#author("2018-12-23T18:38:33+09:00","","")
*《ポクチンちん》 [#oe3e0193]

|ポクチンちん SR 無色[ジョーカーズ] (3)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 3000|
|相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは自身の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。|

[[DMEX-02>DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」]]で登場した[[無色]]の[[ジョーカーズ]]。

相手の[[ターン]]中、コストを支払わずに[[バトルゾーン]]に出た相手の[[クリーチャー]]を[[山札の下]]に置かせる[[コスト踏み倒し]][[メタ]][[能力]]と、[[プレイヤー]]1人の[[墓地]]にある[[カード]]すべてを[[山札]]に戻す[[cip]][[能力]]を併せ持つ。

2つとも[[メタ]]の類に入る[[能力]]ではあるが、後述するように環境を大きく揺るがすほどの強さを誇る。

前者の[[コスト踏み倒し]][[メタ]]は、[[新章>新章デュエル・マスターズ]]以降よく見られる[[メタ]]の中でも、回収が難しい山札の下に送る上に、[[G・ゼロ]]などの[[召喚]]にも対応するため、かなり強力な部類に入る。

後者の[[墓地]]リセットは、相手の[[墓地肥やし]]の妨害はもちろんのこと、自分の山札切れの防止や墓地に落ちた自分のキーカードを山札経由での再利用を行うことができるため、とても便利。ただし、能力は強制なため、必ずどちらかのプレイヤーを選んで能力を行使しなければならない。選んだプレイヤーの墓地にカードがなければ、シャッフルのみを行う。

ただでさえ、[[コスト踏み倒し]][[メタ]]も、[[墓地]]リセットも、今の環境では刺さるデッキが多いため、当然その両方の能力を兼ねているこのカードは大きな注目を集めることになる。[[【ジョーカーズ】]]はもちろんのこと、その強力な[[メタ]][[能力]]を買われ、デッキスピード的にループ系統がキツイ[[【チェンジザダンテ】]]にもメタカードとして使用されている。その他、このカードが[[無色]]であることもあって、ほとんどのコントロール系統のデッキに入るほどの汎用性の高さも持ち、従来の軽量級の[[メタ]][[カード]]とは一線を画すほどの異常なまでの人気を誇る。

環境の大半のデッキに刺さるため、このカードによって手札で腐ってしまうカードも多い。ここまでくると[[メタ]]というよりは[[ロック]]に近く、環境を否定するかのようなカードとなっている。

このカードが一番刺さるのは、肥やした[[墓地]]をリソースとして[[コスト踏み倒し]]を行う「[[無月の門]]」や[[リアニメイト]]能力を持ったカード、ないしそれらを扱うデッキだろう。[[コスト踏み倒し]][[メタ]]と[[墓地]][[リセット]]の両方が、「[[無月の門]]」や[[リアニメイト]]能力によく刺さるため、[[【デ・スザーク】]]や[[【ジャバランガループ】]]は打撃を受け、目に見えて数を減らした。他にも、[[リアニメイト]]を行うデッキが大きく数を減らしており、[[リアニメイト]]を主軸としたデッキを組むものはめっきり減った。[[リアニメイト]]は闇が入るデッキではよく見られるメジャーな戦術の一つであったため、このカードは環境にも大きな影響を与えたといってもいい。

ただし、''COLOR(blue){自分のターン中は能力が発動しない}''ため、[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]をトリガーされたり[[侵略ZERO]]、[[革命0トリガー]]を発動されると[[コスト踏み倒し]]を許してしまうので注意。

-モチーフは木魚、鈴。頭には線香を載せている。
--[[カード名]]の由来は木魚を叩く音(ポクポク)と鈴の擬音「ちーん」であると思われる。決して[[かの>《御狐目 コンチ》]][[卑猥な>《拘束の影メリコミ・タマタマ》]][[モノ>《双子の玉 マーキン》]]ではない。チーン
//--そのため、読み方としては「ポクチン、ちん」が望ましく、「ポク、チンちん」では決してない。

-このカードの登場により、[[《洗脳センノー》]]の立場が危うくなった。[[【デ・スザーク】]]は[[【ジョーカーズ】]]が苦手とする相手であるため、なおさらである。

-松本しげのぶデザインのクリーチャーでありカードイラストを担当した[[ikeda_cpt]]は原案を見て、どのようにイラストに落とし込めば良いか分からず衝撃を受けたと語っている。

-[[新章>新章デュエル・マスターズ]]以降の[[ウィニー]]に相応しく、強力な[[能力]]を持ちながら、バニラと同じようなパワーを持っている。

-[[墓地肥やし]]の[[メタ]][[能力]]は同じ念仏モチーフである[[《お清めトラップ》]]からきているのだろうか。

-テキスト1行目の「バトルゾー(ン)」が偶然にもイラストと重なってしまい「バトルヅー(ン)」に見える。

-[[フレーバーテキスト]]の「ルール違反は正座の刑!」という台詞は、このクリーチャーと同じく、[[コスト踏み倒し]][[メタ]]で移動先も同じく[[山札の下]]である[[《制御の翼 オリオティス》]]の決め台詞「不正は許さない!」を彷彿とさせる。

-アニメでは「デュエル・マスターズ!」14話で登場。&br;ジョーカーズ殺人事件の被害者にお経をあげていたほか、死人をお化けとして蘇らせる能力を持つ。モチーフがモチーフだけに、常に読経のような抑揚を抑えた話し方をしていた。デュエマでは[[黒い人]]戦で使用。[[cip]]で[[黒い人]]の墓地利用戦略を封じた。
--[[ジョー>切札 ジョー]]はこのクリーチャーを作った事を覚えておらず、[[黒い人]]同様に[[デッキー]]が寝ぼけて創造したものと思われる。
--担当声優は[[ハニーQ]]と同じ國立幸氏。 なお、EDクレジットでの表記は「ポク''チンチン''」となっていた。捕まるぞ  チーン

-「デュエルマスターズ!」16話にも登場。[[カブト鬼]]戦で[[cip]]を自分の[[墓地]]に対して使用し、[[破壊]]された[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]の再利用を狙った。

**関連カード [#x07ff6bc]
-[[《洗脳センノー》]]
-[[《制御の翼 オリオティス》]]
-[[《絶対の畏れ 防鎧》]]
-[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]

-[[《埋め立てロボ・コンクリオン》]]
-[[《埋没のカルマ オリーブオイル》]]
-[[《お清めトラップ》]]

-[[《卵胞虫ゼリー・ワーム》]]
-[[《拘束の影メリコミ・タマタマ》]]
-[[《玉男》]]
-[[《双子の玉 マーキン》]]
-[[《御狐目 コンチ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n8c8d4c9]
-[[DMEX-02>DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」]]&br;'''ルール違反は正座の刑! [[墓地]]の[[カード]]を成仏させる念仏を、じっくり聞かせてやるチ〜ン。 ― ポクチンちん'''

**収録セット [#h1f04cc0]
-illus.[[ikeda_cpt]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」]]

**参考 [#g488e569]
-[[ジョーカーズ]]
-[[ターン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[クリーチャー]]
-[[山札の下]]
-[[山札送り]]
-[[cip]]
-[[プレイヤー]]
-[[墓地]]
-[[山札]]
-[[シャッフル]]
-[[リセット]]
-[[メタ]]