しては絶大な威力を発揮する。 [[多色]]デッキであれば後半に出してもロック効果を見込めるが、[[単色]]デッキ相手では[[《フェアリー・ギフト》]]などを介して早期[[召喚]]でもしない限りはあまり効果がない。 また、場に干渉する能力は一切ない為、序盤から[[ビートダウン]]を仕掛けてくるデッキ相手には盤面を[[リセット]]した後でもない限り役に立ちようがない。このクリーチャーでマナロックしたまま殴り勝つことも多い一方で、マナロックしている間に逆にトドメを刺されたということも多々ある。単色押しかつビートダウン推しである[[革命編]]だからこそ生み出すことができたカードだと言える。上記にもあるように場に干渉できないのが弱点である。 総じて、[[環境]]に依存するカードと言えるだろう。 出すだけで一気に機能不全に出来る[[デッキ]]がある一方で、刺さらない相手も多いので、[[環境]]を見て的確に使っていきたい。 -当然だが[[無色]]のカードはフリーズ出来ない。したがって、[[ジョーカーズ]]デッキに対してはただの[[W・ブレイカー]]になることもある。 --ただし、ジョーカーズはパワーの高めな低コストクリーチャーや防御用カードが少なめなので、[[《スクランブル・チェンジ》]]から殴りかかることで押しのけられなくもない。少々原始的な戦法だが、それだけのパワーも十分ある。 -有効に機能しうると想定された[[コントロール]]デッキ相手でも、実際の[[革命編環境]]では期待されたほどの大きな活躍はしていない。原因の多くは、同時期は単色推しであった上に、台頭してきた[[侵略]]型[[速攻]]で早期に登場する大型[[進化クリーチャー]]にある。これに対処するために[[コントロール]]は、カウンターとして確実に攻撃不能にしたり、[[除去]]したりするための手段を多く搭載する必要性に迫られた。その対[[侵略]]メタがそのまま《メガ・マナロック・ドラゴン》のメタとして機能してしまい、所詮は遅い[[ビートダウン]]に過ぎないこのカードは、結果的に活躍の機会を奪われていた。 --[[革命ファイナル編環境]]では一転し多色推しになったこと、このカードをコストを軽減した上で[[スピードアタッカー]]を付与できる[[《スクランブル・チェンジ》]]が登場したこと、[[火]]の[[革命チェンジ]]に対応していることで使い回せるといったこともあり猛威を振るっている。結果として[[殿堂入り]]が決定。その後[[《スクランブル・チェンジ》]]も[[殿堂入り]]した。 ---身も蓋もない言い方だが、[[革命編環境]]・[[革命ファイナル環境]]のいずれにおいても、このカードを使用できるデッキ([[モルト NEXT]]など)とこのカードに対して有利なデッキ(速攻やループ)が上位を占めており、環境に通用するデッキの選択肢を大きく狭めたことは否めない。 -[[ランデス]]デッキと対峙する際のお決まりではあるが、一度[[ロック]]が成立すると、[[メインステップ]]にする行動がほとんどなくなり、[[ブレイク]]された[[シールド]]も相まって[[手札]]を溜め込みやすくなる。加えて、[[マナゾーン]]の枚数そのものは減らない。以上の点を踏まえると、[[手札]]と[[マナゾーン]]を総入れ替えできる[[《魔天降臨》]]は、[[シールド]]に埋まっていると《メガ・マナロック・ドラゴン》[[メタ]]として最高の解答となり得る。しかし、それと同時期に[[《魔天降臨》]]の[[殿堂入り]]が決定してしまった。 -[[マナゾーン]]の枚数そのものを減らすわけではないので[[ニンジャ・ストライク]]の発動を許してしまう。[[《光牙王機ゼロカゲ》]]とは[[相打ち]]を取られてしまうため、横に[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]などを立たせておくとなお良いかもしれない。 -[[火]]文明に多い[[スピードアタッカー]]付与との相性はよく、[[5色コントロール]]や、[[イメンループ]]・[[ラララオプティマス]]などの[[染色>文明追加]]系[[コンボデッキ]]相手にスピードアタッカーを付与して[[バトルゾーン]]に出たターンに攻撃すれば最大で10マナを無力化できる。[[5色コントロール]]には[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]という対抗手段があるものの、[[染色>文明追加]]系にはそういった手段は[[5色コントロール]]と比較して少ない。