#author("2018-08-12T00:12:49+09:00","","")
*《メガ・マグマ・ドラゴン》 [#c1c79278]

|メガ・マグマ・ドラゴン SR 火文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 8000|
|このクリーチャーの召喚コストを、バトルゾーンにある相手のクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、パワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。|

[[DMR-18>DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」]]で登場した[[メガ・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]。
相手の[[クリーチャー]]の数だけ[[召喚コスト]]が下がり、[[cip]]で5000以下を一掃する。

序盤に数で攻めてくる[[【速攻】]]、[[【イメンループ】]]、[[バニラビート]]などによく刺さる[[カード]]である。
自身が[[ドラゴン]]である為サポートも豊富であり、[[連ドラ]]や[[【モルト NEXT】]]の弱点であった[[【速攻】]]に弱いという点を補うことができる。
[[コスト]]8なので[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]の圏内でもある点も優秀。

5000以下の[[全体除去]]は自分にも及ぶので、自分も小型を並べる[[デッキ]]であれば自滅する可能性があるので注意したい。
逆に自分にも被害が及ぶことを活かして[[pig]]持ちと組ませるのもありだろう。[[《爆竜兵ドラグストライク》]]や[[ドロン・ゴー]]持ちと組みあわせると面白い。

比較対象は[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]や[[《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》]]か。
前者は通常[[クリーチャー]]の一掃は3000以下である代わりに素の[[コスト]]が6と軽く、[[ボルシャック]]サポートを受けられる点がある。
後者は[[闇]][[文明]]である点、[[コスト]]6である点、自分には及ばない点、うまく[[クリーチャー]]を[[破壊]]し続けられると5000以上の[[クリーチャー]]も[[破壊]]できる点がある。

[[革命編環境]]でも十分役に立ったが、[[【赤単レッドゾーン】]]では[[パワー]]ラインの関係上腐ることが多かったためこのカードを低く評価するプレーヤーも中にはいた。ウィニーに対しては[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の全体除去でも対抗できたため、ある意味では《ドキンダムX》と役割が被ることがあったと言える。

[[革命ファイナル環境]]では[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の革命チェンジ元になりつつ全体除去を放つカードとしてその地位を向上させた。コスト8なので《時の法皇 ミラダンテXII》によって《伝説の禁断 ドキンダムX》の禁断解放を未然に防ぐことができるようになった[[サザン・ルネッサンス]]の返しとしても実績を残している。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]でも[[ジョーカーズ]]や[[ビートジョッキー]]に対して刺さるため依然として[[デッキビルディング]]において重宝されている。何より[[《洗脳センノー》]]や[[《異端流し オニカマス》]]に対する対抗手段として有効。[[《制御の翼 オリオティス》]]に対しては自身が打点として残りにくいが、それでも有効な場合が多い。

しかし[[双極篇環境]]になると[[【モルト NEXT】]]が[[殿堂レギュレーション]]改訂の影響で環境外に転落し、[[【ジョーカーズ】]]も[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の[[殿堂入り]]や[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]の登場によってこのカードの起点になる状況を避けられるようになったため、使用率に陰りが見えるように。役割対象が重複する上により手軽に[[バトルゾーン]]に出せる[[マッハファイター]]群や[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]の登場も失速の要因としては大きい。

-相手の[[クリーチャー]]が3体以上ある場面で出せば実質的な[[《ミリオン・スピア》]]の上位互換。

-そのカードパワーの高さから、[[ブロック構築]]ではこれを使いたいがために無理やり[[火]]をタッチするケースもあった。デュエルマ☆スターカップ関東大会Cブロック優勝の[[白黒赤]][[ヘブンズ・ゲート]]などはその好例であろう。

-[[レッドゾーン>【赤単レッドゾーン】]]などで見られる[[侵略]]持ちの打点とコスト踏み倒しメタ1体ずつという盤面に対しては早出ししづらい。[[【モルト NEXT】]]などでは[[マナブースト]]との相乗効果でこの点を克服できており、いざとなれば[[コスト踏み倒し]][[メタ]]に引っかかりづらい[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]からの[[1ショットキル]]で対処できるのでそれほどこの点がネックにならない。

-[[ウィニー]]を手札に溜め込む合理的な理由を与える[[《“罰怒”ブランド》]]を苦手とする。[[S・トリガー]]で返せれば良いのだが、[[赤青ブランド]]ではそれも難しい。

-この[[カード]]を警戒して序盤に打点形成を控える[[プレイング]]も実際に見られるが、[[【ジョーカーズ】]]などのような豊富な手札を用意できるデッキでは手札を活かしてケアする方が良い。

-[[《異端流し オニカマス》]]が立ち続けているとゲームにならない[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系列のデッキでも無論重宝されたが、[[【5色ドギラゴン剣】]]など[[多色マナ武装]]を軸とするデッキでは[[単色]]故に[[色]]が弱いということで[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]と入れ替えられるケースがある。[[多色]]が25枚程度積み込まれるような[[デッキ]]は[[環境]]レベルではそれまでに存在しておらず、ましてやこのようなパワーカードに関してはこの点は盲点であったと感じるプレイヤーも当初は存在した。

-[[非進化]][[メガ・コマンド・ドラゴン]]は[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]に続き2体目。[[イラストレーター]]は同じく[[Clazroom]]氏である。
--[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]][[殿堂]]後は[[ジョーカーズ>【ジョーカーズ】]]環境となり、さらに[[《異端流し オニカマス》]]が猛威を振るったため、対処しうるカードとして価格が高騰した。《マナロック》と価格が逆転し、これもプレイヤー間では何かと揶揄の対象になっている。

-アニメ「VSR」では[[土瓶マスク]]及び[[切札 勝太]]が使用。なお、勝太が使用した時は何故か自身の[[《一撃奪取 トップギア》]]が[[cip]]で[[破壊]]されなかった。

**関連カード [#w2bd906c]
-[[《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》]]
-[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]
-[[《龍装車 マグマジゴク/地獄スクラッパー》]]

**収録セット [#m3c70821]
-illus.[[Clazroom]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」]]

**参考 [#e9d1979f]
-[[メガ・コマンド・ドラゴン]]
-[[革命軍]]
-[[火]]
-[[クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[火力]]
-[[コスト軽減]]
//画像ソースはおはスタ