[[染色>文明追加]]するのであればタイミングを見図る必要がある。 -上述のように[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]が搭載できる[[5色コントロール]]は、1ターン自分の行動が大幅に制限されるとはいえ、比較的確実な対抗手段を用意できるため、なんとか対峙するだけの戦闘力は保持できる。しかし、3色([[シューゲイザーコントロール>シューゲイザーワンショット]]、[[トリガービート]]、[[連ドラ]]、[[墓地ソース]]、[[ドロマー超次元]]、[[転生サイクリカ]]、[[湧水シャチホコ]]など多数)、4色([[ボルメテウスコントロール]]など)となると対抗手段がほぼ[[S・トリガー]]と[[S・バック]]、[[ニンジャ・ストライク]]のみに限られてしまう。&br;[[ニンジャ・ストライク]]の場合は単体で場から離す手段は[[《光牙王機ゼロカゲ》]]と[[《斬隠オロチ》]]以外に存在しないため、序盤から積極的に[[ブースト]]できるものでなければ、[[メインステップ]]でできる行動はほぼ無くなると考えた方がいい。&br;また、[[S・トリガー]]にしても、[[《アクア・サーファー》]]のような[[バウンス]]の場合は次の[[ターン]]に再度[[cip]]でロックされてしまうだけなので有効とは言い難い。 -[[フリーズ]]と同じく制限できるのは各相手ターンにおいて1回目の[[アンタップ]]処理のみ。[[《ボルバルザーク・エクス》]]などで[[アンタップ]]することは可能だが使うためのマナが縛られている点には注意。 -[[革命ファイナル]]以降は[[5色コントロール]]を相手にしても、[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の[[スーパーS・バック]]から[[《百族の長 プチョヘンザ》]]への[[革命チェンジ]]で盤面を一掃されてしまうようになった。&br;一応、防ぐ手段は無くはないが[[5色コントロール]]相手にそれらをプレイしている時間はあまりないので、今となっては逆にそれらのデッキに対して細心の注意を払って取り扱う必要がある状態になっている。 -[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]同様、[[トッキュー8]]では脅威となりえるカードである。必然的に5色デッキになりうるので、確実に5枚をロックすることが可能となる。とはいえど大型弾の[[スーパーレア]]であり、当たることも少ない。もしこのカードを持つ相手と対峙してしまった場合は、出される前に最低でも相打ちが取れるクリーチャーをバトルゾーンに置いておきたい。[[《雪精 ゴレム》]]や[[《崩壊の悪魔龍 クラクランブ》]]が有効。それが叶わなければS・トリガーに期待する他ないだろう。 -[[フレーバーテキスト]]の欲張り野郎とは、[[能力]]から察するに多くの文明を使う[[プレイヤー]]のことを指しているのだろう。だが、[[プレイヤー]]からは皮肉として多くのマナをロックしてくるこのクリーチャーのことを欲張り野郎と呼ばれることもある。 --[[殿堂入り]]という手痛いお仕置きを食らってしまった事を考えると、中々皮肉で自虐的なフレーバーテキストになってしまった。 -漫画VSRでは[[ホカベン]]が使用。火単の[[切札 勝太]]相手では効果は薄かったものの[[《燃える革命 ドギラゴン》]]の[[進化]]を1ターン遅らせた。アニメではマナゾーンに置かれていたのみ。 **[[フレーバーテキスト]] [#gcf77dd4] -[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]&br;'''欲張り野郎にはお仕置きが必要だな。 ---メガ・マナロック・ドラゴン''' **収録セット [#t756251c] -illus.[[Clazroom]] --[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]] **参考 [#j81400e8] -[[メガ・コマンド・ドラゴン]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[アタックトリガー]] -[[マナゾーン]] -[[光]] -[[水]] -[[闇]] -[[火]] -[[自然]] -[[カード]] -[[タップ]] -[[ターン]] -[[アンタップ]] -[[ロック]] -[[ランデス]] -[[デュエマゴールデンリスト]]